前回で実質的な最終話を終わらせて、余った一話でほぼ全編総集編をやるというある意味前代未聞な最終回。この「みっくす!」自体が急ごしらえ感があったので仕方ないというか、これもまたミュークルらしいというべきか。とはいえアニメといちなる回をきちんとリンクさせた事だけでもこの最終話をやった意味があったと思う。
というわけで今回の総括はクールごとに分けてのものにしていこうと思う。
試行錯誤の第1クール
この第1クールにおいてはいろいろな新要素を投入していても「ミュークルドリーミーみっくす!」という(アニメではなく)番組をどうしていきたいのか見えないまま進んでいた感が強かった。
だからどうしてもこの第1クールのエピソードは低調感が否めず、2期特有の「終わったアニメを無理やり続けた」という感覚を持たざるを得なかった。
元より「二組の幼なじみの物語」として完成された感のある前シリーズを引き継いだものであるだけになおさらだ。
起動の第2クール
それが変わったのは14話ラストであっきーの「きゅーーーーん」が来たことだろう。これでアッキー→ゆめちゃんという流れができて、ようやく「みっくす!」としての物語が起動できた。ここから過去の遺産も有効に活かせるような余裕も生まれてきた。「ミュークルドリーミー」はやはりラブコメ要素あってこそなのだなぁと再確認した。
そしてこの頃になるといちなる(実写)回もフォーマットが固まってきて、楽しみ方も見えてきた。
進行と発展の第3クール
第3クールはアクムーちゃんの過去とアクムーランド建設の本格化から始まり、みんなの夢、サンシャルル結成、まいらちゃん、そして朝陽君と杉山先輩の誕生日、ハロウィンやクリスマスといったイベント盛りだくさんだった。
アクムーちゃんが物語の動力として積極的に動き出し、第2クールから引き続きのラブコメ要素がこのイベント盛りだくさんの第3クールをさらに盛り上げていった。
収束の最終クール
最終クールはちあちゃんのドリームパートナー探しを軸にほぼ約束されたアッキーの失恋、アクムーちゃんの孤独とそれに寄り添い続けたゆに達といったところで物語を収束させていった。
かなりドタバタした収束ではあったけれど、ともかく怖くしないようにハッピーエンドにもっていくんだという意思は感じられた。
まとめ
久しぶりの昼間のサンリオアニメという事でかなり期待していた作品ではあったが、ここまで入れ込める作品になるとは思っていなかった。
ただ2年間コロナ禍に振り回された感があり、「みっくす!」への移行における試行錯誤もシリーズ全体に少なからぬ影響を与えたのではなかろうか。
次からは物語を少し深掘りしていこうと思う。「エピソード紹介」とは異なり、取り上げるのは単独のエピソードとは限らない。
というわけで今回の総括はクールごとに分けてのものにしていこうと思う。
試行錯誤の第1クール
この第1クールにおいてはいろいろな新要素を投入していても「ミュークルドリーミーみっくす!」という(アニメではなく)番組をどうしていきたいのか見えないまま進んでいた感が強かった。
だからどうしてもこの第1クールのエピソードは低調感が否めず、2期特有の「終わったアニメを無理やり続けた」という感覚を持たざるを得なかった。
元より「二組の幼なじみの物語」として完成された感のある前シリーズを引き継いだものであるだけになおさらだ。
起動の第2クール
それが変わったのは14話ラストであっきーの「きゅーーーーん」が来たことだろう。これでアッキー→ゆめちゃんという流れができて、ようやく「みっくす!」としての物語が起動できた。ここから過去の遺産も有効に活かせるような余裕も生まれてきた。「ミュークルドリーミー」はやはりラブコメ要素あってこそなのだなぁと再確認した。
そしてこの頃になるといちなる(実写)回もフォーマットが固まってきて、楽しみ方も見えてきた。
進行と発展の第3クール
第3クールはアクムーちゃんの過去とアクムーランド建設の本格化から始まり、みんなの夢、サンシャルル結成、まいらちゃん、そして朝陽君と杉山先輩の誕生日、ハロウィンやクリスマスといったイベント盛りだくさんだった。
アクムーちゃんが物語の動力として積極的に動き出し、第2クールから引き続きのラブコメ要素がこのイベント盛りだくさんの第3クールをさらに盛り上げていった。
収束の最終クール
最終クールはちあちゃんのドリームパートナー探しを軸にほぼ約束されたアッキーの失恋、アクムーちゃんの孤独とそれに寄り添い続けたゆに達といったところで物語を収束させていった。
かなりドタバタした収束ではあったけれど、ともかく怖くしないようにハッピーエンドにもっていくんだという意思は感じられた。
まとめ
久しぶりの昼間のサンリオアニメという事でかなり期待していた作品ではあったが、ここまで入れ込める作品になるとは思っていなかった。
ただ2年間コロナ禍に振り回された感があり、「みっくす!」への移行における試行錯誤もシリーズ全体に少なからぬ影響を与えたのではなかろうか。
次からは物語を少し深掘りしていこうと思う。「エピソード紹介」とは異なり、取り上げるのは単独のエピソードとは限らない。
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