アクエリオンとは全く逆に、なすべきことをすべて終わらせ後日譚に時間をかけ静かに幕を閉じる。そんな良い終わりでした。やはり今年一番の作品と断言できます。でも、「名作」と呼ぶにはあと1、2歩足りなかったのも確かで・・・。
以下、全体の総括
陰陽大戦記は玩具販促型バトルアニメとしては手堅い始まりを見せた。そこから本作は全方位向けアニメとしての進化の道を歩む事となる。
筆者は新番組批評当初から「萌え」パワーなる言葉を使っている。そこからも萌えアニメ方向への進化は予測できる。「ショタ向け」とか「腐女子向け」という路線はそれほど考えなくてもいい。なぜなら少年向けアニメというのは多かれ少なかれ、そういったファンを喜ばせる要素が含まれるからだ。
ただ、細かく見ていくと粗は目立つ。キャラクターが1年というスパンを考えてもそれほど多くないにもかかわらず生かしきれていなかったり、バトルアニメとしては重要なバトル部分が後半に行くにしたがって雑になった。その辺はシリーズ構成が2クールで変わったことが影響しているにせよ、それらの粗は本作を名作の座から引きずりおろしてしまったのだろう。
それでも最後をきちっとまとめられたのは賞賛に値するだろう。同時期に終わった同じサンライズ製作の種死があんなグダグダだったのとは対照的に。(一部ではこのスタッフにガンダムを作らせたらどうかという冗談もあったくらいだ)
順当な少年向けアニメとしての骨格を持ちながらオタク層の要求も取り入れるというその後の少年向けアニメの方向性も指し示しているのでは。
以下、全体の総括
陰陽大戦記は玩具販促型バトルアニメとしては手堅い始まりを見せた。そこから本作は全方位向けアニメとしての進化の道を歩む事となる。
筆者は新番組批評当初から「萌え」パワーなる言葉を使っている。そこからも萌えアニメ方向への進化は予測できる。「ショタ向け」とか「腐女子向け」という路線はそれほど考えなくてもいい。なぜなら少年向けアニメというのは多かれ少なかれ、そういったファンを喜ばせる要素が含まれるからだ。
ただ、細かく見ていくと粗は目立つ。キャラクターが1年というスパンを考えてもそれほど多くないにもかかわらず生かしきれていなかったり、バトルアニメとしては重要なバトル部分が後半に行くにしたがって雑になった。その辺はシリーズ構成が2クールで変わったことが影響しているにせよ、それらの粗は本作を名作の座から引きずりおろしてしまったのだろう。
それでも最後をきちっとまとめられたのは賞賛に値するだろう。同時期に終わった同じサンライズ製作の種死があんなグダグダだったのとは対照的に。(一部ではこのスタッフにガンダムを作らせたらどうかという冗談もあったくらいだ)
順当な少年向けアニメとしての骨格を持ちながらオタク層の要求も取り入れるというその後の少年向けアニメの方向性も指し示しているのでは。
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