日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

4月期アニメ新番コメント第3回

2008-04-18 22:16:17 | アニメ
新番コメントの第3回です。

「RD潜脳調査室」
士郎正宗サイバーパンクの皮を被ったパンチラアニメ。脚注が無いと理解できないんじゃないかという世界設定の煩雑さ(説明不足といっていいかも)や「電脳化」とか「義体」とかのワードは間違いなく「攻殻機動隊」の士郎正宗なんだけど、その割りに女性キャラクターのデザインがなんか別もんな上に、動くたびにスカートの中身が見え隠れするのはいったい何を狙っているというのか。(もともと士郎正宗の女性キャラには定評が有るけど、それとも全く別物だよなぁ、これ)

とはいえ「皮」の部分に結構実が付いていそうなのは良い傾向かな。
「攻殻機動隊」と書いて思ったんだけど公安9課の面々は無理にしても、タチコマなんかはゲストで出せるんじゃないのか?あと「攻殻機動隊」実写映画化権をスピルバーグのドリームワークスが取得したそうで。(当該ニュースへのリンク)

「ゴルゴ13」
原作既読と胸を張って言えるほど読んでいるわけではありませんが、一応は既読という事で。いろんな意味で今期の最右翼。第1回目のエピソード「AT PIN-HOLE!」は読了。

舘ひろしのゴルゴはまだこなれていない感じ。(演じている側も視聴者たるこちら側も)

このエピソードの関して言えば、なにぶん古い原作(1971年)だから現代風のアレンジはしょうがないにしても、付け加えた部分が蛇足としか思えないくせに、こちらが見たいと期待していたシチュエーションがごっそりカットされていたおかげで初期の良エピソードという声も名高い「AT PIN-HOLE!」が並のエピソードになってしまっている。

この「AT PIN-HIOLE!」は原作のままやると、舘ひろしにかなりの負担がかかる。(初期作品なのでゴルゴの台詞は結構多いし、台詞の掛け合いが魅力のエピソードだから)

それを考えると、近年のもう少し「典型的」なエピソードを第1話に持ってきたほうが良かったんじゃないかなぁ。

あとアニメ表現規制には結構踏み込んでいたけど、国際情勢という部分にどこまで踏み込めるのか?












あとやるのは1つか2つくらいかな。

コメントを投稿