うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 映画「上海」を観てきました

2011-09-09 16:41:50 | 映画
                いささか後味悪し

 今次大戦の前夜の上海が舞台です。各国の諜報機関の暗躍が描かれ、確かにサスペンス横溢といったところですが、もちろん日本の軍人も登場します。それはいいのですが、その悪逆非道ぶりには大いに辟易しました。前大戦を素材に多くの映画が作られていますが、専ら悪役はドイツ軍人、ゲシュタポ・親衛隊、そして日本を対象にした映画では憲兵隊です。今回の映画一般兵士の非道ぶりも半端ではありません。困ったものです。不愉快でした。
 そればかりか一般兵士の役者が、何処の国の役者をどこで募集したかは分かりませんが、よくもここまで悪相の役者を集めたものよと、半ば感心させられました。製作者の意図がそこにあるのなら、致し方ありませんが、それでも節度ある描き方が欲しかったわけです。
 というのが鑑賞直後の感想でありました。まあそんな状態のまま、時間遅れの昼食で飲み過ぎてしまいました。