うたのすけの日常 幹事長職

　　　　　　　　　　　　　　　　野田内閣いよいよ船出ですか

　党役員と閣僚もいよいよ決まります。野田さん党内融和に重点を置いた組閣に骨を折ったということでしょうか。幹事長には早々と輿石さんを起用しています。彼は小沢元代表に近い人と言われています。小沢色払拭というわけにはいかないようでして、小生としはいささかがっかりといったところです。
　幹事長とはよく昔から聞かされていたことですが、党の金庫番で金の出し入れ自由、人事にも関わり一言で言えば絶大なる権力を握った存在のようであります。
　党員資格停止もほどなく解除されるのでしょう。そして代表選でいささかダメージを受けた小沢グループも息を吹き返し、小沢金力にますます縋る人が増えるのではないですか。何しろお金の自由になる幹事職に気脈を通じたお人が座っているのですから、それはもう復権は目に見えるようです。
　
　小生、内閣人事はいじらぬことを願っていたのですが、論功行賞のこともあるし、すべてが野田さんの思うままには参らぬといったところでしょう。
　まあ細野さんの原発相や、平野さんの復興・防災相の再任が決まっただけでも良しとしますか。志半ばで去らねばならぬ人は残念なことと思います。
　これも浮世の義理、政治の世界はそれ以上にしらがみにまみれた世界、致し方ないのでは。政治家はそう達観しなければやっていけませんね。
　そんな世界に国民は、ずっと昔から地団太踏んでいるのですから。そこんところをよーく知っておいてください。