うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 古紙回収のこと

2008-01-13 05:52:14 | 一言

古紙持ち去りに罰則適法判決<o:p></o:p>

 

朝刊の古紙持ち去り」姿消すかの見出しの文字に目がいきました。<o:p></o:p>

あたしの住む街では第一第三月曜日が資源ごみを集積場所に出す日になっています。その日空き缶空き瓶、ダンボールや新聞紙を十字に縛って自転車の荷台に乗せ運びますが、道路に出て直ぐというわけにはいきません。ちょっと距離がありますがそんな時、たまにですが軽トラが静かに近づいてきます。「お早うさん、引き取らしてもらいますよ」にこやかな表情でおじさんが手早く前後の荷台から資源ゴミをトラックの荷台に移してさっと去っていきます。こちらは半分の距離を押すだけで助かります。<o:p></o:p>

前置きはこのくらいにして記事の内容を要約してみます。東京<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="13:東京都世田谷区;" Address="世田谷区">世田谷区</st1:MSNCTYST>の古紙持ち去り事件で東京高裁が、リサイクル条例で持ち去り行為を罰することを適法と判断したということです。このことによっていろいろ議論が噴出しているといった内容です。<o:p></o:p>

あたしも持ち去りについてはゴミを出しているときなど、古紙業者が集積所から回収していくのを何度も目撃していますし、複数の業者のトラックが行き来しているのも知っています。しかし最近は当市でも集積所の資源ゴミは市の財産であるとし罰則を設け取締りを強化、市民にも協力を呼びかけております。結果古紙業者の軽トラは姿をあまり見かけなくなりました。この高裁の判断によって各自治体は表立って、取り締まりに強権を発動するのでしょうか、事態はそう簡単ではないようです。足並みが揃わないということです。単純に考えて弱小な業者がまだ朝の暗いうちからハンドルを握り、集積所から市民が出したゴミを回収するといった行為が、逮捕したり裁判まで起こして罰しなければならないといった重大犯罪かと言いたいのであります。車のナンバーを見ればみな当市の車です。出す人も回収する人も近隣の住民同士です。なにもそんなことにお上が口を出すことではなく、放っておけばいいことと思うのです。いかがなものでしょうか。<o:p></o:p>

各自治体の対応も色々です。規制強化に拍車、回収にかかる高コストで回収撤退とかです。撤退検討の理由については、回収費用10億円、ゴミの販売収益3億7千万円。歴然たる赤字が報告されています。なんだと言いたいです。またある自治体では業者や自治会に回収を委託したら、赤字が1億円減ったという報告もあります。このあたりのことがよく理解出来ません。零細業者を苛めてまで財政の赤字を膨らませる愚はすべきではありません。また一方、それは現在は古紙価額が高騰していて問題が提起されているわけですが、急落した場合業者が一斉に手をひく懸念がある。やはり行政が関与していかねばならぬと。なにを言うのですか、そうなったらそうなったで先見の明を働かして、その都度対応なさいと、それが行政でしょうと言いたいです。<o:p></o:p>

繰り返します。まだ明けやらぬ凍りつく道路を行く、零細企業である古紙回収業者をそう苛めなさんなと。<o:p></o:p>