観測にまつわる問題

政策中心の政治ブログ。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」を考察予定。

女子大に男子?

2023-05-18 05:29:55 | 憲法・法務・司法・立法
トランスジェンダーの受験、模索する女子大 「お茶の水」が門戸開いたが…(yahooニュース 西日本新聞 5/17(水) )

>日本学術会議による17年の提言

・・・要らない提言。民間でやってほしい。民間が嫌なら、人事に政府が関与するのを諦めてほしい。我儘は許されない。学術会議は公金を入れられながら、何の提言をしているのか?日本にとって役に立っているのか?

体の性に基づく区別で男子・女子の区別を。トランスのケアをその前提で行うことには反対しませんが。同性愛者がいることを排除できませんが、男子校・女子高は建前として、性的なことを遠ざけるためにあるはずです。男子校に女子、女子高に男子が入ってきたら秩序が保てません。女子大に男子がいるのはおかしいはずで、トイレの問題もありますし、女子スポーツに男子が混ざるのとかおかしいんですね。女子大に入っても活動に制限は出てくるはずで、それなら最初から区別した方がいい。生まれつきの性別は基本的には「変えられません」。出来ないことは出来ないのであって、人生割り切りも必要。それを教えるのも教育。性転換の希望は別問題ですが、それをせずに(男性なのに)(自己申告で)女性として活動させるのは大問題としか思えません。

こういうことを議論するのも差別なのか?LGBT法を議論するのもいいですが、法律は国民に適用されるもので、必ずしも公の専有物でないことも分かって欲しい(厚労省の解釈が全てではなく、学者の考え、裁判所の考えを統制できないことも踏まえて立法してほしい)と思います。また、議論が成熟しているのか(反対の言い訳ではなく)まさに疑問です。サミット前に拘るのはどうでしょうか。

米大使がLGBT法案を推進していることに関して内政干渉という指摘がありますが、その意味で道徳的な問題があるとは言えると思います(LGBT理解促進という道徳を推進していると主張することも出来ます)。しかし、それより重要なのは、別に法案を審議する議員は米大使の意見の通りにしない権利もあるということではないでしょうか?(総理総裁が米大使と何を話しているかは知りませんが)米大使もLGBTに関して喋る自由はあることも念頭にあっていいでしょう。まぁアメリカは日本の重要な同盟国であって、その発言に重みはあるからして、注意して欲しいとは思いますが、米民主党政権が「人権」を言うのは通例であって、それに目くじらを立てていて外交安全保障は出来ないとも思います。政治は貸し借りとも言います。潔癖症は政治に向かないような気も(LGBT法案に賛成ではありませんが、私はその推進にヘイトはありません)。

弱い立場を守るのが法律の役割の一つなら、守るべきはトランス男性というより、女性のはずです。

日本は同性愛に理解がある方で(宗教的な規制はなく)、やおい文化が繁栄していたりするんですね。だからと言って、憲法上同性婚は認められないと思いますし、妊娠出産の無い同性愛カップルに扶養控除とか婚姻を認めるのが必要なのか疑問ですが、LGBT法案が出来たら(LGBT法案が合憲として扱われたら)、同性婚を認めない民法が違憲と判断されたりしないですよね?

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4 コメント

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トランス女性(体は男性)は女性扱いへ (管理人)
2023-06-07 02:53:19
ロッカールームでトランスの隣で服を脱ぐことに不安を感じ、拒否した高校のバレーボール選手が停学に。父親は職を失う http://totalnewsjp.com/2023/06/04/lgbt-262/
体の性で区別をしない国際標準にあわせたLGBT法案はこうなる運命のように思えますね。何故分かっている罠に嵌まるのか。
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党議拘束を外して採決すれば? (管理人)
2023-06-07 21:49:15
衆院選前の党首討論で1人だけLGBT法に挙手しなかった岸田首相(2021/10/29の時点)、9日審議入り即日採決の動きに批判殺到(moeasia.net 2023年06月07日)

岸田総裁の指示で自民党が動かないはずはないと思いますが・・・。議員立法は全会一致の暗黙の了解があるみたいですが、議員立法を少なくしていると思いますね。議員個人の考え方を尊重して、党議拘束を外して採決してはどうでしょうか。

後、自民にばかり文句を言っている保守派は何なの?野党も概ね総賛成じゃん。○メ○カの圧力の強いこと強いこと。
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女子トイレを自称女性が使用することは合法との判決 (管理人)
2023-07-11 18:56:02
【判決受け】経産省トイレ利用制限訴訟、官房長官「国の主張が認められなかったと受け止めている」
https://news.livedoor.com/article/detail/24590282/ ライブドアニュース 毎日新聞 2023年7月11日

やっぱり、裁判所は必ずしも国の法解釈に従いませんね。裁判所的には現行法で女子トイレを(見た目がおっさんの)自称女性が利用することを容認するということだと思います。理解増進法が施行されても自称女性の女子トイレ利用の制限は明記されていないため同じ。現行法以上に踏み込んだ制限が必要。ミスジェンダリング(本人が自認するジェンダーと異なる取り扱いをすること)は基本的に差別だと思いますが、女性専用スペースは生物学的に規定されるべきでしょう。力なきものの保護だから危険物(生物学上の男)を混ぜるのは誤りということでは?
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クロスドレッサー? (管理人)
2023-07-22 21:03:29
判決文(最高裁判所ホームページ 令和3(行ヒ)285 裁判例情報 検索条件指定画面)、ざっと流し読みしましたけど、この上告人、トランスジェンダーというより、クロスドレッサーか何かじゃないですかね?異性装の一環として女性ホルモンの投与を受けているみたいな。この上告人のものであろう投稿を見るに男性器を立てたり、男性器に嫌悪感を催したり、男性そのものですから。女子トイレに執着するのも、性転換手術を嫌がるのも男性だからの気がします。精神的に女性のトランスジェンダーの女子トイレの使用に具体的な危険はないのかもしれませんが、クロスドレッサーの女子トイレの使用が一般化すると危険性もありますし、男性が混じることによる嫌悪感があるでしょう。裁判官も被上告人も診断した医者もトランスジェンダーへの理解がないから、トランスジェンダーに有利な判決が出たとしたら、皮肉なものです。ちなみに性器を切除しても男性としての性欲は必ずしも無くならないようです(宦官の事例から)。女性ホルモンを投与しても男性としての性欲は必ずしも無くならないのでは?
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