観測にまつわる問題

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靖国神社に期待したい

2016-10-08 08:58:39 | 日記
西郷隆盛、新選組…「賊軍」も靖国神社に合祀を 亀井静香元金融担当相らが近く宮司に申し入れ(産経ニュース 2016.10.8 00:35)

>亀井静香元金融担当相や石原慎太郎元東京都知事が呼び掛け人となり、西南戦争で倒れた西郷隆盛や戊辰戦争で敗れた幕府、会津藩など「賊軍」とされた戦没者を靖国神社に合祀するよう求める会を立ち上げ、近く徳川康久宮司に申し入れることが7日、分かった。

日本の保守派は必要な行動をしていくところがいいと思う。時に失言をするところはあるが、行動で挽回するところがあるから侮れない。だから許されているのだと思う。

>申し入れ趣意書では西郷や佐賀の乱の江藤新平、会津藩の白虎隊、新選組など「賊軍と称された方々も、近代日本のために志をもって行動した」と評価したうえで「過去の内戦においてお亡くなりになった全ての御霊を合祀願う」としている。

白虎隊や新撰組は民間で人気あるように、判官びいきが日本人の傾向にあると思う。日本人の心性にあう慰霊は神社のためになると思う。江戸幕府だって、開国に動いたのであって、それを薩摩や長州の連中が「攘夷」を言っておきながら、幕府を打倒してからは、豹変して開国をやって目覚ましい実績をあげた(嘘を吐いたことを肯定するわけではないので、悪しからず)。つまり欧米に呑まれないためには、欧化が必要という志は共通していたのであって、それを誰がするかという主導権争いがあったに過ぎない。幕府は同情に値すると思うし、西郷も失敗した反乱に過ぎないだろう。反乱を肯定するわけではないが、慰霊はしてもいいと思う。それが日本の文化であるからだ。

靖国の歴史観も敗者に対する同情という側面はあるのだろう。ただ、政治問題化してケチをつけられる要因となっている。文化は大切だが、現実に悪影響を及ぼしてまで、守るべきかは一考の余地がある。明治維新では結局「日本の文化を捨て」欧化した。先の大戦に日本なりの大義はあったが、結局は負けた。大義に殉じた戦没者を祀ることはいいと思う(既にやっている)が、今、領土を広げるとか、戦争をおっぱじめるとか思われては国益にならない。誤解される要素があることを靖国神社は認め、誤解のないよう改めるべきは改めてほしい。それでも因縁をつけてくるようであれば、因縁をふっかけてくる方が悪い。まずは、靖国神社がシッカリしてほしいと思う。

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