観測にまつわる問題

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沖縄県民は自身を先住民族と思っていない

2016-11-03 14:52:36 | 日記
もうひと言、大阪府警機動隊員の「土人」発言に沖縄県在住者として言いたいこと(日刊SPA!PLUS 2016.10.27 恵隆之介氏の記事)

>翁長知事は2015年、スイス・ジュネーブにおける国連人権理事会で、沖縄県民を先住民に認定させる運動を展開するNGО「市民外交センター」(代表・上村英明恵泉女学園大学教授)のサポートで国連演説を行い、国際社会に「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている」と訴えた。

>実は、これに先立つ2008年、国連人権委員会は日本政府に対し、「アイヌ民族および琉球民族を国内立法下において先住民と公的に認め」るよう勧告しているのだが、これも「市民外交センター」らが働きかけたものだった。

>そのため、沖縄県議会は、この翁長知事の演説を問題視し、「“県民は先住民”との印象を国際社会に与えた」など知事を批判した。

>我々沖縄県民の大多数も、自らを「先住民族」などとは思ってはいない。市民外交センターの活動や翁長知事の国連演説こそ、我々県民の感情を逆なでしている。

恵隆之介氏によると、沖縄県民の大多数は、先住民族と自己認識していないようです。ならば日本人の沖縄県民と認識しているということでしょう。また10月28日の氏の別の記事には、「「琉球最初の王である舜天(しゅんてん)は源為朝(ためとも)の子であり、琉球は清和源氏の後裔によって開かれた」とも述べている。源為朝は源頼朝、義経兄弟の叔父にあたる人物である。結果沖縄では琉球王国時代より旧家の長男の名前に、為朝にあやかって「朝」の文字が頻繁に使用された。屋良朝苗(やらちょうびょう・本土復帰後初の県知事)、大山朝常(おおやまちょうじょう・元コザ市《現・沖縄市》長)など、歴史に名を止めている県出身者のほとんどに朝の文字が使われている。」とあります。アメリカが沖縄を日本に返したのも、沖縄県民が自分を日本人だと認識していたことが大きいのではないでしょうか。

沖縄独立を煽る沖縄2紙は県民を向いていない新聞になるということだと思います。先住民族でないなら、日本からの独立は有り得ませんから。沖縄には、自身を先住民族と規定しない新聞が必要ではないでしょうか。保守速報のコメント欄で知ったのですが、沖縄にはかつて沖縄時報(ウィキペディア)という保守系の新聞があったようです。沖縄2紙に記者クラブ加盟に反対されるなどして2年ほどで潰れたようです。財界の支援も滞ったようです。

翁知事の国連での活動を考えると、ちょっと彼にまともな活動をしてもらうのは、難しいかもしれません。まだ、県民を向いている沖縄県議会議員の方がまともな可能性があります(「土人」発言で機動隊撤退要求はならなかった(youtube)ようです。撤退要求のニュースを流したら、ならなかったこともニュースにしてほしい。メディアにはそれをお願いしたいと思います。)。そんな知事を選んだ県民にも反省してほしいですが、沖縄を牛耳る2誌の論調を考えると、沖縄県民も被害者なのかもしれません。

知事の任期は後2年ありますが、後2年はあまり期待できないとすれば、そろそろ次の布石をうつ時ではないでしょうか。対立軸は、沖縄県民は先住民か否かです。これで沖縄2紙もろとも独立派を吹き飛ばし、真の県民のための県政を創ります。


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