あのー、少し前に中朝国境に中国軍を増派したとか何とかニュースがありましたよね(筆者はミリ速経由で知りましたが、こういうニュースをマスコミで扱わないものでしょうか?(見落としだったらすみません)※3月2日「北朝鮮と中国、すでに戦争準備体制…中国軍が国境地帯に部隊を増派し有事即応体制か!」)。ソースを確認すると、Business Journal「相馬勝の国際情勢インテリジェンス」北朝鮮と中国、すでに戦争準備体制か…北朝鮮は体制崩壊も、「関係破局を準備せよ」なんですが(筆者は不勉強ながら知らない人です)・・・
>香港メディアは中国人民解放軍が中朝国境地帯の部隊を増派し、24時間態勢で監視を続けるなど有事即応体制をとっていると報じている。これについて、中国国防省スポークスマンは「根拠のない報道」と否定しているが、軍当局が軍事的な動きを明らかにすることは稀なだけに、この発表を言葉通りに受け取る向きは少ない。
・・・この後もいろいろ書いてますが、北も中国派を粛清してますし、警戒しているのは間違いないんしょうが、中国軍の増派を緊張のあらわれととるのはどうかとふと思った次第です(3月22日のミリ速「中国の王毅外相、戦争か対話かの「岐路」…米韓大規模軍事演習停止を提案!」に関連して調べている内に気付きました)。
瀋陽軍区(ウィキペディア)ってキンペー氏と仲が悪いんですよね?(よー知らんがネットにそう書いてあった)そうであるならば、先のニュースも瀋陽軍区が勝手に兵を動かして香港メディアに取材させ、キンペー氏(中国国防相)が何事もないなどと言った可能性もありますよね。瀋陽軍区が中央にどれだけ従っているかはおいておいて(昔、米国防総省高官が、中国を訪問中のゲーツ国防長官が胡錦濤国家主席と会談した際、胡主席が中国軍の次世代ステルス戦闘機「殲20」の試験飛行を知らされていなかったとの見方を明らかにしたことがありましたよね)、中国軍が香港メディアに報道させたってことは、これは中国にとって都合のいいニュースなのだろうと思います。いわば、中朝は必ずしも仲が良くありませんよとアピールしたいんですね。きっと。誰に向けてかと言うと、国際社会に向けてです。これは、六カ国協議とかで、外交努力したんだが、北が言うことを聞かないんだという何時ものアピールと重なります。でも結果はどうだったでしょう。ただの時間稼ぎに過ぎなかったことは、もうみんな分かっていると思います。
中国は何から目を逸らさせたいのか?それは中朝友好協力相互援助条約(ウィキペディア)から目を逸らさせたいのではないかと思います。
>第二条 両締約国は,共同ですべての措置を執りいずれの一方の締約国に対するいかなる国の侵略をも防止する。いずれか一方の締約国がいずれかの国又は同盟国家群から武力攻撃を受けて,それによって戦争状態に陥つたときは他方の締約国は,直ちに全力をあげて軍事上その他の援助を与える。(参戦条項)
北を攻撃すると、中国が参戦する、この情報は別に隠されてもいませんが、中朝が仲が悪いというニュースに接するとそうなのかと思ってしまいがちです。騙されてはいけませんよね。瀋陽軍区あたり(キンペーもかもしれませんが)、北と通じて、何時でもフォローするぜと内々に伝え、プロレスしている可能性もあるのではないでしょうか?いや、ちょっと威嚇しているのかもしれませんが、実際問題ですね、威嚇しようが何をしようが、北に援軍を送るなら、そんな威嚇に毛ほどの意味もない訳です。韓国を中国が制裁していますが、それは韓国に対する威圧だと普通に思いますが、狙ってか狙っていないのか、何となくコリアと仲が悪いという情報を流布する効果があることは見逃せません。中国人は朝鮮人に強く出る!みたいなイメージがありません?ちゃんちゃらおかしいわと思います。
問題は条約です。中国が条約を守る気あるかどうかは知りません。ただ、条約があることで、北朝鮮が自らは守られると信じられるかもしれませんし、アメリカも中国とやりたくないと尻ごみしてしまうかもしれません。
アメリカの軍事オプションの検討もいいと思いますが、北が降伏する(核を放棄する/体制保障はしてやってもいい)のがベストです。アメリカからの棍棒(中国は外交と言っていますし、軍増派もポーズに過ぎません)に加えて、中国からの支えを剥ぎ取れば、カリアゲ君も降伏の決断をし易くなるでしょう。中国の強烈な制裁を引き出すのがベストですが、経済制裁に加え、中朝友好協力相互援助条約の破棄を求めるのが良いのかなと思った次第です(中国からの援軍が来ないとなると、アメリカ軍も安心して攻撃できます)。
キンペーさん、仲が悪い瀋陽軍区(上海閥)に強烈な一撃を喰らわすチャンスです。ここで奴らの仕事を奪って、アメリカとガッチリ握手しませんか?(別に北に緩衝国があってもいいですよ)これは殲20で軍に恥をかかされた胡錦濤元国家主席にはできないだろう偉業です。
>香港メディアは中国人民解放軍が中朝国境地帯の部隊を増派し、24時間態勢で監視を続けるなど有事即応体制をとっていると報じている。これについて、中国国防省スポークスマンは「根拠のない報道」と否定しているが、軍当局が軍事的な動きを明らかにすることは稀なだけに、この発表を言葉通りに受け取る向きは少ない。
・・・この後もいろいろ書いてますが、北も中国派を粛清してますし、警戒しているのは間違いないんしょうが、中国軍の増派を緊張のあらわれととるのはどうかとふと思った次第です(3月22日のミリ速「中国の王毅外相、戦争か対話かの「岐路」…米韓大規模軍事演習停止を提案!」に関連して調べている内に気付きました)。
瀋陽軍区(ウィキペディア)ってキンペー氏と仲が悪いんですよね?(よー知らんがネットにそう書いてあった)そうであるならば、先のニュースも瀋陽軍区が勝手に兵を動かして香港メディアに取材させ、キンペー氏(中国国防相)が何事もないなどと言った可能性もありますよね。瀋陽軍区が中央にどれだけ従っているかはおいておいて(昔、米国防総省高官が、中国を訪問中のゲーツ国防長官が胡錦濤国家主席と会談した際、胡主席が中国軍の次世代ステルス戦闘機「殲20」の試験飛行を知らされていなかったとの見方を明らかにしたことがありましたよね)、中国軍が香港メディアに報道させたってことは、これは中国にとって都合のいいニュースなのだろうと思います。いわば、中朝は必ずしも仲が良くありませんよとアピールしたいんですね。きっと。誰に向けてかと言うと、国際社会に向けてです。これは、六カ国協議とかで、外交努力したんだが、北が言うことを聞かないんだという何時ものアピールと重なります。でも結果はどうだったでしょう。ただの時間稼ぎに過ぎなかったことは、もうみんな分かっていると思います。
中国は何から目を逸らさせたいのか?それは中朝友好協力相互援助条約(ウィキペディア)から目を逸らさせたいのではないかと思います。
>第二条 両締約国は,共同ですべての措置を執りいずれの一方の締約国に対するいかなる国の侵略をも防止する。いずれか一方の締約国がいずれかの国又は同盟国家群から武力攻撃を受けて,それによって戦争状態に陥つたときは他方の締約国は,直ちに全力をあげて軍事上その他の援助を与える。(参戦条項)
北を攻撃すると、中国が参戦する、この情報は別に隠されてもいませんが、中朝が仲が悪いというニュースに接するとそうなのかと思ってしまいがちです。騙されてはいけませんよね。瀋陽軍区あたり(キンペーもかもしれませんが)、北と通じて、何時でもフォローするぜと内々に伝え、プロレスしている可能性もあるのではないでしょうか?いや、ちょっと威嚇しているのかもしれませんが、実際問題ですね、威嚇しようが何をしようが、北に援軍を送るなら、そんな威嚇に毛ほどの意味もない訳です。韓国を中国が制裁していますが、それは韓国に対する威圧だと普通に思いますが、狙ってか狙っていないのか、何となくコリアと仲が悪いという情報を流布する効果があることは見逃せません。中国人は朝鮮人に強く出る!みたいなイメージがありません?ちゃんちゃらおかしいわと思います。
問題は条約です。中国が条約を守る気あるかどうかは知りません。ただ、条約があることで、北朝鮮が自らは守られると信じられるかもしれませんし、アメリカも中国とやりたくないと尻ごみしてしまうかもしれません。
アメリカの軍事オプションの検討もいいと思いますが、北が降伏する(核を放棄する/体制保障はしてやってもいい)のがベストです。アメリカからの棍棒(中国は外交と言っていますし、軍増派もポーズに過ぎません)に加えて、中国からの支えを剥ぎ取れば、カリアゲ君も降伏の決断をし易くなるでしょう。中国の強烈な制裁を引き出すのがベストですが、経済制裁に加え、中朝友好協力相互援助条約の破棄を求めるのが良いのかなと思った次第です(中国からの援軍が来ないとなると、アメリカ軍も安心して攻撃できます)。
キンペーさん、仲が悪い瀋陽軍区(上海閥)に強烈な一撃を喰らわすチャンスです。ここで奴らの仕事を奪って、アメリカとガッチリ握手しませんか?(別に北に緩衝国があってもいいですよ)これは殲20で軍に恥をかかされた胡錦濤元国家主席にはできないだろう偉業です。