安保理、北ミサイル非難で緊急会合 米大使「あらゆる選択肢検討」(日経新聞 2017/3/9 3:20)
>国連安全保障理事会は8日、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射を受けて緊急会合を開いた。ミサイル発射の非難で一致し、制裁の履行強化などを話し合った。非公開の会合後に日米韓の国連大使が共同で記者会見し、米国のニッキー・ヘイリー大使は「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と、北朝鮮政策を見直す考えを示した。
トランプ政権が北朝鮮に対して、強硬姿勢を見せています。専門家ではありませんし、これまで書いてきたこととの重複も多く、新たなアイディアもそんなにないんですが、ここで思いつくままに選択肢を検討してみようと思います。
①外交交渉で核を放棄させる→するなら、とっくにやっています。これまで名だたる交渉者が失敗してきたそうです。少なくとも、外交交渉だけで、放棄するなんてことが有り得ないのは明らかでしょう。筆者には、軍事オプションと併用で、滅びるぐらいだったら、放棄するというのが有りえそうにも思いますが、それも北朝鮮を甘くみているかもしれませんし、実際のところ、ハッタリは見破られますから、本当に軍事オプションを実行できる態勢にないといけないので、結局、話し合いで解決は有り得ないということになるでしょう。
②経済制裁で核を放棄させる→中国が本気を出して(ロシアも含めて全ての国で)、強力な制裁をすれば、核を放棄する可能性はあると思います。自暴自棄になって戦争を始める可能性はあるでしょう。ただ、中国はこれまで口だけ制裁で実際には北朝鮮を支えてきたと思います。中国に本気を出させるには、北が潰れても、南主導で統一はしないと約束する必要はあるかもしれません。北朝鮮は親中派を粛清しましたが、中国軍が出兵して監視すれば、親中派政権はできると思います。問題は、南シナ海や尖閣で冒険を繰り返す中国をそこまで信用していいのかということです。北朝鮮よりはマシかもしれませんが、あまり面白くない政権が誕生する可能性はあります。軍事物資と民生品の区別はしきれないかもしれませんが、軍事物資の流入が止まれば、北朝鮮の力は殺がれるでしょう。経済制裁を渋る国があったら、その国を経済制裁する必要はあるかもしれません。
③核武装を認める→近くは天安撃沈事件や延平島砲撃事件、古くは拉致事件、大韓航空機事件などなど、北朝鮮は数々のテロを起こしているのは周知の事実です。そんな国が核武装したら、調子に乗ってしまうのではないですか?日本をターゲットに歴史問題を言って南や中国を味方につけつつ、ミサイルをセットで揺さぶってくる可能性も有り得ます。輸出するものが大してない北朝鮮は、核の輸出を生業にする可能性すらあります。戦争はおきないかもしれませんが、これも最悪の選択肢のひとつです。
④韓国が攻め込む→勝てると思いますが、有りそうにないです。
⑤韓国が暗殺部隊を送り込む→成功しそうにありません。ソウルと違ってピョンヤンまで距離がありすぎます。距離が近くたって、カリアゲ君の場所が分からないでしょうし、分かったところで、逃げられるでしょう。ただ、ビンラディンは殺れました。ビンラディンはパキスタン領内だったからできただけで、さすがに北朝鮮相手には無理なような気がするのですが、トップの首を獲れるなら、やる価値はあると思います。多分ですが(北朝鮮は戦争を非常に恐れているように見えます)、敵討で攻めてくることはないのではないでしょうか?誰かが代わりにボスになるでしょうが、その誰かが、方針を変えてくるかは分かりません。
⑥中国が攻め込む→攻め込まないでしょう。放っておけば、敵の韓国・日本・アメリカを牽制してくれるのに、攻めるメリットがありません。日本同様、ミサイルで首都を人質にとられているとも思います。一人っ子軍隊が地上戦をまともにやれるでしょうか?
⑦ロシアが攻め込む→攻め込まないでしょう。中国同様の理由で(友好関係もあると思います)。首都が人質にとられていないことは利点ですが、如何せん、取った後の展望もないと思います。
⑧日本→現状の体制で攻め込むことはできません。
⑨アメリカが(韓国と共に)攻め込む→地上戦は可能性が低いでしょう。北朝鮮がイラクよりも弱いなら(イラク同様実は滅茶苦茶弱い可能性がないでしょうか?兵器の性能差があるでしょう)、ないとも言い切れないのかもしれませんが、韓国のために統一してやる意味がないと思います。
⑩空爆でミサイルを叩く→良いと思いますが、ミサイルは隠しているでしょう。とにかく軍事関連施設を叩くという選択肢は有り得ると思います。報復はあると思います。首都が人質にとられている韓国が邪魔です。あるいは、中国やロシアが空爆してくれれば、ソウルが人質にとられるという事態は一応は低くなると思います(地上軍よりハードルは低いでしょうが、メッリトが見えないのも確かだと思います)。何故か、韓国に突撃する可能性は否定しませんが(でも、そこまで北朝鮮軍は根性あるんでしょうか?意外と簡単に逃げたり寝返ったりしないかと考えますが、最悪を想定すべきと認めます)。
⑪バンカーバスターで殺る→カリアゲ君を直接殺るのは有力な選択肢だとは思います。
⑫内部崩壊を狙う→無理でしょう。開城工業団地も閉鎖されましたし、親中派も粛清されました。崩壊するする詐欺みたいなものです。何より、時間がありません。事実上、北朝鮮の武装を指をくわえて見ているのと何も変わらないです。
という訳で、カリアゲ君を殺れるなら、それが一番リスクが低そうな選択肢かと思います。次にトップになる人も、これまで同様戦争には踏み切らないでしょうから(戦争開始イコール敗北・破滅ですから)。ただし、それでも核開発は続ける可能性はあると思います。それで国を運営してきていますから、そう簡単には変わらないでしょう。自分は殺られないと信じてあくまで強硬路線を続ける可能性はあると思います。軍事施設の空爆も悪くないと思います。軍事国家体制を物理的に不可能にすることで、レジームチェンジを狙います。レジームチェンジはどうしてもしたくないでしょうから、報復を引き出す可能性が高いところが問題ではあると思います。強力な経済制裁も悪くないと思いますが、これも北を報復行動に走らせる可能性はあると思います。
中国やロシアの利用はあまり考えない方がいいでしょう。北はあくまでレッドチームです。口先で何を言おうが、韓国や日本・アメリカを牽制するカードを手放すことが有り得るでしょうか?騙されて、時間稼ぎに利用されるのがオチです。そうなると、核武装を認める選択肢とほとんど変わらないということになると思います。北の核武装を中国が本当に懸念しているかも疑わしいです。なんだかんだいってレッドチームに止めておけば、中国への攻撃はないからです。自分の手を汚さず、敵を牽制してくれるなんて嬉ションモノでしょう。熾烈な政治闘争を勝ちあがってきたキンペーやスパイそのものであるプーチンをそういう意味で舐めるべきではないと思います。口で何を言ったとしても、信じるべきではないです。そう考えると、経済制裁はこれまで同様実効性がないだろうということになると思います。
結局、タイムリミットがありますから、こっちサイドで軍事オプションを採るか採らないかに尽きていると思います。THAADはさっさと配備した方がいいでしょう。中国やロシアが猛反対する真意は、自分達が危ないからではなく(アメリカがそう簡単に核武装国を攻めるはずがないことは、良く分かっているでしょう)、レーダーで北朝鮮の情報がダダ漏れになり、効果的な軍事オプションを採られることを、実は一番恐れているのかもしれません。核武装した北朝鮮が冒険して韓国・日本・アメリカに一発かます(有りそうです)ことを、連中は何よりも望んでいるとは考えられないでしょうか?軍事オプションを採るなら、韓国の裏切りに気をつけることだと思います(THAAD配備撤回を急に言いだす可能性があります)。日本も北からミサイルが飛んでくるのは好ましくないですが、韓国はそれ以上に嫌でしょう。そこは誰のおかげで建国できた?ミサイルが届いたら俺達が危ない、フザけんなで押し通すしかありません。為替操作するな(韓国はしているように見えます)でトランプ砲をかますのが効果的でしょう(輸出が生命線です)。
ならずもの国家という言葉がありますが、石油で生きているイランやイラクより北朝鮮の方がよほどならずものに見えます。数々のテロ事件がありました。自分で稼げず、支援に頼っています。リアルヤクザ国家そのものでしょう。一番核を持たせてはいけない連中です。既に武器輸出国です。核の輸出まであと一歩でしょう。
>国連安全保障理事会は8日、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射を受けて緊急会合を開いた。ミサイル発射の非難で一致し、制裁の履行強化などを話し合った。非公開の会合後に日米韓の国連大使が共同で記者会見し、米国のニッキー・ヘイリー大使は「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と、北朝鮮政策を見直す考えを示した。
トランプ政権が北朝鮮に対して、強硬姿勢を見せています。専門家ではありませんし、これまで書いてきたこととの重複も多く、新たなアイディアもそんなにないんですが、ここで思いつくままに選択肢を検討してみようと思います。
①外交交渉で核を放棄させる→するなら、とっくにやっています。これまで名だたる交渉者が失敗してきたそうです。少なくとも、外交交渉だけで、放棄するなんてことが有り得ないのは明らかでしょう。筆者には、軍事オプションと併用で、滅びるぐらいだったら、放棄するというのが有りえそうにも思いますが、それも北朝鮮を甘くみているかもしれませんし、実際のところ、ハッタリは見破られますから、本当に軍事オプションを実行できる態勢にないといけないので、結局、話し合いで解決は有り得ないということになるでしょう。
②経済制裁で核を放棄させる→中国が本気を出して(ロシアも含めて全ての国で)、強力な制裁をすれば、核を放棄する可能性はあると思います。自暴自棄になって戦争を始める可能性はあるでしょう。ただ、中国はこれまで口だけ制裁で実際には北朝鮮を支えてきたと思います。中国に本気を出させるには、北が潰れても、南主導で統一はしないと約束する必要はあるかもしれません。北朝鮮は親中派を粛清しましたが、中国軍が出兵して監視すれば、親中派政権はできると思います。問題は、南シナ海や尖閣で冒険を繰り返す中国をそこまで信用していいのかということです。北朝鮮よりはマシかもしれませんが、あまり面白くない政権が誕生する可能性はあります。軍事物資と民生品の区別はしきれないかもしれませんが、軍事物資の流入が止まれば、北朝鮮の力は殺がれるでしょう。経済制裁を渋る国があったら、その国を経済制裁する必要はあるかもしれません。
③核武装を認める→近くは天安撃沈事件や延平島砲撃事件、古くは拉致事件、大韓航空機事件などなど、北朝鮮は数々のテロを起こしているのは周知の事実です。そんな国が核武装したら、調子に乗ってしまうのではないですか?日本をターゲットに歴史問題を言って南や中国を味方につけつつ、ミサイルをセットで揺さぶってくる可能性も有り得ます。輸出するものが大してない北朝鮮は、核の輸出を生業にする可能性すらあります。戦争はおきないかもしれませんが、これも最悪の選択肢のひとつです。
④韓国が攻め込む→勝てると思いますが、有りそうにないです。
⑤韓国が暗殺部隊を送り込む→成功しそうにありません。ソウルと違ってピョンヤンまで距離がありすぎます。距離が近くたって、カリアゲ君の場所が分からないでしょうし、分かったところで、逃げられるでしょう。ただ、ビンラディンは殺れました。ビンラディンはパキスタン領内だったからできただけで、さすがに北朝鮮相手には無理なような気がするのですが、トップの首を獲れるなら、やる価値はあると思います。多分ですが(北朝鮮は戦争を非常に恐れているように見えます)、敵討で攻めてくることはないのではないでしょうか?誰かが代わりにボスになるでしょうが、その誰かが、方針を変えてくるかは分かりません。
⑥中国が攻め込む→攻め込まないでしょう。放っておけば、敵の韓国・日本・アメリカを牽制してくれるのに、攻めるメリットがありません。日本同様、ミサイルで首都を人質にとられているとも思います。一人っ子軍隊が地上戦をまともにやれるでしょうか?
⑦ロシアが攻め込む→攻め込まないでしょう。中国同様の理由で(友好関係もあると思います)。首都が人質にとられていないことは利点ですが、如何せん、取った後の展望もないと思います。
⑧日本→現状の体制で攻め込むことはできません。
⑨アメリカが(韓国と共に)攻め込む→地上戦は可能性が低いでしょう。北朝鮮がイラクよりも弱いなら(イラク同様実は滅茶苦茶弱い可能性がないでしょうか?兵器の性能差があるでしょう)、ないとも言い切れないのかもしれませんが、韓国のために統一してやる意味がないと思います。
⑩空爆でミサイルを叩く→良いと思いますが、ミサイルは隠しているでしょう。とにかく軍事関連施設を叩くという選択肢は有り得ると思います。報復はあると思います。首都が人質にとられている韓国が邪魔です。あるいは、中国やロシアが空爆してくれれば、ソウルが人質にとられるという事態は一応は低くなると思います(地上軍よりハードルは低いでしょうが、メッリトが見えないのも確かだと思います)。何故か、韓国に突撃する可能性は否定しませんが(でも、そこまで北朝鮮軍は根性あるんでしょうか?意外と簡単に逃げたり寝返ったりしないかと考えますが、最悪を想定すべきと認めます)。
⑪バンカーバスターで殺る→カリアゲ君を直接殺るのは有力な選択肢だとは思います。
⑫内部崩壊を狙う→無理でしょう。開城工業団地も閉鎖されましたし、親中派も粛清されました。崩壊するする詐欺みたいなものです。何より、時間がありません。事実上、北朝鮮の武装を指をくわえて見ているのと何も変わらないです。
という訳で、カリアゲ君を殺れるなら、それが一番リスクが低そうな選択肢かと思います。次にトップになる人も、これまで同様戦争には踏み切らないでしょうから(戦争開始イコール敗北・破滅ですから)。ただし、それでも核開発は続ける可能性はあると思います。それで国を運営してきていますから、そう簡単には変わらないでしょう。自分は殺られないと信じてあくまで強硬路線を続ける可能性はあると思います。軍事施設の空爆も悪くないと思います。軍事国家体制を物理的に不可能にすることで、レジームチェンジを狙います。レジームチェンジはどうしてもしたくないでしょうから、報復を引き出す可能性が高いところが問題ではあると思います。強力な経済制裁も悪くないと思いますが、これも北を報復行動に走らせる可能性はあると思います。
中国やロシアの利用はあまり考えない方がいいでしょう。北はあくまでレッドチームです。口先で何を言おうが、韓国や日本・アメリカを牽制するカードを手放すことが有り得るでしょうか?騙されて、時間稼ぎに利用されるのがオチです。そうなると、核武装を認める選択肢とほとんど変わらないということになると思います。北の核武装を中国が本当に懸念しているかも疑わしいです。なんだかんだいってレッドチームに止めておけば、中国への攻撃はないからです。自分の手を汚さず、敵を牽制してくれるなんて嬉ションモノでしょう。熾烈な政治闘争を勝ちあがってきたキンペーやスパイそのものであるプーチンをそういう意味で舐めるべきではないと思います。口で何を言ったとしても、信じるべきではないです。そう考えると、経済制裁はこれまで同様実効性がないだろうということになると思います。
結局、タイムリミットがありますから、こっちサイドで軍事オプションを採るか採らないかに尽きていると思います。THAADはさっさと配備した方がいいでしょう。中国やロシアが猛反対する真意は、自分達が危ないからではなく(アメリカがそう簡単に核武装国を攻めるはずがないことは、良く分かっているでしょう)、レーダーで北朝鮮の情報がダダ漏れになり、効果的な軍事オプションを採られることを、実は一番恐れているのかもしれません。核武装した北朝鮮が冒険して韓国・日本・アメリカに一発かます(有りそうです)ことを、連中は何よりも望んでいるとは考えられないでしょうか?軍事オプションを採るなら、韓国の裏切りに気をつけることだと思います(THAAD配備撤回を急に言いだす可能性があります)。日本も北からミサイルが飛んでくるのは好ましくないですが、韓国はそれ以上に嫌でしょう。そこは誰のおかげで建国できた?ミサイルが届いたら俺達が危ない、フザけんなで押し通すしかありません。為替操作するな(韓国はしているように見えます)でトランプ砲をかますのが効果的でしょう(輸出が生命線です)。
ならずもの国家という言葉がありますが、石油で生きているイランやイラクより北朝鮮の方がよほどならずものに見えます。数々のテロ事件がありました。自分で稼げず、支援に頼っています。リアルヤクザ国家そのものでしょう。一番核を持たせてはいけない連中です。既に武器輸出国です。核の輸出まであと一歩でしょう。