民進・枝野幸男幹事長 TPP批准「急ぐのは国内的なメンツ、日本だけ先行する意味ない」(産経ニュース 2016.8.20 17:25)
>民進党の枝野幸男幹事長は20日、さいたま市内で行った講演で、9月の臨時国会で審議される環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案に関し「急いで批准すべき状況では全くなくなっている」と述べ、11月の米大統領選前の批准を目指す政府・与党を牽制(けんせい)した。
>枝野氏は、大統領選で民主、共和両党の候補がいずれもTPPに反対しているとして「米国が批准する流れになる可能性は相当低い状況で、日本だけ先行する意味はない」と指摘した。
TPPにおけるアメリカの占める割合が大きいとしても、他の国々が存在していないわけではない。失礼だろう(アメリカに先行して何が悪い?)。枝野氏の中では、アメリカが巨大過ぎるのだと思う。
アメリカが抜ければ、市場の大きさでは、日本が一番だ。内部での発言力は相対的に高まるだろう。こういった視点も重要だ。
オバマ政権は少なくともTPP推進であり、米大統領選前に批准しておくことも意味があると思う。結局、米国が批准しなければ、それはそれで仕方がないではないか。別にアメリカが言ったからというだけの理由で、TPPを推進してきたわけではない。自由貿易が日本にメリットがあるとも考えて、TPPを推進してきたわけだろう。(自由貿易を推進しなければ、弱い産業を保護し易いのも事実だが、こちらの強みを発揮しにくいのも事実。自由貿易を推進するものどうしで、高めあうのが、自由貿易を推進するメリットだ。資源を輸入する日本が鎖国ではやっていけないのを考えると、その反対の自由貿易は、日本にメリットが大きいのは明らかだ。トヨタなど稼ぎ頭が、自由貿易体制でメリットを受けていることも無視すべきでない。)
>民進党の枝野幸男幹事長は20日、さいたま市内で行った講演で、9月の臨時国会で審議される環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案に関し「急いで批准すべき状況では全くなくなっている」と述べ、11月の米大統領選前の批准を目指す政府・与党を牽制(けんせい)した。
>枝野氏は、大統領選で民主、共和両党の候補がいずれもTPPに反対しているとして「米国が批准する流れになる可能性は相当低い状況で、日本だけ先行する意味はない」と指摘した。
TPPにおけるアメリカの占める割合が大きいとしても、他の国々が存在していないわけではない。失礼だろう(アメリカに先行して何が悪い?)。枝野氏の中では、アメリカが巨大過ぎるのだと思う。
アメリカが抜ければ、市場の大きさでは、日本が一番だ。内部での発言力は相対的に高まるだろう。こういった視点も重要だ。
オバマ政権は少なくともTPP推進であり、米大統領選前に批准しておくことも意味があると思う。結局、米国が批准しなければ、それはそれで仕方がないではないか。別にアメリカが言ったからというだけの理由で、TPPを推進してきたわけではない。自由貿易が日本にメリットがあるとも考えて、TPPを推進してきたわけだろう。(自由貿易を推進しなければ、弱い産業を保護し易いのも事実だが、こちらの強みを発揮しにくいのも事実。自由貿易を推進するものどうしで、高めあうのが、自由貿易を推進するメリットだ。資源を輸入する日本が鎖国ではやっていけないのを考えると、その反対の自由貿易は、日本にメリットが大きいのは明らかだ。トヨタなど稼ぎ頭が、自由貿易体制でメリットを受けていることも無視すべきでない。)