観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「多重下請」「保険」「相続」「農業」「医者の給与」「解雇規制」「国民年金」「住宅」を考察する予定。

「政権とったらやる」の次は「俺たちならやれる」か

2012-01-07 23:49:15 | 日記
前の衆議院選の時、「政権とったらやる」と言わんばかりにろくに説明もせずに(出来ずに)選挙選を戦った民主党を批判したものだが(マニフェスト遵守派政権でも埋蔵金は出ず、結局この様だ)、今度はみんなの党が「俺たちならやれる」と言わんばかりに埋蔵金がある!と叫んでいる(みんなの党ホームページ/みんなの党 アジェンダ みんなの党の理念のⅤ/2012.1.7確認)。

民主党政権(特にマニフェスト遵守派政権)でも出なかったものを、「まだある」とは大した自信だが、本気で言っているのだろうか?(分ってて声高に嘘を吐く奴のことをホラ吹きという)

「税収が40兆円しかないのに、予算を92兆円近くも計上」(基礎知識だろうが例えば「負けない投資」内田裕子 PHPビジネス新書67p)しており、少子高齢化などでどう考えてもそう簡単に税収が上がるはずもないのに。インフレ起こしたら、金利を上げないわけにもいかないから、魔法の杖などない(あったら自民党も民主党もやっている!)のに、まだ借金できるとかまだ大丈夫とか堂々声高に主張する奴の気がしれない(一体全体どういう神経をしているのだろう?)のだが、そういう考えの政党が一定の支持を集めてしまう現状を見るにつけ、日本政治ヤバイよな間違いないよなと思うのである。日本政治がダメだと日本ごと沈没するのは明らかなのだが・・・。

自民党の平成24年度予算に関する基本的考え方

2012-01-07 23:13:38 | 注目情報
大野党自民党の平成24年度予算に関する考え方だが、自民党ホームページの「政策トピックス」の2011年12月16日に「平成24年度予算に関するわが党の基本的考え方」というpdfで公開されている(念のため個人的に確保済み)。

そこに「現状認識」として「③財政再建への本格的取り組み」という一節がある(他は「①東日本大震災からの復興」「②デフレ・円高・雇用対策」)。

自民党は財政を深刻に捉えている(復興とデフレ・円高・雇用も深刻に捉えている)ということなのだが、それで協議のテーブルにもつかないとは一体どういう了見なのか?

民主党政権ではダメということらしいが、因縁つけるのも大概にした方がいいだろう。選挙後に自民党政権が誕生するとも、次期政権が財政をきちんとやるとも(財政を深刻に捉えていないのが明らかな政党もある)限らない。協議につくだけついてダメだと思えば、こうこうこういう理由でダメだと言って蹴ればいいだけの話だ。こういう反対のための反対をやって政権を仮に盗ったとしても、野党が反対のための反対をやったら(お互い様ということになってしまう)、日本はどうなる?

もういい加減にしてほしい。