観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「多重下請」「保険」「相続」「農業」「医者の給与」「解雇規制」「国民年金」「住宅」を考察する予定。

簡単に日本が採るべき経済戦略

2012-01-03 01:47:31 | 政策関連メモ
輸出企業に雇用を頼るのは無理だろう。貿易黒字が円高の原因になるのだから。研究開発の拠点が日本であれば、「空洞化」しても構わないということになる。そうすると、雇用は国内産業でカバーしないとしょうがない。

そして円安の方向に舵を切っていくなら、資源高や食料高は避けられない(原発も国内農業もこれから有利になっていく)ということだ。TPPをどうしてもやるなら、円高の是正は必須と言える。円が高いうちに、資源の権益は確保しておくべきだろうし、ガソリンの税金の値段はいずれ下げざるを得ないかもしれない(円が下がればの話!)。

バブルは必ず弾ける(円は高すぎる)ということを考えると、いずれこうした局面は遅かれ早かれ来るのだから、ソフトランディングしていった方がいいに決まっている。どうやって弾けるかを考えてみると、それは財政破綻をきっかけに弾けるのだろう。

日本が採るべき経済戦略は、円安の方向へ(高過ぎる)、財政をシッカリ、社会保障改革、資源高食料高を想定し備えるといったところか。ある時、突然問題が起きないように予想される問題に対処していくことがまずは肝要と言えるだろう。