女性天皇は度々(江戸時代にも)日本に登場しており、寧ろ現皇室典範は伝統に反していると言える。
ただ、だから女性天皇を認めるべきとは安直に言えないところがあって難しい。何故なら、女性天皇を認めると、その子供の地位をどうするかという問題が出てきて(ルールで縛っても自分の子供に継がせたいというのが人情であり、必ず軋轢の種になる)、時代の制約の壁に直面せざるを得ないからだ。
過去の女性天皇は未婚かかなりの直系の男性皇族と婚姻しており、子供が無いか男系の皇統を辿ってかなりの正統性がある継承となっているかのどちらかである。まず、未婚を強要することは現代では難しく、いずれにせよ、皇統を絶やさないという目的に合致しない。かなりの近親婚も4親等以上では日本では可能だが、微妙な問題を孕むことは明らかだろう。また、いずれにせよ、適齢の皇族男子がいないから問題となっているのであり、女性天皇の伝統は重要なテーマであるものの、今回直面している目前の危機的状況を打開するための議論ではない。
ここで一言言っておきたいのが某漫画家についてである。女性宮家の議論が出て調子に乗っているようだが、奴の過剰な悪口はあまりにも酷く同類と見られたくないので、一線を引いておこうと思う。
昔、奴は男系継承論者(自分とは立場が違う)をシナ(中国)呼ばわりしていたことを記憶している。奴の最近の議論は脱原発を中心に(批判するため)少しは見ているが、このことを何となく反省してなさのうなので、その主張を別に大して把握していないのだが、ここを批判しても多分問題ないだろう。端的に言って明々白々とした誤りである。
日本の男系継承論者は旧皇族と女性皇族の婚姻を言っているのは明白な事実だが、中国的宗族の観念ではこれは全く認められない。同姓不婚だからだ。日本の保守男系論者は別に中国の影響でそれを言っているのではないのである(影響を受けてたら、同姓の婚姻など口が裂けても言わない)(外国の影響なんか受けたくない傾向の人が保守派なのである)。漫画家が全く不適当なレッテルを貼ってワラ人形叩きをしたのは明白であり、いつもこんな感じだから、その影響力は認めるとしても、言ってることは滅茶苦茶だろうと批判せずにはいられないのである。
ただ、だから女性天皇を認めるべきとは安直に言えないところがあって難しい。何故なら、女性天皇を認めると、その子供の地位をどうするかという問題が出てきて(ルールで縛っても自分の子供に継がせたいというのが人情であり、必ず軋轢の種になる)、時代の制約の壁に直面せざるを得ないからだ。
過去の女性天皇は未婚かかなりの直系の男性皇族と婚姻しており、子供が無いか男系の皇統を辿ってかなりの正統性がある継承となっているかのどちらかである。まず、未婚を強要することは現代では難しく、いずれにせよ、皇統を絶やさないという目的に合致しない。かなりの近親婚も4親等以上では日本では可能だが、微妙な問題を孕むことは明らかだろう。また、いずれにせよ、適齢の皇族男子がいないから問題となっているのであり、女性天皇の伝統は重要なテーマであるものの、今回直面している目前の危機的状況を打開するための議論ではない。
ここで一言言っておきたいのが某漫画家についてである。女性宮家の議論が出て調子に乗っているようだが、奴の過剰な悪口はあまりにも酷く同類と見られたくないので、一線を引いておこうと思う。
昔、奴は男系継承論者(自分とは立場が違う)をシナ(中国)呼ばわりしていたことを記憶している。奴の最近の議論は脱原発を中心に(批判するため)少しは見ているが、このことを何となく反省してなさのうなので、その主張を別に大して把握していないのだが、ここを批判しても多分問題ないだろう。端的に言って明々白々とした誤りである。
日本の男系継承論者は旧皇族と女性皇族の婚姻を言っているのは明白な事実だが、中国的宗族の観念ではこれは全く認められない。同姓不婚だからだ。日本の保守男系論者は別に中国の影響でそれを言っているのではないのである(影響を受けてたら、同姓の婚姻など口が裂けても言わない)(外国の影響なんか受けたくない傾向の人が保守派なのである)。漫画家が全く不適当なレッテルを貼ってワラ人形叩きをしたのは明白であり、いつもこんな感じだから、その影響力は認めるとしても、言ってることは滅茶苦茶だろうと批判せずにはいられないのである。