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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

郵貯上限の話

2010-03-26 10:44:38 | 政策関連メモ
郵貯上限の話ですが、引き上げに反対します。何故なら傷口を広げるような案だからです。

そもそも日本の国債金利は低水準です。そんな国債に頼っている郵貯もあまり見込みのある商売とは言えません。そんなに有利なら民間でも個人でもわんさか買うでしょう。郵貯はまともに融資をしてきませんでした。そんな郵貯が何故やっていけたかというと、高橋洋一氏によると、国が補助していたからに過ぎません。そして税金のムダ遣い(消費税免除による優遇でも同じ)を止めた(る)から、郵貯は続かないということになります。融資を強化するにしても、そう上手くはいかないことも自明です。郵貯が縮小だと言われているのには理由があります。

ユニバーサルサービスに関して言えば、必要なら精査して税金を投入せよというのが私の意見です。それが多分最も透明性が高く素直に機能するのではないでしょうか。

個人的には地方の融資機能に光が当たってほしいと思っています。借りて増やして返す企業家が増えないと、経済は活性化しません。国が支援してきた郵貯のこれまでの安定性からくる信用で、地方の融資機能を万一潰してしまったら、目も当てられないことになるでしょう。

約束の意味

2010-03-26 09:25:06 | 護憲勢力と仲間達
ヨミウリオンライン 政治 普天間移設2案「沖縄を愚弄」激怒する地元
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100326-OYT1T00135.htm?from=ranking

>主催者側が「鳩山総理は『最低でも県外』と表明した。沖縄を愚弄する政治に怒りをもって抗議する」との決議案を力を込めて読み上げると、満場の拍手で採択した。

口約束とは言え、鳩山さんがそういう約束をしてしまったことは確かで、公約の慎重さを台無しにした「口の軽さ」「軽率さ」は否めません。このような政治的に複雑な問題で、軽々しい口約束をし、沖縄県民に期待を抱かせ振り回した責任は、ひとえに鳩山さんをはじめとする民主党首脳陣にあると言えるでしょう。

>稲嶺市長は、同市辺野古のシュワブ沿岸部を移設先とする現行計画にも、陸上部案にも反対している。「私も、市議会も、県議会も、地元住民もダメと言っている。実現可能性はゼロに近い」と強くけん制した。

現行計画に地元住民は反対していません。反対していないから、現行計画になったのであり、それは今も変わっていないと認識しています。反対派を明言した市長を推薦し、反対を知りながら陸上案を言う鳩山政権の問題はさておき、稲嶺市長は、これまでの発言を改め、現行案の履行を容認し、普天間の危険を一刻も早く取り除くことに協力していただけるようお願いしたいところです。長年の交渉の末実った現行案をダメにして、白紙からの再交渉では見通しが悪すぎます。鳩山さんたちに大きな責任があるとはいえ、一度決まった(外交安全保障の機能を残しながらの)沖縄の負担軽減案を引っくり返すことの意味を市長も真剣に考えなければなりません。

中井氏は辞任すべき

2010-03-26 08:43:04 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(女性問題の中井氏会見詳報 「何か問題ならはっきり言ってください」「つけられて分からなかったのは恥ずかしい」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100325/plc1003251311013-n1.htm

>拉致の関係や国家公安委員長で(記者に)つけられているのが全くわからないというのは本当に恥ずかしい話と思う

ご自身でも問題を認めているようですが、警察に関与する政治のトップがこんなことでいいのでしょうか。辞任に値すると思います。

氏の職務における不適格性はこれだけではありません。議員宿舎のカードキーを「掃除のため」とはいえ、貸してしまうのも全くもって危機管理意識に欠けると言えるでしょう。国家公安委員長の住居の掃除をどのような方がやっていたかは、もはやプライベートとは言えません。やましくないなら公開すべきと考えます。ただの警備員ですら、採用にあたって簡単な調査があるようです。

>--SPをつけていないことについては

>「これも官房長官に聞かれました。警備上、どういうときにどうだとはいえないことになっている。私もコメントするのは非常に難しい。

SPをつけていない結果が、記者につけられて分からないということですから、言い訳の余地はないように思います。危機管理に「もう一度」はないのではないでしょうか。ましてや専門性があるはずのトップです。

白タクか覚えていないというのも、職務上必要な注意力に疑問があるというか、そのような結果にならぬよう危機管理しなければならないところでしょう。

見苦しい言い訳などせず、お辞めになるべきです。「産む機械」発言も真意はどうあれ、大臣としての適格性が疑われたと思いますが、中井氏の場合は、危機管理意識の欠如の表れがひとつの言動に止まっていないことが決定的です。