自民党から憲法改正の論点整理が出ているので、私も考えてみます。
MSN産経ニュース(「天皇元首」「外国人参政権」など検討 自民が憲法改正で論点整理)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100304/stt1003041806007-n1.htm
>一、国旗・国歌の規定を置くべきか
憲法は国の最高法規です。国の象徴(シンボル)である国旗・国歌の規定はあった方が良いと思います。ない方が変です。
>一、象徴天皇制を維持した上で、天皇が元首であることを明記するか
現状の役割を維持するなら、一般的な元首としての機能を一部欠いているようなので、名前を変えてもそれほど意味はないかもしれません。
>一、国家としての安全保障をどう表現するか。集団的自衛権と国家の同盟関係のあり方を再検討
私は日米同盟が必要との(政策上当然の)前提に立ちますから、集団的自衛権も明記すればいいと思っています。集団的自衛権は国連憲章51条でも国家の固有の権利として定められています。ミサイルは当然打ち落としますし、アメリカ本土を攻撃された以上(日本人も犠牲になりました)、アフガン参戦も(現状難しいですが)考えなければなりません。イラクの場合は憲法上×でもいいとは思います(少なくとも集団的自衛権とは関係ありません)。日本の場合、政治的に派兵が簡単であるとは思いませんが、議会の同意を得て派兵できる可能性を担保しなければなりませんし、今以上に日米間で意志疎通を図らなければならないとも思います。
>一、民主主義国での兵役義務の意味と、軍隊と国民の関係を検討する必要があるのではないか
軍隊は独立を維持するためにあるというのが教科書的回答だそうで。
>一、外国籍には国・地方を通じて参政権を有しないことを明記するか
国民固有の権利ですから、誤解の余地無く、現状でも外国籍に参政権はないと思います。どうしても必要と思う方々には憲法改正をやってもらうしかありません。
>一、一院制・二院制の是非を検討
私は実現可能性から考えて二院制でいいと思います。ただし、今の参院の対等に近い権力・6年任期で3年ごと半分づつ改選・解散なしはないと思います。衆院に緊張感を持たせるのはいいとは思いますが、小沢民主党がそうしたように、参院多数派が(経験不足でも)好き放題やれるシステムにはやはり欠陥があるとしか思えません。テロリストの要求に屈する(火を点けたところの某氏・某党の考えに近い)ようで正直癪ではありますが、そう思います。
MSN産経ニュース(「天皇元首」「外国人参政権」など検討 自民が憲法改正で論点整理)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100304/stt1003041806007-n1.htm
>一、国旗・国歌の規定を置くべきか
憲法は国の最高法規です。国の象徴(シンボル)である国旗・国歌の規定はあった方が良いと思います。ない方が変です。
>一、象徴天皇制を維持した上で、天皇が元首であることを明記するか
現状の役割を維持するなら、一般的な元首としての機能を一部欠いているようなので、名前を変えてもそれほど意味はないかもしれません。
>一、国家としての安全保障をどう表現するか。集団的自衛権と国家の同盟関係のあり方を再検討
私は日米同盟が必要との(政策上当然の)前提に立ちますから、集団的自衛権も明記すればいいと思っています。集団的自衛権は国連憲章51条でも国家の固有の権利として定められています。ミサイルは当然打ち落としますし、アメリカ本土を攻撃された以上(日本人も犠牲になりました)、アフガン参戦も(現状難しいですが)考えなければなりません。イラクの場合は憲法上×でもいいとは思います(少なくとも集団的自衛権とは関係ありません)。日本の場合、政治的に派兵が簡単であるとは思いませんが、議会の同意を得て派兵できる可能性を担保しなければなりませんし、今以上に日米間で意志疎通を図らなければならないとも思います。
>一、民主主義国での兵役義務の意味と、軍隊と国民の関係を検討する必要があるのではないか
軍隊は独立を維持するためにあるというのが教科書的回答だそうで。
>一、外国籍には国・地方を通じて参政権を有しないことを明記するか
国民固有の権利ですから、誤解の余地無く、現状でも外国籍に参政権はないと思います。どうしても必要と思う方々には憲法改正をやってもらうしかありません。
>一、一院制・二院制の是非を検討
私は実現可能性から考えて二院制でいいと思います。ただし、今の参院の対等に近い権力・6年任期で3年ごと半分づつ改選・解散なしはないと思います。衆院に緊張感を持たせるのはいいとは思いますが、小沢民主党がそうしたように、参院多数派が(経験不足でも)好き放題やれるシステムにはやはり欠陥があるとしか思えません。テロリストの要求に屈する(火を点けたところの某氏・某党の考えに近い)ようで正直癪ではありますが、そう思います。