推薦入試が行われた。 正式には、学校推薦型選抜Ⅰということで、各受験生に対して数学と化学の面接を30分行うものであが、複数の会場を使っても終日かかってしまう。 毎年、同じことを思うのだが、日本伝統の複雑怪奇な入試システム、どうにかならないものだろうか?
本応用化学科の場合、定員は74名なのだが、6種類の入試がある。 内訳は、一般入試前期日程31名、一般入試後期日程18名、今回の学校推薦型選抜Ⅰ15名、学校推薦型選抜Ⅱ3名、総合選抜型Ⅰ3名、総合選抜型Ⅱ4名である。 複雑なだけでなく、頻繁に変わるので、実は、学内の教員さえ、全て理解している人はほとんどいない。 こんなことを入口でやっているところは、少なくとも欧米ではない。 このような厳密な入口に対して、出口はスカスカである。 日本の場合、早い時期に就職が決まってしまうので、企業に対する体裁もあり、何となくフリーパスである。 さらに、今回の推薦入試のため、何と3日間、講義がすべて休講となる。 まあ、こんなことばかりやっていれば、世界から遅れていくのも必然である。 そもそも、6種類の異なった入試で入学した学生だが、入学後は全て同じカリキュラムである。 これも良くわからない。
From Face Book: The entrance examination for candidates recommended by their high school. There are very complicated system for admission. So for what?