ふとしたきっかけで、何か45年前の「青春の日々」を振り返りたくなり足早に回った道東の旅、体自体は当時のように動かなくなってしまい、無限と感じられる時間を持っていたあの頃と較べるとあまりにも短い旅だったが、それでも、二十歳前後に経験した多くのことを振り返ることができた。
この旅の最後として、静かな時を過ごせる場所で、秋深まる北の大地の風と音に触れてみたくなり、帯広郊外の某ガーデンに立ち寄った。 幸い、抜けるような青空に恵まれた。
そこはあの大雪山国立公園の南西部に位置し、北東から南西へと連なるのが十勝連峰を遠く眺めることができる場所である。 少し季節はずれで観光客も少なく、人気のないガーデンで、何をするでもなく、ゆっくりとした時を過ごした。
早い夕暮れとともに、ちょっと冷たいのだが、心地よいきりっとした風が流れてきた。 45年前に感じた風のような気がした。 実は、道北、知床にも思い出がたくさんある。 次回は、そこも廻ってみたいものである。
From Face Book: The epilogue of the trip to east Hokkaido.