ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

memories & ... そこはかとなく書きつくれば

オペラ・「スーパー・オペラ 紅天女」(オーチャードホール)

2020年01月13日 | うろうろシテ(国内編)います。


全3幕、新作初演。
郡愛子総監督、美内すずえ原作、脚本、監修、寺嶋民哉作曲、馬場紀雄演出、梅若実玄祥振付、園田隆一郎指揮、東京フィルハーモニー交響楽団(石笛、二十五弦箏)。
小林沙羅(阿古夜、紅天女)、山本康寛(仏師・一真)、岡昭宏(楠木正儀)、斎木智弥(楠木正勝)、他。
「ガラスの仮面」と言うコミックを題材に、劇中劇の物語を膨らませて制作されたオペラらしいですが、原作コミックを読んでいません。
出だしで、二人の帝がいて世の中が乱れている事をあらかじめ能の所作で説明される。
対立する帝を中心に展開されるのかと思いきや、世間知らずの仏師の恋愛変遷が続き、神が守る神木を無理やり切った事により霊力を得て、全国を巡礼するストーリーでした。
少女漫画ファンには、心に響く感動的な展開で楽しめたと思います。  
舞台も音楽も日本風が醸し出されていて破綻なく、外国人受けしそうなエンターテインメントの仕上がりと思います。
主役のソプラノは、もう少し力を抜いた発声の方が好みでした。
☆☆☆

コメント
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