約8km、2時間のウォーキング。
行程途中の梅宮神社には狭山市指定文化財の「桃園三傑図」の額がかかっており、三国志好きのアッシとしては要チェックです。
刈り取られた田んぼの道路沿いに、子供たちが作った素朴な造りのかかしが立ち並んでいました。
「痰一斗 糸瓜の水も 間にあはず」と絶句を残した正岡子規終いの居宅、子規庵の六畳間から庭先に咲く鶏頭の花を見てきました。
道向かいには、俳誌「ホトトギス」の装幀もした中村不折の書道博物館があり、本館所蔵品もさることながら、「漢字のヒ・ミ・ツー甲骨文字から楷書までー」の企画展も興味を喚起するわかりやすい展示で楽しめました。
午後から、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」も鑑賞してきました。
会場内の睡蓮の大型習作スケッチなどを見ていると、ぜひともオランジュリー美術館の噂の連作を見たくなります。
会場出口には、「モネ in JAPAN」のタイトルで俳優田辺誠一画伯のメルヘンチックな絵も飾られていました。
2週間弱滞在。
クルミの収穫が過ぎ、柿と栗の実がそこいらじゅうにあふれている。
日帰り温泉の後、白樺に囲まれた農家レストランの一軒でランチ、古民家で骨董品に囲まれたインテリア内で十割そばと山菜料理(1080円)。
ある日は色づき始めた山に入りキノコ狩り、天然なめこの群生やら山ブドウの群生やらに出会い、気持ち良く森林浴。
ゴルフ、パチンコ、酒飲みばかりではない田舎の生活があります。