赤ん坊や幼児が眠くなって泣いたり、不機嫌になることを「ねくじ」というが、どうやら標準語ではないらしい。日本国語大辞典を見ると、山口県と愛媛県の方言とのこと。語源は不明。「ねくじ」の「ね」は「寝る」から来ているだろうが、「くじ」がよくわからない。「愚図る」が「ぐじ」→「くじ」になったと考えるのが説明はしやすいが、「ねぐじ」という方言がどこまで存在しているのか、手元に資料がないので、よくわからない。
「ねくじ」は、親にとっては大きな悩みの種であるが、その用語が方言であるとは認識していなかった。
「ねくじ」は、親にとっては大きな悩みの種であるが、その用語が方言であるとは認識していなかった。