愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

講座「愛媛の地震・津波の歴史と伝承」

2014年07月26日 | 災害の歴史・伝承
明日、27日(日)、愛媛県生涯学習センター・公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター共同企画展「えひめ災害の考古学 -災害の過去と未来を結ぶ-」の関連講座で、「愛媛の地震・津波の歴史と伝承」を話します。会場は松山市上野町の愛媛県生涯学習センター。詳細はこちらです。

http://pc2.ehimemaibun-unet.ocn.ne.jp/fukyukeihatsu/kyosaiten/kyodokikauten/H26_kyodokikakuten/H26_kyodokikakuten.html

当日受付可、受講無料です。

古代の白鳳南海地震から、昭和南海地震までの愛媛での地震、津波による被災の歴史、言い伝えを取り上げます。地域としては、愛媛県の東予、中予、南予をまんべんなく取り上げる予定です。瀬戸内海における津波、沈降、高潮被害や、宇和海(豊後水道)における津波被害等とともに、隣県(徳島県、高知県、大分県)における津波被災の歴史も含めて「記憶」、「忘却」の視点で、災害の記憶がいかに次世代に伝えられるのか、または忘れ去られるのか、といった内容にも触れてみたいと思います。

2時間という短い時間で、上記の内容をじっくり紹介することは難しいのですが、今回はなるべく、地震、津波の歴史、伝承を「幅広く」話す予定です。


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