愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

めざせ牛の歩み

2008年12月30日 | 日々雑記
昨日は、自宅の注連飾りづくりなどの正月準備。

今年は、細工するにいい藁が大量に手に入りましたので、子供たちと藁にまみれながら、注連縄を綯いました。去年まで縄を綯うことができなかった小3の娘も、今年は「輪じめ」を見事に完成させました。

本年も残りあとわずか。今年一年、皆様、お世話になりました。

一年を振り返ってみると、思い出深いのは秋の「全国町並みゼミ」の準備に関わらせていただいたこと。貴重な経験となりましたし、地元、そして全国の様々な方と知り合うよい機会となりました。感謝。

また、私事でも引っ越し等、いろいろ激変の一年で、おかげで体重が減りました。学生時代以来の体重50キロ台に突入した瞬間も!

もともとやせているので、現在、適正体重に戻るように、食べています。忘年会シーズン、酒も控えていたので、体調は良好です。

今年は依頼仕事が多かったのですが、頼まれ原稿、あまりに筆が進まず、各方面にはいつもながらご迷惑をかけてすみません。昨日、原稿依頼をいただいた民俗系研究会さま、せっかくの原稿依頼、断ってすみません。現在、手一杯の状態で、首がまわりません。

来年は丑年。牛の歩みのように、自分のペースで、ゆっくり、着実に生活したいと思っています。(今年は飛び回り過ぎました。家族に向かって反省。)

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村の記憶-留吉さん92歳が綴る物語-

2008年12月29日 | 日々雑記

徳田留吉著・太田由美子編集『村の記憶-留吉さん92歳が綴る物語-』が刊行されました。

愛媛県伊予郡広田村は平成17年に市町村合併により砥部町に合併。愛媛最後の「村」が消えました。この本は、広田村の古老、徳田留吉さんが地元の民俗などを綴ったものです。編集は同じく広田在住の太田由美子さん。

民俗記録、歴史資料としても貴重な一冊です。読んでいて非常に楽しい、というのが第一印象。学生時代に柳田国男『遠野物語』を読んだ時の感覚を髣髴させる。

徳田さんとはお会いしたことがありますが、お話をうかがっていると、広田村の「稗田阿礼」みたいな人だな~と思った記憶があります。実に地元の言い伝えを詳細に、軽やかに話してくださるおじいちゃん。

すばらしい一冊が世に出ました。

購入は、創風社出版のホームページから。


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「昔話に出てくる民具」展4

2008年12月27日 | 日々雑記
宇和民具館の「昔話に出てくる民具」展。

笠地蔵の展示。六地蔵まで準備しているとは、おそれいった!

大晦日まであと数日。

ちなみに宇和民具館は、年明け4日から通常開館です。

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「昔話に出てくる民具」展3

2008年12月26日 | 日々雑記
宇和民具館の展示「昔話に出てくる民具」展では、

囲炉裏も再現されています。

祖父母が孫に昔話を語り、伝える場であった囲炉裏。

雰囲気出てます。

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「昔話に出てくる民具」展2

2008年12月25日 | 日々雑記

宇和民具館で開催中の「昔話に出てくる民具」展の様子。

きつねの嫁入りのパネル。きつねが提灯を持っている。

この展示では、日本の昔話10話を取り上げ、館蔵資料の民具とコラボ。

開催期間は、平成21年11月まで。



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「昔話に出てくる民具」展

2008年12月19日 | 日々雑記

明日12月20日は、愛媛県歴史文化博物館の「昔の道具の謎を解け!」展の開幕日。

また、宇和の中町にある宇和民具館(開明学校の前です。)では、先日から「昔話に出てくる道具」展がはじまっています。

写真は、宇和民具館の展示。「鶴の恩返し」のコーナーです。
障子の影を見ると、鶴が機を織っている・・・。
展示にさまざまな工夫がされていて、昔話をとおして昔の道具を学ぶことができるようになっています。

宇和では、「昔の道具」を学ぶのによい機会。冬休みはご家族で愛媛県歴史文化博物館と宇和民具館に立ち寄ってみませんか?


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植物学者・俳人 野村義弘

2008年12月12日 | 日々雑記
「濱知の会」例会のご案内です。

今回は三瓶出身伊方在住で、学校教員の傍ら植物研究にいそしみ、
また俳人として自然の四季のうつろいを詠んだ野村義弘先生の足跡を
ご紹介いたいます。

植物学者としての足跡を追い、また句集『クロキヅタ』掲載の句を
いくつかたどりながら、その生きざまや人となりに思いをめぐらせて
みてはいかがでしょうか。(参加申込不要)

日 時  平成20年12月17日(水)19:00~21:00
題 名  「野村義弘先生の足跡をめぐる夜」
会 場  八幡浜市福祉文化センター2階視聴覚室

当日の例会では参加者からも5~10分程度の小報告を受け付けて
おります。ご希望の方は配布資料をご準備ください。(20~30部程度)


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愛媛県立博物館

2008年12月09日 | 日々雑記
松山市堀之内にある愛媛県立博物館が今年度末に閉館し、新居浜市にある愛媛県総合科学博物館に統合されます。

年明けからは移管作業のため、休館となるそうで、展示を観覧できるのは、本年12月28日(日)まで。あと3週間です。

先日から、愛媛県立博物館の半世紀にわたる資料収集の成果を展示する「愛媛の自然 特別展」が開催されています。

これが最後の特別展。展示内容は以下のとおりです。

・愛媛の岩石と鉱物・・・輝安鉱、シュードタキライトなど
・愛媛の化石・・・ミーコセラス、ナウマンゾウなど
・愛媛の哺乳類・鳥類・・・ニホンカワウソ、コマドリなど
・愛媛の貝・・・ホネガイ、アカニシ、ヤツシロガイなど
・その他、カブトガニやサンゴなどなど

化石好きの私の娘(小学校3年)は、この県立博物館がお気に入りで、堀之内に行くと足を運び、目を輝かせながら展示を見ていました。

カワウソ好きの私は、ニホンカワウソの展示コーナーで剥製と睨めっこするのが「癒し」。

年内に、家族で最後の展示を見に行きたいと思っています。


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昔の道具の謎を解け!

2008年12月07日 | 日々雑記
先日届いた「怪人れきはく」からの挑戦状!

愛媛県歴史文化博物館ホームページでイベントのあらましが紹介されています。

この「怪人れきはく」、単なる絵だけかと思いきや、

実写版?本当にマントを着ている写真もあるではないですか!

でも、その正体は、未だ謎のまま・・・。

怪人れきはくの正体について情報が入り次第、報告します。


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怪人れきはくからの挑戦状!

2008年12月05日 | 日々雑記

「怪人れきはく」から挑戦状が届きました。

昔の道具の謎を解け!ということらしいです。

この謎の「怪人れきはく」、正体は、いったい・・・?

詳しくは、愛媛県歴史文化博物館のホームページにて、

近日公開されるようです。

12月20日から映画『K-20 怪人二十面相・伝』が始まりますが、

愛媛にも怪人出現!しかも公開日(展示開幕日)が同じです。

詳細情報が入り次第、随時報告します。

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