愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

四国遍路の企画展と関連講座

2014年02月10日 | 日々雑記
来週2月18日からは愛媛県歴史文化博物館の企画展「四国遍路ぐるり今昔」がはじまります。

主な展示内容はこちら。
http://www.i-rekihaku.jp/exhibition/

なお、一部資料は朝日新聞さんに取り上げてもらっています。
http://www.asahi.com/articles/ASG233T9ZG23PFIB00J.html

私としては明治時代の各札所の古写真が面白くておすすめ。展示図録にすべて掲載しています(といってもまだ納品されていません。2月18日から販売予定です)。

この企画展ですが、以下の関連講座が開催されます。いずれも13時半から。

2月23日(日)「道標から見た四国遍路」今村賢司氏(歴博学芸員)

3月8日(土)「明治維新と八十八ヶ所札所」内田九州男先生(愛媛大学名誉教授)

3月16日(日)「邊路から遍礼・遍路へ」小松勝記先生(高知県立歴史民俗資料館調査員)

※事前申込が必要です。歴博 0894-62-6222まで。


ちなみに、私が担当した歴博での四国霊場1200年記念講座「空海の史料を読む(誌文編)ー三教指帰ー」は昨日無事?終了。参加者約50名。若き空海が親族に反対されながらも出家宣言をする熱い文章を、参加者のみなさんと読んでみました。


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