愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

『民俗の知恵‐愛媛八幡浜民俗誌‐』

2005年02月20日 | 日々雑記
新刊紹介:大本敬久『民俗の知恵‐愛媛八幡浜民俗誌‐』

2005年2月10日刊行。
入手方法は創風社出版もしくは県内書店にて。

「民俗の宝庫・八幡浜地方。そこで学ぶ伝承文化の知恵。亥の子・柱祭り・神楽・鹿踊等の祭事を出発点として、その歴史性・地域性・社会性を考える。」

発行:創風社出版
価格:1,300円+税

[目次]
Ⅰ 民俗とは何か‐序にかえて‐
Ⅱ 人の一生
Ⅲ 年中行事
Ⅳ 祭りと芸能
Ⅴ 口頭伝承
Ⅵ 俗信・信仰・祈願
Ⅶ 暮らし
Ⅷ おわりに‐「民俗」の現在・未来‐

[キーワード]
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*周囲に早く出せと言われ続けて約3年。ようやく刊行できました。新「八幡浜市」の合併迄に間に合ってホッとしています。

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