愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

西予市役所の水損行政文書レスキュー支援のお願い

2018年08月31日 | 災害の歴史・伝承
愛媛県西予市役所からのお知らせです。

【西予市役所の水損行政文書レスキュー支援のお願い】

去る 7 月 7 日に発生した平成 30 年 7 月豪雨による肱川の氾濫によって、愛媛県西予市役所の行政文書数千点が水損しました。 西予市では今後の復興に向けた事業のひとつとして、これら水損公文書の救出復旧に取り組むこととします。詳細は決定次第お知らせしますが、ボランティアの方の協力が必要な ため、取り急ぎ概要のみをお知らせします。 皆様の御協力と御支援をよろしくお願いします。

● 作業期間
平成 30 年 9 月 13 日(木)~17 日(月)午前:9 時~12 時/午後:13 時~16 時

● 募集対象
・未経験でも被災資料復旧を支援したい方
・被災文書救助活動の経験を日常の活動に生かしたい方
・文書取り扱い経験のある専門スタッフとして支援したい方

● 作業内容
・西予市内の文書保管施設の土砂除去
・水損文書の搬出および乾燥作業
※手順を理解すれば、誰でもできる単純作業です。

● 集合場所・集合時刻
集合場所:西予市役所(卯之町駅前の駐車場) (愛媛県西予市宇和町卯之町 3 丁目 434 番地1)集合時刻:午前 8 時 20 分、午後 12 時 20 分

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申し込み先や詳細については、後日、アップします。取り急ぎ、日程、概要だけですが、ボランティア募集のお知らせです。この西予市役所の水損文書については、被災直後から全史料協の指導をあおぎながら市役所内でチームを組んで作業を進めていましたが、数千点規模の被災でして、多くの方の支援が必要となります。(大本)

なお、全史料協のホームページ(西予市の公文書被災状況)はこちら

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申請受付中:被災した祭り・伝統行事への支援

2018年08月30日 | 災害の歴史・伝承
【申請受付中:被災した祭り・伝統行事への支援】

伊予銀行(大塚岩男頭取、西予市ご出身)が、豪雨災害で被災した愛媛県内の郷土芸能等の地域文化活動への支援を公表し、現在、その申請受付が始まっています。

【申請相談先は伊予銀行のお近くの各支店です。】

地域の祭りや伝統行事(無形民俗文化財)等の衣装、道具等が被災した場合、その修繕や新調、記録保存等が助成対象となります。

今回の愛媛豪雨災害での祭り・芸能用具の被災情報は、まず「保管場所が浸水」、次に「土砂崩れで保管場所、道具が破損」、そして「河川氾濫により道具流出」。おおまかにこの順番で相談や報告が入ってきています。

「被害なし」とされていたところも、現地を訪れてみると保管施設の裏山が崩れて建物前まで土砂流入、あと数メートルで被害を免れたり。また、建物は浸水したけれど高い位置に保管していて、あと数十センチのところで浸水を免れたり。

単なる「被害あり」、「被害なし」の情報まとめ、ではなくて、今後の保管のあり方等を再考する上で、個々の状況を、現地で、確認しておく必要ありと、強く感じています。

伊予銀行地域文化活動助成制度(特別助成)の詳細はこちらです。

なお、この制度活用以外でも、被災した道具の取り扱い、修繕などなど、お困りの点、ご不明な点がありましたら、愛媛県歴史文化博物館(0894-62-6222 担当:大本)や各市町教育委員会にご相談ください。

https://www.iyobank.co.jp/library/new/main/about_iyo/csr/jyosei_shinsei_201808.pdf

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西予市野村町図書館 おはなし会

2018年08月20日 | 災害の歴史・伝承
8/22(水)午前中、野村の図書館(西予市民図書館野村分館)にて、おはなし会(れきはく紙芝居)やります!

豪雨災害以来、暑い日が続きますが、クールシェアスポットととして図書館で涼んでみませんか。

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南予被災地支援事業 れきはくサマースクール

2018年08月14日 | 災害の歴史・伝承
【南予被災地支援事業】れきはくサマースクールin歴史文化博物館

この度の豪雨で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

愛媛県歴史文化博物館(西予市)では、子どもたちに夏休みの思い出を一つでも多く作ってもらうため、体験企画や宿題のお手伝いなどによるサマースクールを開催します。

ぜひこの夏、歴博で1日をすごしてみませんか。

日時 8月23日(木)、24日(金)
対象 小学4年生~6年生
定員 各日20人

参加費 無料(昼食は歴博で提供します)

申込み先
愛媛県歴史文化博物館
電話0894-62-6222
FAX0894-62-6161

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被災した祭り・伝統行事への支援(伊予銀行)

2018年08月02日 | 災害の歴史・伝承
【被災した祭り・伝統行事への支援(伊予銀行)】

昨日、株式会社 伊予銀行(頭取 大塚岩男氏)が、豪雨災害で被災した郷土芸能等の地域文化活動への特別支援を公表しました。

今回の豪雨災害で、地域の祭りや伝統行事(無形民俗文化財・無形文化遺産)等の衣装、道具等が被災した場合、その修繕や新調、記録保存等が助成対象となります。

随時受付。

申込先は各支店。また、相談先は伊予銀行広報CSR室(089-941-1141)となります。

申請後は、伊予銀行文化振興顧問団による助言、審査の後、なるべく早く交付されます。(通常の助成制度では半年かかります。)

詳しくはこちら。

伊予銀行(お知らせ)
http://www.iyobank.co.jp/o_home09/chiikibunka_tokubetsu.html

応募要項
http://www.iyobank.co.jp/library/new/main/about_iyo/csr/jyosei_shinsei_201808.pdf

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「平成30年7月豪雨」で被災された団体向け「地域文化活動助成制度」の特別募集について

 このたびの「平成30年7月豪雨」により被災された皆さまに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
  株式会社 伊予銀行は、被災地における伝統芸能をはじめとした文化活動団体・グループを対象に、「伊予銀行地域文化活動助成制度(特別募集)」を開始いたします。

【申請金額】1団体 50万円まで

【募集期間】2018年8月1日(水) ~ 2019年2月28日(木) (予定)

【応募方法】
「助成応募要領」の助成申請書に必要事項をご記入のうえ、被災状況がわかる写真や資料を添付して、最寄りの当行本支店へご提出ください。なお、「助成応募要領」は営業店の店頭にも備え置いています。

【対象団体】祭り・郷土芸能以外にも文化団体で使用道具等が被災した場合対象となります。

郷土芸能  獅子舞・鹿踊り・神楽・歌舞伎・伝承踊り・練り行事 等

創作芸能  創作太鼓・創作舞踊 等

音楽  コーラス・器楽・邦楽等

美術  絵画・版画・彫刻・写真等

演劇  ミュージカル・演劇等

文芸  俳句・短歌・川柳等

郷土史  郷土史・民俗学・考古学の調査研究書の出版等

国際交流  文化振興を目的とした国際交流活動等

生活文化  地域の発展向上に寄与する生活文化の習俗継承等

自然科学  ホタル保存等の自然環境保全に関する調査研究等

なお、地域文化活性化だけではなく、伊予銀行さんでは、福祉分野や災害ボランティアへの支援も(伊予銀行社会福祉基金、公益信託愛媛県災害ボランティアファンドなど)も行われています。

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【感謝】宮崎歴史資料ネットワーク 山内先生

2018年08月01日 | 災害の歴史・伝承
愛媛資料ネット@ehime_s_n

30日に大洲市・八幡浜市と協力して、水損写真レスキュー講習会を行いました。講師は宮崎歴史資料ネットの山内利秋さん。市民の方も熱心に講習を受けていました。思い出のつまった写真は被災された方の心の支えとなります。身近な物を使って救えて、できるだけ早い処置が大切なことを学びました。

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松野のおさかな館 再開!

2018年08月01日 | 災害の歴史・伝承
松野の「おさかな館」本日8月1日より再開館!

豪雨災害で浸水し休館していた愛媛県松野町の「おさかな館」

日本一の清流・四万十川をはじめとする淡水に棲む魚たちを中心に、川の不思議や魅力を楽しく紹介している水族館。

夏の子どもたちの学び、遊びの場がまたひとつ復旧です。

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