今日も、画像は有りません。未だ熱が上がったり下がったりの繰り返しで、処方箋が悪いのではと、心の中でヤブ医者めと罵っております(^^)
今日も朝から素晴らしい春の陽気で、一足先に快癒した子供達は遊びに出掛けて留守。私は、額に冷えピタシート貼り付けて、間近に迫った確定申告の準備作業。・・未だ帳簿が全く出来ていない(^^;
星の世界に興味を抱いてから随分経ちますが、たった一人で仲間も居なかった所為か、途中で何度も星と縁の切れそうなことが有りました。しかし、何とかそれを繋ぎ止めた本との出会いは大きいものが有ります。 今回は取り敢えず2冊を紹介致します。 先ず、関勉著『未知の星を求めて』でありますが、これは、高校生の時に購入したもので、当時、私は親元を離れて寮生活をしており星を見るような環境でも無く、天文とは無縁の生活をしていたところで出会った本でした。 読み始めると一気に引き込まれ、当に血湧き肉躍るの感覚を覚えたものです。こうした一流観測者の自伝タイプは何故か面白く眠っているものを呼覚ます性質のものだなと思います。この本も何回も読み返し、我が愛読書の筆頭クラスです。
そしてもう一冊は昭和から平成になった頃、本屋で見つけたL.C.ペルチャー『星の来る夜』鈴木圭子訳でした。当時、細々と撮影をしておりましたが、年に1~2回程度と云う寂しい状況で、興味の対象は他のものに移っており、この本を読むことが無かったなら、機材も全て処分していたであろうと思います。この本も彗星捜索者で有名なペルチャー氏の自伝で、彼の幼少時から晩年近くまでの内容の濃いものです。又、彗星だけでは無く、変光星の観測者(眼視)として素晴らしい方で有ったと、この本を読んで初めて知りました。この本は天文ファン以外の方も充分楽しめる最高に素晴らしい本だと思います。 これも何度と無く読み返した超お気に入りの本です。
・・・この二冊は古くからの天文ファンなら読んでおられるとは思いますが、未だの方は是非お読みになることをお勧めいたします。(依って、本の内容には触れません・・本当は触れると長くなりそうだったので・・) 私個人的には『星の来る夜』が特にお勧めです。