晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

連夜の

2007年02月10日 11時30分36秒 | 天文ネタ

Aboo 予報では夜から曇りとのことで安心して寝ておりましたら、夜半頃、星が出ている!と妻に叩起されました。夜の空模様をチェックするのは、いつの頃からか妻がしており、お陰で私は安心して寝る事が出来ます。又、晴天を逃す事は皆無で観望日数も晴天と略比例します。(体調不良時は別) 

昨夜は24時頃から観望を開始しましたが、略、快晴(透明度は悪い)に近く風も無かったので快適に星見が出来ました。但し、身体の痛みは未だ結構有り、軽量機材しか出すことが出来ません。又、昨夜より星の瞬きが大きく安全牌で65ミリ屈折に決定。 対象も土星メインでジックリと観察しました。アイピースによっては200倍位迄実用に為り先ず先ずの条件です。ペンタXOナグラーズームでの土星はやはり抜きん出ており、特にXO2.5はとんでもない過剰倍率で有りながらカッシーニ空隙や本体が確りと見え驚きます。ナグラーズームは3ミリでは完全に像破綻しましたが、4ミリからはバッチリでした。他のアイピースは今回イマイチでしたが、見えるものはチャンと見えておりますので、像質其のものを問うので無い限り、アイピース比較と云うのはナンセンスかなとも感じます。 

V107210 土星観望後、γLeoを久しぶりに見ましたが、濃い~て感じで、次にαCVnを入れると、つくづく上品さが感じられます。(αCVnεBooが私は一番好きなんです)その他、毎度見ている重星4個程見てから、西に傾きかけたθAurを入れ随分と注視したのですが、視野内で星がフラフラ動き無理でした。又、冗談でζBooを入れましたが当然分離出来る訳有りません(^^)その後、山から出てきた月を入れアークトゥルスを撮影。

今回はTS-V1(65ミリ屈折)を使いました。優秀な鏡筒だと使う度に思います。欠点はフードが短過ぎる位で、サイズからしてもチョイ見には最高の機材だと思います。架台もモータードライブ装置を付けているので、対象をジックリと集中して見ることが出来、面倒臭がり屋の私にはピッタリです。