



昨日は碁大会でしたが、賞品担当の私は、岩田屋のお歳暮解体セールで半額の値段で手に入れてきました。半額で売れるのなら最初から少し安くしてもらいたいと思いますが、コストはどうなっているんでしょうね。そして、最近、肉、寿司、スイーツ、イタリアン等そしてサラダ、ドリンクバーなどほとんどの料理において、食べ放題、バイキング、ビュッフェスタイルの店が増えていますよね。しかも、今までは質より量のような気がしていましたが、最近は質も満足できますよね。体育会系などの大食い集団や私のように一般の人でも元をとるぞ!と意気込んでついつい食べ過ぎてしまう人も多いと思いますが、果たして利益は出ているのか心配してあげたいような気になりませんか。 店側はちゃんと儲かっているからするのでしょうが、この前行ったホテルの人にバイキングのことを聞くと、「食材の工夫もあるけど一番は人件費の削減で充分やっていけます。」とのことでした。また、新宮のイケアやコストコは、高い品質の一流メーカー品を卸値に近い価格で提供する倉庫店も人件費で利益を上げているみたいです。「乾いたタオルを絞る」ような価格破壊を行うために、一番高くつく人件費を減らす、これは、失業者が増えればその分商品を買わない人が増えることになり、人件費削減のために従業員をリストラするということは、同時に消費者も失うことになりませんかね。食べ過ぎて病気になったり、使い捨ての商品を買ったりすることはいいことではありませんよね。商品の安さが全てではないことを念頭において本当に良いもの、必要なものを消費する賢い消費者が増え、消費者のニーズに合った商品提供をしてくれる業者が増えていって欲しいものです。安いに越した事は無いと本音では思いますが、社会のあり方として商品の値段が安いことが本当にいいことなのか、考えてみる必要があると思う今日この頃です。