トット・ベーネ日記

いよいよ73歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

蕎麦の収穫調製

2013-11-27 | 篠原そば
  優れもんの泥抜き機と磨き機  



24日(日)に収穫作業が終わり、25日(月)は雨となり疲れをとりにちょっと温泉に、そして、26日(火)は再び晴れとなったのでブルーシートに広げ天日乾燥、また、乾燥が15%前後になったのは泥抜きと磨き作業を行いました。特に今回は量が多いので赤穂製粉所に持ち込みますが、12月は新蕎麦、そして年越し蕎麦ということもあって込み合うので調製が急がれました。畑の天日乾燥で最も乾燥していた18%の水分率の蕎麦を15%前後に下げるため秘策を練った結果、兄の作業所にある薪ストーブを利用することにしました。こうして乾燥した蕎麦を優れもんの泥抜き機と磨き機にかけたわけですが、蕎麦に含まれる泥と汚れが見事に取り出すことができました。こうして出来た平成25年度産の蕎麦を27日(水)に赤穂製粉所に持ち込みましたので、やっとのことで来週は新蕎麦が食べられるようになりました。これもひとえに皆様のご協力のたまものと深く感謝しております。


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蕎麦の収穫   幸包(こうぼう)のよか4日間

2013-11-25 | 篠原そば
感謝の天気と収穫隊の皆さん



21~24日の4日間、天気に恵まれ脱穀作業と選別調製が無事終わることができました。今年は例年より播種時期が3週間遅れたので、12月に入るのを前に収穫が無事できるのかどうかと心配していましたが、4日間続けて雨が降らず、そして、参加いただいた収穫隊の皆さんがこのことを察して懸命の作業をしていただきました。23日の土曜日は10名で作業をすることができ、足ふみ脱穀機2台を同時稼働させましたが本当にクタクタになるまで働く勤労感謝の日でした。そして、24日は最高の天気に恵まれ、脱穀直後は20~24%ほどある水分率が天日乾燥により18%位迄下げることができました。水分率は15%まで下げなければいけませんが、明日からは冬型の気圧配置になり真冬並みになるそうで天日乾燥は望めずなんとか秘策を考えたいと思っています。母が生きていたら、おそらく「幸包のよか4日間バイ」と言っていたと思いますが、今年は弘法大師にお参りしたのが良かったのですかね。

コメント (2)
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太宰府天満宮の菊華展

2013-11-20 | 全般・社会学習・その他・おいおい
ちょっと負けてる舞風車   



毎年行くことにしている太宰府天満宮の菊華展、太宰府天満宮は菅原道真を祀る天満宮の総本山であり、学問の神様としての信仰が 厚いですよね。今年は菅原道真公がお亡くなりになって1111年目になり、大祭が行われたと聞いて蕎麦の収穫の合間に行ってきました。境内では、道真公が梅の花と同じくらい愛したと言われる菊でいっぱいで、見事に咲いた菊の花は観る人々の心を癒し魅了していました。ついでと言ってはなんですが、九州国立博物館で行われている「尾張徳川家の至宝」展に行ってきました。豪華絢絢爛(ケンラン)、美と格式といううたい文句で確かに目を見張る芸術品というものでしたが、当時こういうものを作るシステムがどのようにあったのか、また、庶民の生活と文化も知りたい気がしました。
話は変わって、今収穫中の新蕎麦を前に、旧蕎麦の最後のソバ打ちをしましたが、糸島市で生活される外国人のお役に立ってある日本語教室のボランティアの方々や九大留学生の方と食べることになりました。いよいよ明日から脱穀作業となりますので、応援よろしくお願いします。


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蕎麦の収穫・野積み終了

2013-11-14 | 篠原そば
九大生が取り組む「まちの縁側ー糸屋



12.13日そして14日午前中で蕎麦の刈り取り・野積み終了しました。今年の蕎麦収穫隊は九大生が取り組む「まちの縁側ー糸屋」のシェアハウス住人Fさんやここに寄り集まって月1回の懇親会をしている親爺の会の皆さんなどの応援いただき大変助かりました。この糸屋は私が住む地域に、九大生による糸島空き家プロジェクトが発足し、地域の人などの協力を得ながら空家を改修、シェアハウスとして2012年2月から二人が住み始め、1.地域に住む人たちが集う「場」(談義の場) 2.子供たちの学び、あそびの「場」 3.まちの情報の発信の「場」などを幅広く活動してあります。九大の移転効果がここにも出ていると嬉しく思いますね。
ところで話しは変わって、フィギュアスケートのNHK杯で、浅田真央選手が、大人へ脱皮し絶好調の優勝。集大成のソチへ進化は止まらないみたいで、ブレない心でソチでの金へまっしぐらのようですね。


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早期収穫そば(黒化率40~50%)の品質

2013-11-09 | 篠原そば
食材偽装



例年は、蕎麦の実が緑から赤へそして黒色に急速に進むが今年は播種時期が3週間遅れたので積算温度が足らずいつまでたっても黒化しないので、初めての挑戦で黒化率20~30%くらいで収穫することに。
そばは、成熟の早期、まだ緑色の粒が混ざっている時期の黒化率40~50%に収穫したものが食味や風味が良いと言われています。しかし、その時期の収穫ではコンバイン作業には詰まりや子実の損失が生じます支障をきたし、黒化率80%にならない作業ができないようですが、篠原そばは足踏み脱穀機での作業ですのでそこは大丈夫。
早期収穫そばは、殻の内側の甘皮部分も鮮やかな緑色をしており、そば粉、そば麺もほのかな緑色になります。また、ポリフェノールを多く含んでおり、抗酸化性が高いことらしいです。特に、ルチン(そばに多く含まれるポリフェノールの一種)は、通常の収穫時期のそばよりも、2倍多く含まれているようですが、今年は黒化率40~50%より前の収穫となり、どんだけいい蕎麦になるのでしょうかね。しかし、天気に恵まれ無事収穫できればの話しですが・・・。
話しは変わって、有名ホテルや旅館、レストランなどでの食品の偽表示問題があまりに衝撃的ではありませんか。たまには思い切ってちょっとリッチに高いレストランでの食事、それなりに満足して帰ってきていましがステーキ加工肉や牛脂注入等の報道を聞き、そして、1~2度は偽装食材を食べたかと思うと腹立たしく感じませんか。会見で「私は“偽装ではない”と認識しております。誤表示です」と言っていましたが、マスコミも一部「誤表示問題」として取り扱っており、何を考えているんだろうと思いませんか。いかにも本物のようなネーミングにして利益や商品価値をあげようとするやり方で、ここは信用できるだろうと疑いもしなかったことを考えると、これから疑いをかけて食事する気持ちは面白くありませんね。地産地消の店というのもありますが本当に大丈夫ですかと言いたいですね。たまには外食をしたいという気持ちがありますが、ちょっと料理を習って手間暇かけて自分で作って食べるというのが一番贅沢かもしれませんね。


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すっかり秋なのに

2013-11-01 | 全般・社会学習・その他・おいおい
  つるし柿と舞風車   



今日も快晴、稲の収穫もほぼ終わりすっかり秋、例年であれば蕎麦も刈り取り、脱穀、乾燥調整の真っ最中だというのに今年は3週間遅れの播種で来週中初め頃にならないと始められない状態であり、これから天候がどうなるかヤキモキしています。
話しは変わって、つるし柿の話ですが糸島の田舎を通るたびに思うのですが、つるし柿にする渋柿は何か収穫をする様子がない樹が多く見受けられますよね。でも、ノスタルジックな気分を持つ兄は母親に習ったのかどうか知りませんが毎年たくさんのつるし柿を作っては配りちらかしています。あれだけの柿を剥くのは大変だろうなと思っていましたので、今年はネットで柿の皮剥き機を3、980円で買ってプレゼントしましたが、これが優れもので抜群の効率性でした。
またまた話しは変わって、今年は天塩をかけて育てた舞風車、折角、雷山のI君から株分けしてもらっていたものが昨年は挿し木で失敗し花を咲かすことができませんでした。日持ちがいい、そして、ピンクの可憐な花で仏様の花としても喜ばれるこの花、菊専業農家のKさんに苗を分けていただいていましたが、異常気象でもちょっと小ぶりの花が咲いて良かったです。


コメント (3)
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