ライバル２人の五輪が終わる

笑顔が戻って本当に良かった



まさかの１６位発進。ＳＰこそ失敗が相次いだ浅田だったが、喜びや悲しみ、苦しみなど２３歳までの「人生」を詰め込んだフリーではジャンプを全て鮮やかに決めて、最後の五輪でこれぞ「浅田真央」という滑りを披露してくれました。赤飯を食べて気持ちを落ち着かせ自分と戦った真央ちゃんの姿は見事だったですね。
銀メダルを獲得したキム・ヨナ(23)選手は、記者会見を行い、記憶に残るライバルとして浅田真央（２３）の名を挙げ、「２人だけがライバル、という状況で１０年以上も競技を続けてきた。このように長い間比較されながら競技した選手もあまりいないのではないか」と両者の関係を振り返った。そして、浅田のフリーの演技を映像で見ていたといい、「浅田の涙を見て、私もこみ上げるものがあった。お疲れさまという言葉を伝えたい」とライバルをねぎらったそうです。
ショートが終わってもうスケートは無理だと思ったが、フリーで最高の演技ができたので今後はどうするかわからないという気持ちになったと言っていましたが、失敗をバネにできる人が一流の人でしょうね。皆が楽しみにしている東京オリンピックの組織委員長のムッとする心無い発言もあったりしましたが、笑顔が戻って本当に良かったですね。

イノシシ肉の食感

　美味しさの秘訣



養豚業を営む同級生のSさんから自分で育成した豚肉と誰かから貰ったというイノシシの肉をブロックで頂きました。最近、糸島市でもイノシシが田畑を荒らしかなりの農作物被害があっているようですが、この迷惑イノシシを捕まえて処理をする施設もあちこちにできて美味しく食べられるようになっているようです。イノシシが多くなった原因には繁殖数が多いイノブタがいるからとも聞きますが、農作物等の鳥獣被害防止対策として捕獲と獣肉の利活用も立派な対策になっているようです。ところで今回貰ったイノシシ肉は、「あなたのそばがいい会」で焼肉をしましたが、こんがり焼けた肉は柔らかな食感で大変美味しいものでした。
イノシシやシカなどは牛や豚などの家畜ではないので「と蓄場」にはもって行く必要がなく処理できるそうですが、美味しさを保つ秘訣はいかに早く正確に処理するかだそうで、上手に血抜きができれば臭みも全くないそうです。また、イノシシは雑種度や食べた物などによって個体による味の差が極めて大きいそうですが、一般には猟師が自宅で食べるのは美味しい部位で、おすそわけされるのは美味しくない部位とも言われてますので、今回いただいたのは自宅で食べてある「当たりの肉」と思いました。。また同じものをよろしくお願いいたします。

神様とは何ぞや

時には何かににすがりたいという気持ち



早く暖かくならないかなぁと思うこの頃、菅原道真が都を出る時に、後を追って大宰府まで飛んできたらしい飛梅が満開だということを聞いて、そして、隣接する九州博物館で開催されている「神、いざなう大神社展」とセットで、氏神様の篠原神社によくお参りされるYさんと行ってきました。近頃、神社仏閣などに行くとなぜか気持ちが落ち着くような気がしてパワースポットなどに興味が出てきていますが、大神社展は日本国の遠い祖先から受け継がれてきた歴史の文化、伝統、信仰に触れる全国の神社の宝物や文化財を展示するもので、当時の姿をそのまま伝えるものでした。
ところで、神様とは一体何でしょうかね。神とは、「人間の民族性・地域性・文化・伝統などの歴史的背景を経て、その宗教的風土や伝統的風土の中で醸成された、人知を超えて尊敬・崇拝される存在ないし概念のことをいう」とも書いてありましたが、苦しい時の神頼みや野球の神様などとも言うし神についての様々な考え方あるようで、考え始めると寝れなくなりますね。ある調査では、「神や仏にすがりたいと思ったことがある」は５４％、「何か宗教を信じているか」と聞いたところ、「信じている」２３％に対し、「信じていない」は７５％という結果だったそうです。人間は弱いもので時には何かににすがりたいという気持ちは誰でもあると思いますが、年齢を重ねないとそうにはならないのでしょうかね・・・。

パワースポット

神聖な気持ちになりますもんね。



近頃天気はぐずつくし、蕎麦を打ったり畑仕事をしてはM○郎さんらと「マムシ湯」行くのが恒例化しています。「マムシ湯」と言えば、糸島に冷泉として古くからその薬効を伝えられる浴場は犬石温泉（鉱泉）と福吉の吉井の湯として名を知られた「まむし湯」がありますが、この「まむし湯」はパワースポットとしても人気があるようです。パワースポット（power spot）とは、地球に点在する特別な“場”のことと記載されていましたが、特別な力が得られる場所として、日本の全国各地で「パワースポット」と呼ばれる神社や山岳に人気が集まり、私たちの生命力と幸せを増幅する作用が、パワースポットにあるようです。（どうか分かりません。）　特に昨年は、出雲大社と伊勢神宮が揃って遷宮を迎え、また、富士山も世界遺産に登録されるなど、例年以上にパワースポットが注目を集めているそうです。しかし、パワースポットで何を感じるかは人により様々でしょうし、癒しを求める人、やる気を得る人、何の根拠もないでしょうが、それはそれで良いのではないかという気がしています。私も信仰の伴わないパワースポットと言われるものにお参りするとき、前に誰かがいるような気分になってなにか神聖な気持ちになりますもんね。

おすすめの映画です。

芯の強い男の物語

もうそろそろ上映が終わろうとしている「永遠のゼロ」を観に行ってきました。特攻隊員役に、「天地明察」「図書館戦争」「軍師官兵衛」などの岡田准一さん、相手役はおひさまの 井上真央ちゃんが出演。お国のために命を棄てることが正しいとされていた時代、ひとりの男は、ただ「生きたい」と家族の元に戻る日を夢見て現代では到底考えられない、芯の強い男の物語で最後まで胸が締め付けられる思いがしたとてもいい映画でした。ラストシーン、終わり方はゾクっとする感じでほぼ満員の観客はエンディングが終わるまで一人も立とうとはせずこの光景も久しぶりのような気がしました。おすすめの映画です。