トット・ベーネ日記

いよいよ73歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

自家産物を知って食べる「地産知食」

2013-02-24 | 地産料理を楽しむ会(優食会}
歳を重ねて



最近、どうも野菜作りが不熱心なって他のことがしたいということもあって、地産料理を食べる会もご無沙汰気味でしたが、従姉妹からたくさんの自家産野菜や加工品をいただき、蕎麦とうどんで美味しい地産知食会ができるようになりました。従姉妹は、野菜作りの名人というか、研究熱心で出来た野菜は一級品ばかりで、それも珍しい野菜も取り入れ(蕎麦も栽培。)、多分、食卓は自家産の野菜をどう料理したが一番美味しいかを知りつくした「地産知食」の世界だと思います。そしてかっての野菜作り教室6人衆がK先生を囲んでの集まりでしたが、それぞれが歳を取ってではなく歳を重ね、野菜作りの話よりも.どのように歳を重ねていくかというようなことを気にしているような話しが多かったように思います。人は徐々に年を取るので、歳を取っていることを気づかずに今の状態のまま歳を取ると考えてしまうので、本当に老化した時の準備が整わないのではないかと心配もしなければなりません。でも、皆さんを見ていると、実年齢というのはただの数字で若い考え方や行動力などの見かけ年齢が本当の年齢と言えるのでしょうね。


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昔はみんな貧しかった。しかし・・ 

2013-02-17 | 全般・社会学習・その他・おいおい
ノスタルジックに



最近はあまりTVを見ませんが、たまたまやっていた映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を楽しく見ました。梅ちゃん先生の堀北真希さんも出ていて、舞台は、東京オリンピック開催の年・昭和39年(1964)。戦後19年目にして見事な復興を遂げた日本は、高度経済成長の真っただ中にあり、熱気にあふれていた。そんな中、東京下町の夕日町三丁目に暮らす人々の間で、人情味溢れるやり取りが繰り広げられる物語でした。考えてみると、私たち団塊の世代の人は、昔はみんな貧乏だったと言う人が多いですが、昔の日本(終戦後)は確かに貧しかったがみんな平等に貧しかったような気がして農家の次男生まれた私でもみじめさなんてなかったような気がしますよね。しかし、昔は金がなくても人間関係が現在のようにもろくて弱くなかったような気がしますが、皆さんどう振り返りますか・・・。この映画を見て思ったのは、それぞれが自分の生きる道を探して、肩寄せ合って生きるぬくもりに価値があるというようなものでしたが、今の時代に比べあの時代が良かったとは思いませんが、この映画の内容が懐かしく、ノスタルジックになりました。


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大衆演劇 歌舞候「わ組」

2013-02-10 | トット・ベーネ
新しいジャンルのエンターテイメント集団



最近、ひそかに若い女性にもブームになっている大衆演劇を見るために、皆で平戸の旗松亭に行ってきました。大衆演劇は、温泉センターに見に行った記憶がありますが、小さな舞台で劇場が狭い分、役者と観客が一体になれ、華麗な女形と凛々しい立ち役者、そして、舞踊から劇団全体による豪華絢爛での芝居、歌謡ショーや舞踏ショー、などの楽しさを堪能することができ、大盛り上がりでした。子役や若い人が多い劇団でしたが、舞台の上ではとびきりの笑顔でキラキラ、ニコニコ、あの白厚い化粧笑顔から滲むのは、それは舞台で生きるというプロの姿を魅せつけられるものでした。
また、演劇というと小難しい芝居を想像する人が多いかもしれませんが、そんなことはございません。歌舞伎と違って品格が適当に落ちて心から楽しめるもので、お客と一体となったエンターテイメントの大衆演劇の面白さを 歌舞候「わ組」で味わうことができました。


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日韓関係を考える

2013-02-04 | 全般・社会学習・その他・おいおい
縄文神話巡礼



古くから人々のつながりがあった日本列島と朝鮮半島について、人類学者で明治大学野生科学研究所所長の中沢新一さんと韓国の芸術家キム・ボンジュン氏(金鳳駿氏)が対談する「縄文神話巡礼」が2月3日、九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館で開かれたので参加しました。
これは糸島市のNPO法人「いとなみ」が主催されたもので、一衣帯水(一本の帯のような狭い川や海のこと。また、そのような水を隔てて近く接していること。)の関係にあった大陸と交流してきた糸島地域の精神性について二人の視点で掘り下げてもらい、未来につながる日韓関係を考える機会にしようと企画されたものです。話の内容は、日常生活とは違うものでよく理解できないことばかりでしたが、私なりの解釈では、日本民族は、縄文時代に東アジアから相次いでこの列島にやってきた渡来人との混血の結果が今の現在の日本民族であり、わたしたち日本人の祖先でもある・・・。
東アジアが共同体であるべきはずが、争いが多くなって来ている今日、東アジアの人民がアイデンティティ(自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持されルーツを)持つために、東アジアに共通する神話を調べ巡礼することも大事だと・・・。
東アジアに共通する神話を調べ、それを絵や彫刻で表現されている神話芸術家のキム・ボンジュンさんは、ソウルの近くの原州に「神話美術館」を自ら建てられ、東アジアが仲良くできるように活動されているそうです。
今回のシンポジュームに参加して思ったのは、社会にはいろんな角度から活動をしてある方がいるのだと改めて感じ、どうにもならないようだけど原点を考えて活動される人がいるんだなぁと思いました。


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