トット・ベーネ日記

いよいよ73歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

発芽しない蕎麦

2022-09-25 | 篠原そば
親から引き継いだ在来種の種子も無くなり  



お彼岸となり糸島も稲穂と彼岸花などで秋の気配を感じています。2年間異常な雨によって不作となった篠原蕎麦、今年こそ本来の収穫を願っていましたが今年も台風11号によって全く発芽しない事態となりました。今年も盆過ぎからの大気の非常に不安定な状態が続いており、湿気に弱い蕎麦をいつ播種するかを兄と判断を見計らっていましたが、例年より20日遅れの播種も9月6日の台風によって雨風が畑を打ちつけ畑が湛水状態になり土の空隙は泥水に置き換わり無酸素状態で発芽しないことになりました。今年の年越し蕎麦は蕎麦粉を買って打つことになりそうですが、また、今まで親から引き継いだ在来種の種子も無くなり元気が出ませんが、全国各地で地球温暖化の影響で深刻な被害を受けており皆と同じように乗り越えなければと話しています。


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見上げる「中秋の名月」

2022-09-11 | 篠原そば
  順調な生育を願う  



秋めく夜空、9月10日は「中秋の名月」、雲の切れ間から美しい月が姿を見せてくれました。世界中の人が同じものを見上げていると思うと、少しロマンチックに感じますよね。
ようやく台風11号が過ぎ去り約5,000㎡の蕎麦の播種を行いました。なんといっても雨による湿害が心配されるので、今年は排水畝の間隔を狭めての対策行い順調な生育を願うばかりです。
ところで4日に前川清の行き当たりばったりのタビ好きが放映されましたが、タビの舞台はのどかな風景が広がる我糸島市の飯原でした。すると親戚筋で同級生のA君が登場し今も元気な現役農業者の姿を見せてくれて、まだまだ頑張らなければと勇気をもらいました。





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蕎麦栽培 湿害に今年も試練

2022-09-01 | 篠原そば
  異常気象が悩ましい   



蕎麦栽培は焼き畑や傾斜地農業を象徴するように水はけの良い畑を選ぶことが大切で、湿害を受けやすくこの2年間は播種時の秋雨前線などによって種子の確保がやっとの収量でした。そして、通常はお盆直後に播種しなければなりませんが、播種直後に激しい降雨が予想される場合は、播種作業を延期しなければなりません。天気が続いたときに耕起をして播種ができるように準備が終わったにもかかわらず低気圧や秋雨前線の接近、今は猛烈な台風が接近しており、湿害を防ぐタイミングを兄と狙っていましたが予測がつきません。蕎麦は湿害を除けば痩せ地でもよく生育し虫もつかず、手のかからない作物ですが、しかし、9月に入って遅くなってから蒔くと、まだ小さいうちに実が出来てしまい収穫量が減るのでどうしたものか悩ましい毎日です。


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