トット・ベーネ日記

いよいよ73歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

新蕎麦 平成26年産

2014-11-30 | 篠原そば
  蕎麦の味  



今年の収穫量は天候不順のため例年の三分の一以下でしたが、さらに超早刈りとなったため品質を心配していましたが、年末用そばとして従姉妹生産分20キロと併せて80キロの玄蕎麦を石臼挽粉加工してきました。製粉率0.612%で49キロが出来上がり、収穫隊の皆さんと新そばの食味会しましたがやはり美味しいという声をいただきひと安心しました。蕎麦の美味しさは、産地や収穫方法、弾き方打ち方などがあると思いますが、篠原そばの美味しさ(クリック)を極めたつもりですがまだまだ奥が深いものがあります。でもですね、蕎麦の香りや味は繊細なもので海苔がかかればその香りに負け、つゆをかければ出汁やトッピングの香りや味に負け、薬味をいろいろ入れればそれに負け本来の蕎麦の味がわからなくなると思いますのでやはりざるそばで食べることでしょうね。今年は皆さんに食べてもらうことができないことを申し訳なく思っています。
話しは変わって明日はもう12月、紅葉がまだ楽しめるかなと思って鏡山、筥崎宮花庭園、茅乃舎などに行ってきましたが紅葉はおわりかけており、ときどき、赤や黄色のきれいな葉を楽しむことができました。先生も走る「師走」、でも私は蕎麦のおかげで暇を持て余しそうです。


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蕎麦の収穫―最後の仕上げ

2014-11-21 | 篠原そば
樹齢400年の大カエデの紅葉



11月20日、蕎麦収穫作業の最後の仕上げの玄蕎麦(殻の付いたそばの実)に混ざった泥や石を抜く作業、そして、玄ソバに混ざった藁(わら)やゴミや汚れを取り除き玄ソバを磨くお利口さんの二つの機械で作業をしました。しかし、やはり天候不順により7年間の蕎麦栽培の中で最悪の収量で例年の三分の一でした。特に、いわゆる「しいら」が多く、「しいら」と言うのは(たぶん)九州地方の方言で、お米の脱穀をするときに稲に付いているゴミと一緒に風に飛ばされ選別される中に実(米)の入ってない空の籾殻のことを言いますが、まさにその状態で唐箕で飛ばされるのが多く見られました。明日製粉所に持っていきますが、ちょっと新蕎麦の味や風味が心配になってきました。天候次第の農作物の生産、こういう年もあることはしょうがないですね。
話しは変わりますが蕎麦の収穫が遅れ11月中旬になりましたが、合間をみて紅葉の名所としても名高い雷山千如寺大悲王院に行ってきました。樹齢400年の大カエデの紅葉も最後の紅葉になっていましたがいつもの通り素晴らしいものでした。でも、紅葉狩りのほとんど皆さんが写真を撮っているので、紅葉をとっているのか、写真を撮ってる人を撮ってるのか分からなくなりました。


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蕎麦の収穫 ―脱穀調整

2014-11-15 | 篠原そば
収穫量が少なく貴重な蕎麦



11月14日、残りすべての脱穀作業を7人で行いました。足踏み脱穀機によるきつい作業ですが、ムードメーカーの又兵衛さん、そして、野菜パワーを発揮されるという66歳のNさん、Nさんは、脱穀機を踏みながら脱穀をされる1人2役をされる驚愕の豪脚で、また、今年初めて1台の脱穀機でこぐ人1人脱穀作業をする人2人で行いました。お陰で明日までかかるだろうと思っていた脱穀作業は、野積みを少量ずつにしたことにより乾燥が良かったことや栽培の不出来のこともあって3、500㎡程度の残り面積が思ったより簡単に終わりました。そして快晴の15日は、脱穀した蕎麦を篩にかけ唐箕で選別し水分率21~23%の殻を畑でそのまま水分率が15~16%になるまで天日乾燥をし始めることにしました。併せて11日に脱穀したものを兄の家で天日乾燥をしていますが、明日は晴れ、明後日は曇りのち雨の天気予報であり乾燥が終わるかどうか心配です。でも、皆さんのお陰で収量は例年よりかなり収穫量が少なく貴重な蕎麦となりそうですが、今年も美味しい新蕎麦が食べられそうです。


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蕎麦の収穫―脱穀

2014-11-12 | 篠原そば
最後まで頑張るのみ



野立て(島建て)によって乾燥させた蕎麦を昔の農具の足踏み脱穀機(鉄製の歯を植えたドラム缶みたいなものを回転させ、蕎麦等の穀類を痛めずを取り出すもの)で実を傷めずに取り出しました。でも、今年は草丈が短く、また、上下が揃っていないので脱穀作業は困難をきたしていますがひたすら実を探して脱穀機の爪に当てるものでした。残り三分の二の脱穀と調整の後の作業が続きますので、応援いただいている蕎麦収穫隊の皆さんよろしくお願いします。そして、今年は玉ねぎの苗がよくできたので5、000本を蕎麦収穫の合間をみて植え付けましたので、首や腰が痛くなってちょっと疲れていますが蕎麦の実が無くなった今、讃岐うどんを食べて最後まで頑張るのみです。



 トットベーネの讃岐うどんの作り方


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蕎麦の収穫 ―刈り倒し・野積み終了

2014-11-08 | 篠原そば
蕎麦さえもうちょっとできていれば



蕎麦収穫隊の皆さんの熱心な応援で作業がはかどり、約6、000㎡が11月7日に3日間で終わりました。でも、今年の出来栄えは夏場の悪天候のため過去6年間で最悪の生育状態で例年ならばクタクタの雑巾みたいになってする野積み作業も簡単に終わり、あとは乾燥を待って脱穀作業になりますが天気のいいことを祈るばかりです。
話しは変わりますが、今年の秋野菜は土の入れ替えをやったことや秋の天候にも恵まれ上出来です。毎日朝獲り新鮮野菜を食べることが出来て特に今年の野菜はナーサリーシードミトマの種子の厳選をしたこともあって味が全く違って美味しいと感じています。玉ねぎの苗もよく出来すぎて植え付けが大変になりました。それから、庭の花植えを今年はガーデニングの先生に指導をいただき植え付けることになり、例年とちょっと違った雰囲気になっています。あ~ぁ!蕎麦さえもうちょっとできていればなという感じです。


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蕎麦の収穫

2014-11-05 | 篠原そば
収量は例年の半分以下?



悪天候による播き直しよって1ヶ月遅れた蕎麦栽培、蕎麦の実が緑から赤へそして黒色に進みますがまだ黒化率40%以下です。でも、後の天候を考えて追熟も考えながら実利を取るために収穫を11月5日から始めました。超早刈りになりますが、円高、円安のメリット、デメリットがあるように早刈りは収量がスク少なくなるといリスクがありますが、黒化率が低いほどそば粉色調の緑が強く、食味、風味が優れているというメリットも言われています。さらに、福井県食品加工研究所では、「収穫時期が早いほどポリフェノールを多く含み抗酸化が高い。特に黒化率50%以下では、通常の約2倍のルチンが含まれている。これは早期収穫そばが健康食品としてとても有用である。」と研究報告がなされています。今年は背丈も短くさらに早刈りすることになり収量は例年の半分以下になると思いますが、総合的に判断しましたが結果はどうなるでしょう。


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