TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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試合だけでは食えない-スポーツという職場-朝日新聞から

2008-08-29 06:56:24 | 経営全般
 朝日新聞の働くという特集記事に「スポーツという職場」にプロ野球独立リーグBCリーグの信濃グランセローズの選手、赤津さんのことが書かれています。

 赤津さんは長野県出身で横浜国立大学の野球部で活躍した選手で、昨年のBCリーグのスタートからプロとして活躍しています。昨年11月から約4か月間は収入をえるため、水道管のバルブを作る工場で働きました。得た収入は毎月15万円程度でした。選手のシーズン中の月給は15万円ほどです。

 地域密着と街おこしを掲げるリーグは、オフの職場での勤務態度が悪ければ球団は契約しないこともあります。もちろんシーズン中の成績が悪ければ解雇もあります。昨年オフはリーグ全体で3割の選手が去りました。

 地元群馬県には「群馬ダイヤモンドペガサス」があります。選手も日本プロ野球
選手になることを夢見て頑張っています。試合中の5回には下の写真のように、自分たちでグランド整備を行っています。



 一方、日本プロ野球の1軍選手は金銭的に恵まれずぎていて、ハングリー精神がなくなってしまって今回の北京オリンピックのような結果になってしまっているのではないでしょうか。

 職業選択には、能力と興味、そして価値観が重要であると言われますが、夢にむかってひたむきに努力しているBCリーグの若者がいることを思うと、将来の日本も捨てたものではないと私は思います。


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