TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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エコカー特需期待の補助金申請始まる

2009-06-22 07:11:21 | 経営全般
ハイブリット車などの環境対応車(エコカー)への買い替え促進を目的とした新車購入補助制度の申請受付が19日から始まりました。4月からスタートしたエコカー減税に加えて補助金も交付される優遇措置に、自動車販売会社は特需を期待しています。

 エコカー減税は3年間の時限措置として4月に開始しました。政府が定めた基準を満たした自動車が対象となり、自動車取得税と自動車重量税が軽減されます。新社購入補助制度は、新車登録から13年経過した車を廃車にし、2010年度燃費基準を満たした新車を買う場合は普通車で25万円、軽自動車で12万5千円を補助します。廃車を伴わない場合も基準を満たした自動車を買えば、普通車で10万円、軽自動車5万円が補助されます。

 ハイブリット車は自動車市場の低迷が続く中で、「納車5か月待ち」とも言われる大ヒットになっています。コストダウンによる価格が下がったこと、減税、補助金、環境志向がその要因です。

 世界のハイブッリト車の需要予測では2020年に1,128万台になり、現在の10倍近く成長すると予想されています。

 「環境」がこれからの時代の重要なキーワードだと、今回の動きを見ると確かなことだと改めて認識させられました。

 地元群馬トヨタは4月1日に販売した新型「プリウス」は、今までに1,270台を販売しました。プリウスは自動車税が10万円、自動車重量税が3年で5万6,700円減税されます。さらに、新車登録から13年経過した車の廃車を伴う買い替えでは25万円が補助されます。