TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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新型インフルエンザでマスク生産追いつかず

2009-05-20 07:09:40 | 経営全般
真型インフルエンザの国内地域感染のためマスクの需要が急増しています。感染者のいる兵庫県、大阪府がニュースで放送されると多くの人がマスクをしていてしていない人が少ないくらいです。これではマスクが足りなくなるのも当然です。

 日本全国でマスクが売れています。もうドラックストア等で購入することはできない状況にあります。聞くところによると5月の販売実績が前年の40倍だそうです。品切れの店舗が続出するわけです。

 マスクメーカーのユニチャームは24時間体制で生産を続けており5月の生産量は現時点で前年同月比の3倍です。興和(名古屋市)は現時点で販売額実績で40倍です。

 新型インフルエンザの影響は国民生活にいろいろな影響を与えています。ひとつ安堵しているのが、マスクの値段が需要に合わせて高くなっているということを聞かないことです。需要に合わせて割高になることが予想されますが、かつてのオイルショック時のトイレットペーパーさわぎや米不況時の米不足問題のようにパニックは起きていません。

 製造メーカー、流通業者、消費者も今のところマスクについては自分たちの領域でできることを冷静に対処しているということなのでしょうか。