TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元群馬県の有効求人倍率が0.63倍に落ち込む

2009-05-02 04:08:55 | 経営全般
 地元群馬労働局が発表した県内の有効求人倍率は0.63倍で前月から0.08ポイント低下、約10年ぶりの低水準となりました。

 有効求職数は、43,698人でデータが残る1963年以降で最多の数字となりました。3月の新規求職数は、12,503人で、前月比70.3%の大幅増となりました。

 求人倍率は、昨年12月に1倍を割り込み、2月は、0,71倍、3月は0.63倍となりました。この数値は、正規、非正規を含めた数値であり、正社員に限ると、有効求人数は9,352人で有効求職数は33,846人の数値で、有効求人倍率は0.28倍となります。これはたいへん厳しい数字です。

 群馬県はヤマダ電機の求人数が、有効求人倍率を高めていると言われていました。0.63%という数値にヤマダ電機の求人数がどれほど含まれているのでしょうか。実際問題として、ヤマダ電機の求人は、全国各地が対象えあり、群馬の求人数を必ずしも反映したものではありません。

 このヤマダ電機の数値を考慮しない場合の数値は、もっと厳しい数値となることが確実です。そのことを考えると、本当にきびしい雇用環境であると思います。

 仕事をしたくても仕事に就けずに苦労している人がいます。仕事をしようという意欲を持つ人は仕事に就ける世の中にしたいものです。