TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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横浜ベイシターズ大矢監督が事実上の解任に

2009-05-19 06:55:32 | 経営全般
プロ野球横浜ベイシターズの大矢監督が成績不振を理由に途中休養することになりました。事実上の解任で、田代2軍監督が監督代行を務めることになりました。

 大矢監督は2007年に監督に就任し4位、2008年は最下位でした。今季はここまで13勝24敗でした。大矢監督は、きょうからのパリーグとの交流戦で立て直しを図りたいと考えていたようですが厳しい球団側の判断でした。

 プロ野球は結果がすべてです。監督は選手時代に名選手でも結果を出せなければぼろくそに言われます。長嶋監督1年目も最下位でぼろくそ言われました。いわばプロ野球は、短期的に結果を求めるアメリカ型の組織と言えるのではないでしょうか。

 選手の起用について特に投手に言えるのですが、選手を育てるという視点が薄いように私は思います。中継ぎや、抑えの投手は年間60試合というように年間試合の半分を投げています。これでは選手寿命も短くならざるをえません。

 日本のプロ野球はスター選手はアメリカ大リーグに挑戦するのが一般的になっています。今後もその傾向は続くと思います。それであるならばいっそのこと、長期視点で選手を育成する1軍のプロ野球チームがあってもいいのではないでしょうか。

 選手を大事にするチームの存在が日本プロ野球のあり方を変えると思います。そのためには選手を育てることを考えている監督の存在が求められます。

 監督の力量もいろいろな角度から評価したいものです。