あび卯月☆ぶろぐ

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ザ・クロマニヨンズのライブに行って来た

2006-11-26 15:58:45 | 音楽・藝術
もう、先週のことになるが、ザ・クロマニヨンズのライブに行って来た。

ライブはライヴと表記すべきか?
でも、「ヴ」はなんとなく気取った感じがして私には似合わないからライブと書く。
「高木ブー」が「高木ヴー」だと妙にカッコ良くなって(?)変だもんね。

のっけから脱線してしまった。
でも、今回の記事は脱線しまくりで書きたい。

さて、ライブに行って来た。
それも福岡のドラムロゴス。いわゆるハコだ。
え?あのあび卯月がライブに!?と驚く方があるかもしれない。
普段、若者を憎悪して年寄りじみたことばかり云っている私もライブに行くことがあるのだ。

クロマニヨンズについて御存知ない方の為に簡単に説明しておくと、
ハイロウズをやっていた甲本ヒロトと真島昌利が小林勝(ベース)と桐田勝治(ドラム)を迎え入れ、今年の夏に結成したバンド。
ちなみにヒロトとマーシー(真島)がハイロウズの前にやっていたバンドがブルーハーツ。
で、私はブルーハーツとハイロウズがたまらなく好きなのだ。
言い換えれば、ヒロトとマーシーが大好きなのである。

それにしても、ハイロウズの突然の活動停止には戸惑ったし、
再び“突然の”クロマニヨンズの結成にも戸惑った。
え?ハイロウズはどうなっちゃったの?と思った。
ヒロトとマーシーからは何の説明も無い。
本人たちは「別に何も考えてないです」と言う。
あぁ、本当になんにも考えていないんだろうな。

今回のライブには友人二人と私を合わせて三人で行って来た。
この友人二人はいづれも私が布教活動をしてブルーハーツとハイロウズのファンに仕立て上げた。
しかし、クロマニヨンズに対する熱は私より熱いと思う。
布教を施した相手が布教した者より熱心な信者になることはよくあることだ。
福田恆存先生も「私の教え子は皆、私より右にいつてしまふ」という旨のことを仰っていた。
私はまだハイロウズの思い出に引き摺られているので、頭が完全に切り替わっていないのだ。

だから、今回のライブもどちらかというと他のファンの人たちよりも冷静な視線で鑑賞した。
いや、冷静に鑑賞したかったのだけれど、ライブハウスでのライブはそれを許してくれない。
満員電車以上の過密空間で人がピョンピョン飛び跳ねまわり、
頭を振り、手を挙げて、ヒロトの歌声に合わせて熱唱する。
ハコ内の酸素が足りなくなるし、たちまち、床は汗で水浸しになる。
足も何百回踏まれたろうか。
嫌がっていると思うなかれ。
これぞ、ライブの醍醐味なのである。

また、当然ながら同じ歌でもCDで聴くのとライブで聴くのではまったく違う。
CDではスルーしていたような歌でもライブを聴いて以来好きになった、とはよく聞く話だが、じじつそういうことはある。

MCでヒロトが云っていたことを紹介しよう。

ヒロト「新人バンドなんでいじめてください。あと、ロックを教えて。」
客「俺が教えてやるー!」
ヒロト「(笑)」


「いじめないで」ではなくて「いじめて」というのがヒロトらしい。

ヒロト「みんな良い顔だよ。とっても、良い顔してるよー!」
客「イェーイ!!」
ヒロト「でも、カッコイイって勘違いするなよ?(笑)ここから一歩外に出たらモテない(笑)。」
客「(笑)」
ヒロト「ロックが好きな人が見たら良い顔。でも、外に出たら大半の人がロックに興味が無いから。」


一言一句正確ではないが大体このようなことを言っていた。
他にもなにか云っていた気がするが忘れた。
ところで、2ちゃんねるにあった書き込みのまる写しじゃないかと思われた方。
あの書き込みは私がしたのだ(笑)

ライブを終えて今後、クロマニヨンズがどのような進化を遂げるのか楽しみになった。
そして“僕”はブルーハーツを聴きたくなった。

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