あび卯月☆ぶろぐ

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母に感謝する日はいつか

2013-06-16 20:33:13 | 雑記
前回、靖国神社のことを書いて反省していた。
イデオロギーにかかわることはイデオロギーな人の琴線に触れさせてオカシナ人を誘発するので、あまり書きたくなかったのだが、このブログは一定期間投稿しないとレイアウトが変わってしまうので、仕方なく書いたらああなった次第。

今回はどーでもいいことを書いてお茶を濁したい。

もう一つの方のブログにも書いたけども、今日は父の日であった。
母の日にくらべてどうも存在感の薄い父の日。
何度も確認しても忘れて、今日になってまた思い出したので事なきを得た。

さて、「父に感謝する日は?」と問うと、間違いなく今日の「父の日」と多くの人が答えると思う。
では、母に感謝する日はいつでしょう?

「母の日にきまってんじゃん」という声が聞こえてきそうだが、半分正解。
実は、もう一日ある。
しかも、法律で定められているのだ。

昭和二十三年に定められた「国民の祝日に関する法律」(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号)という法律がある。
戦前にあった祭日を民主的に改めなさいとGHQが日本政府に圧力をかけて出来た法律だ。

この法律によって紀元節は廃止され(のちに建国記念の日として復活)、明治節は文化の日となり、新嘗祭は勤労感謝の日となるなど、「民主的」な呼称に改めさせられた。
新しく出来た祝日もある。
こどもの日もその一つで、国民の祝日に関する法律によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」とある。
そう、こどもの日は母に感謝する日として法律で定められているのだ。
なぜ、父母ではなく母だけなのかはよくわからない。
このことについて、普段、男女平等を叫んでいる団体が「男女差別だ!」だと批判してもよさそうなものだが、そういう声は寡聞にしてきかない。
いや、別に私は男女差別だとも思いませんが。

ところで、こどもの日の五月五日は古来より日本では「端午の節句」として病気や災厄をはらう行事が行われてきた。
江戸時代以降、男児の誕生や成長を祝う日となり、いわば、五月五日は男の子の日となっていた。
女の子の日は三月三日の雛祭りですね。

それで、五月五日をこどもの日としたことについて、「なぜ、男の子の日をこどもの日にしたのか、男女差別だ」という声はあった。
そこで、そのバーターとして「母に感謝する」という文言を入れたのではないか。
完全なる邪推ですけどね。

ともあれ、こどもの日は母に感謝する日とはあまり知られていない。
誕生日も入れると母に感謝する日がやたらと多くなるので、あまり浸透しなくていいですけどね。