あび卯月☆ぶろぐ

あび卯月のブログです。政治ネタ多し。
お気軽にコメントなさってください☆

安倍新内閣発足

2007-08-29 03:04:35 | 政治・経済
安倍改造内閣が発足した。
昨日、旧友との電話で突然その話になり、私は新閣僚のメンバーについておおかた肯定的な意見を述べた。
すると友人は「安倍は右翼だから嫌い」と返してきた。
私は「あぁ、そう(笑)」と苦笑いするにとどめたが、いづれこの友人と安倍政権についてじっくり話し合ってみたいものだ。
私は安倍晋三を右翼だとは思わない。
村山談話、河野談話を継承するという者が右翼であるはずがないからだ。
また、国会の答弁で「満洲事変は侵掠だった」と言っていたし、岸信介商工大臣(当時)が日米開戦の詔書に署名したことも誤りだったと述べていた。
だから、かつて私はこのブログで「左派はもう安倍さんを怖がることはありません。
安倍さんは左派の考えに近いのですから」と書いた。
少なくとも歴史認識の点では朝日新聞の対して変わりない。

さて、改造内閣が発足して野党や自民党内からは「派閥優先だ」とか「昔の自民党に戻ったようだ」(加藤紘一)などと批判され、マスコミからも「バランス重視の結果、この政権が今後一体、何を目指していくのか、焦点がぼやけてしまった印象も強い」(毎日新聞:社説)と言われている。
政策実行の為、腹心を閣僚に据えると「お友達内閣だ」と批判され、派閥を尊重しバランスをとると今度のように批判される。
結局、どっちに転んでも批判されるんですな(笑)

讀賣新聞の輿論調査によると新内閣の支持率は44・2%で参院選後に比べ12・5%増えたという。
まったく輿論というものは猫の目のようにころころ変わる。
安倍首相にとっては支持率なんぞ気にするだけ無駄である。
年金問題だって安倍政権にどれだけの責任があったのだろうか。
でも、そこを叩けば支持率は落ちてゆくのだからたまらない。
民主主義とは即ち衆愚政治で人気さえ取れたら首相は何をしても許される。
小泉を見よ!彼こそがその仕組みを最大限に利用した。
あゝ、民主主義とはなんと恐ろしい政治制度だろう。

私は教育をなんとかして欲しいと思う。
同時に日本の社会政策と経済体制を維持して欲しいと思う。
それをやってくれれば首相は誰でも構わない。
民主党が政権取ってもいいじゃない。
日米関係?憲法?
いやいや、そんな制度をいくらいじったって国は良くなりはしない。
人を変えなければどうにもならない。
まづは教育できちんとした国民を作らなければいくら立派な憲法や制度があっても国は滅びる。
現に滅び始めている。
「きちんとした国民」の定義を言えって?
少なくともホームレスに石をぶつけて殺す人間でないことは確かです。


附記:愛人と賭けゴルフの横峯議員がスキャンダル記事を書いた週刊新潮(新潮社)を訴えたそうですね。
毎日新聞の記事によると、「(横峯氏は)5500万円の損害賠償と謝罪記事の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると「女性と男女関係はあったが、記事はすべて虚偽」としている」とのこと。
はじめ、愛人と賭けゴルフの事実を認めていたので潔い人だなぁとその点は感心していたのだけど、見損なった。
早く辞めりゃいいんだよ、もう。

私の声優史 第四回(最終回)

2007-08-27 01:33:12 | 漫画・アニメ
はい。今回で終わりです。
最後は声優界の問題点と今後を書こうと思ったのですが、暗い話になるし大儀なのでやめにします。
早い話、声優界の問題点は給料が極めて安いことと、枕営業の実態があることです。
ね、暗い話になりそうでしょ。

ということで、最後は大谷さんの話。
「私の声優史 第一回」の冒頭で「最近、私の中で大谷育江ブームが到来している」と書いた。
書いたままで詳細を明かさないままだったので、今回はそれを説明して終わり。

私が大谷さんの名前を初めて知ったのはポケモンブームの頃。
だから、平成九年か十年頃のことと思う。
ピカチュウの役をしていたのが大谷さんであった。
といっても、私は当時ポケモンにさほど興味はなくアニメの方も数回見たくらいだ。
それよりも遡って『コボちゃん』をよく見ていた。
コボちゃんの声を担当していたのも大谷さんだった。
『コボちゃん』はポケモンよりも五年程前に放送が開始されていて、ポケモンが始まる前に放送終了している。
また同時に例のフルハウスもよく見ていた。
私はその時分、大谷さんの名前を知らず、後にピカチュウで名前を知って大谷さんがコボちゃんやステフの声をやっていたことを知った。

それから数年経った平成十五年頃、『ナースウィッチ小麦ちゃん』というアニメを見た。
このアニメ、少々説明を要する。
元々、『The Soul Taker~魂狩~』というシリアスなアニメがあった。
それに登場する中原小麦を主人公に『The Soul Taker~魂狩~』とはパラレルワールド(別世界)で且つ、同じ人物を使って作ったアニメが『ナースウィッチ小麦ちゃん』である。
『ナースウィッチ小麦ちゃん』は『魂狩』とまったく違って、完全なるギャグアニメでマニアックなネタ満載のオタクのためのオタクによるオタクのアニメだった。
但し、全体に漂うオタクであることに自虐的なノリはブロッコリーのそれと通じるものがあり、単なる萌えアニメとは一線を画すものがあった。
いうまでもなく、私の好きなタイプのアニメである。
その『小麦』に登場する小麦のライバルであるまじかるメイドが国分寺こよりというキャラでその声を担当していたのが大谷さんであった。
私はこの大谷さんの演技にやられてしまった。
大谷さんの役にしては珍しく、高飛車で意地悪なライバル(というより敵)の役だった。
中でも「おーっほっほっほっほ!脳無し貧乳チビナースー!悔しかったらここまでおいでー!ベロベロバー!・・・でございすわ!」というセリフなどは白眉である。
(↓下の動画参照)
http://www.youtube.com/watch?v=WZF0rxk2tXA

また、大谷ブームの直接のきっかけになったのは、今年の三月に妹が借りてきた『ときメモ ~ガールズサイド~』だった。(詳細は別の記事で説明します)
この須藤瑞希役が大谷さんで元々大谷さんが好きだったこともあり、瑞希の声と演技を聴いて急激なブームが押し寄せてきた。

大谷さんの魅力は何と言ってもその声なのであるが、大谷さんの声は単に可愛らしいだけではない。
細い声から太い声まで自在でなによりこぶしが効いているのだ。
この特性がよく生かされているのが前述の国分寺こより役においてである。
こぶしの効いた声というのは強い。
こればかりは真似しようと思っても中々出来ない。
例えば、小麦役の桃井はるこさん(モモーイ)の声も特徴的だがこれはまだモノマネしやすい。
この違いはやはりこぶしが効いているか否かによると思う。
そんなわけで大谷さんの声は唯一無比で本当に良い。

女性の年齢を書くのは失礼だが、敢えて書かせてもらうと今月の十八日で四十二歳になられた。
声優界でいうと中堅からベテランへ移る年頃で、脂も乗って絶好調といったところだろうか。
やはり、声優は四十を越えてからである。
若手アイドル声優のアンチテーゼとしても大谷さんたち中堅ベテラン声優に頑張っていただきたいところだ。

あび卯月は大谷育江さんを応援しています!

あび放言 其の四(横峯議員スキャンダル、「白い恋人」)

2007-08-23 22:42:44 | 時事放言
・横峯議員の賭博、愛人問題

朝、学校に行く前、テレビを観ていると横峯さくらの父親=横峯議員の賭博と愛人についての問題が取りざたされていた。
私は良い政治をしてくれるなら愛人を何百人作ろうと、ゴルフで賭博をしようと構わない。
ただ、能力が無いくせに職を涜すのはやめてもらいたいと思う。
だから、私の関心は横峯議員が政治家として有能か無能かということだけだ。
もっとも、私には子の七光りの三流タレントにしか見えないが。

今回の参院選で一番腹が立ったことはゴルファーの父親も去ることながらタレント弁護士や女子アナウンサーや元ヤンキー教師が当選したことだ。
まぁ、日本の民主主義なんてこの程度のものだから予想はしていたけれど、やはりなんだかなぁと思う。
投票する方もする方なら立候補させる党も党だ。
このことに与野党の別はない。
どの党も票を取ってくれるタレントが大好きである。
誤解の無いように書いておくが、タレントが全て一般議員より劣っているとは思わない。
一般議員にも今すぐ辞職した方がいいような輩は大勢いる。
が、多くの場合その能力を買って立候補させるのではなく、ただ単に人気があるから立候補させているに過ぎない。
今度当選したタレント議員を見てみても政治家としてふさわしい人間が居るとは到底思えない。
キムタクあたりが立候補したら確実に当選するだろうし、挙げ句、総理大臣になるのではないか。
どこかの党、一度試してみてください。



・白い恋人

いささか古い話で申し訳ないが、
「白い恋人」が賞味期限を改竄したとかで問題になっている件について、私はずっと解せないことがあった。
それは賞味期限は当事社が決めることであって、その賞味期限を延ばしたとして「改竄」になるのか、ということだ。
この問題について福田逸先生が御自身のブログで論じられているので、詳しくはそちらを参照していただきたい。
(福田先生のブログには弊ブログのリンクから行けます)

以前も書いたような気がするが日本人って賞味期限に敏感になりすぎではないかと思う。
「白い恋人」の賞味期限だって随分前から延ばしていたらしいがそれで食中毒が出ているのだろうか。
出ていないなら何の問題も無いと思う。
それよりも、アイスクリームの大腸菌の方が大問題なのにそっちはあまり報じられない。
改めてマスコミ報道は偏っていると思った。

そうそう、先日、伊集院光がラジオで北海道旅行に行ったことを話していた。
その中で
「でさぁ、お土産に白い恋人を買おうと思ったらあれ、めちゃくちゃ売れてるのな。全部売り切れてたよ。」
などと話していたので大笑いしてしまった。
勿論、伊集院光は解って言っている。流石といったとことろだ。

私の声優史 第三回

2007-08-21 22:47:46 | 漫画・アニメ
今回は最近のイチオシ声優を紹介したい。


・沢城みゆき

誕生日が私と二ヶ月しか違わない若手声優。(学年は私の方が上)
若手声優でもっとも演技が素晴らしい。
デビューは十三歳の頃。
ふつう、若くしてデビューした役者は大人になって凋落することが多いが、沢城さんは年を重ねるごとに腕を上げている。
デジキャラットのぷちことローゼンメイデンの真紅が同じ声だとはじめ気づかなかった。
つまり、様々な声も出せる演技派である。
私はほとんど尊敬している。


・堀内賢雄

フルハウスのジェシーの声と聴いたらなるほどと思う方も多いと思う。
洋画や海外ドラマにはなくてはならない声優さん。
なんといっても声が良い。
「トリビアの泉」のトリビアの種において「工事現場の看板に声を入れるとしたら誰になるか」というテーマの回で、音響監督の浦上靖夫、大熊昭、田中章喜が「聞いていて飽きない」「安心感がある」などという理由から選出されたこともある。


・井上喜久子

自称、永遠の十七歳。
しかし、私は十七と言うより永遠の三十歳くらいの印象だ。
というのも、お姉さんや年上の妖艶な女性の役にこの人の声は缺かせない。
洋画でも随分活躍されている。
優しいお姉さん系の役においてはかなりの癒し系ボイスで不覚にも癒されてしまう。
また、その天然キャラも特筆すべき事項である。
ラジオCDで「冷やしラーメンくんはラーメン界で仲間外れにされるのでは?」と本気で案じていた事には爆笑させていただいた。


・小林ゆう

銀魂のさっちゃんの声優さん。
かつてモデルをしていたこともある。
私の場合、さっちゃんに萌えたという理由もあるのだが、なんといっても小林さんの描く絵画作品を見ていっぺんでファンになった。(※上の画像参照)
ファンの間では広く小林ゆう画伯と呼ばれている。
どんな絵を描かれるかというと前衛藝術家が裸足で逃げ出すような作品である。
また、演技力も申し分なく、かなりぶっ飛んだ演技も出来る声優さんだ。
(↓事務所のサンプルボイスを聴いてみてください。驚きますよ。)
http://www.holypeak.com/artist/?id=1148921247-488802&page=1


・千葉紗子

私は初め千葉紗子をアイドル声優だと思っていたので高く評価することはなかった。
見た目は可愛いらしいがなんだか魂の抜けたような感じで演技もそんなものだろうと踏んでいた。
しかし、人は見た目で判断してはならない。
舞-HiMEEの玖我なつき、撲殺天使ドクロちゃんのドクロちゃんの演技をみて私はただ脱帽するのみだった。
アニメを観ないという人も撲殺天使ドクロちゃん(第1作の方)は是非見て欲しい。(今ならYouTubeでも見られるはず)
作品自体もパンクな感じで凄まじいが、千葉紗子の凄さを知ることが出来る。
私は今だに玖我なつきとドクロちゃんの声が同じ人によるものだとは思えないのである。
最近、「北へ。」をしていて、春野琴梨の声もまた千葉紗子だと知ってますます評価が高くなっている次第である。


・うえだゆうじ

中堅声優の中で変態役をやらせたらこの人に敵う人はいない。
特に好きな役は「すごいよマサルさん」のマサル、でじこの暴れん坊、おじゃる丸のキスケ、ポケモンのタケシ、「ナースウィッチ小麦ちゃん」のむぎまるなど。
当人は大のオタク嫌いだという話でその点も私は好感を持っている。


・金田朋子

声に破壊力がありすぎる。
声に関しては好きとか嫌いとかそういう次元の話ではない。
レジのバイトをしていたときに、客にレジの機械音と勘違いされた逸話があるほど。
私が金田さんが好きな理由は金田さん自身のキャラクターにある。
とにかく、天然ボケなのである。
詳細を知りたい方は以下のサイトを参照。
http://www.geocities.co.jp/Playtown/2649/tomo.html


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私の声優史 第二回
私の声優史 第一回

「銀魂」見たりて和服復興を思ふ

2007-08-16 18:06:38 | 雑記
このまえ学校の帰りがけ、電車を乗り換えようと急いでいると、私と同時に浴衣を着た若い女性たちが大勢乗り込んできた。
小生、思わずうっとりしてしまった。
車内に入り、浴衣の娘たちをチラチラ見たいと思いつつ堪えていると横に居た男子学生二人が
(後輩)「花火大会でもあるんですかね?」
(先輩)「なー」
(後輩)「いいもんですね」
などと話していた。
なんだ、私と同じことを考えている。
やはり浴衣は良いものである。
日本人には浴衣など和服が良く似合う。
最近では日常生活で和服を着ている人はとんと見かけなくなった。
若い人はほぼ全員洋服だ。
まして、肌の露出も激しくなる一方でアメリカ人女性も驚くような恰好をしている女性もよく目にする。
洋服を着ている者はもはや日本人ではないのだ。
ナイナイの岡村隆史がラジオで言っていた。


(日本人は)ちょっと、あの、アメリカの真似しすぎるところあるんですよ。・・・
もう、GパンGジャンからそうや。さかのぼったらね。
我々、和服やから。本来。チョンマゲ切った時点でもうアカンねんて。鹿鳴館ですよ。



最後の「鹿鳴館ですよ」には思わず声をあげて笑ってしまったが、
岡村さんが言うように本来日本人は和服を着ていた。
それが、明治維新を経て文明開化ののち次第に服装が欧米化していった。
いや、服装だけではなく文化や思想までも欧米化した。
タカアンドトシが云うまでもなく、明治以降の日本人は「欧米化!」なのである。
チョンマゲを切った時点でその精神と共に日本人は日本人でなくなったのだ。
なんてことをいうと、やはりあび卯月は国粋主義者だと思われるかもしれない。
勿論、半分冗談で言っている。

文化は元来、全く純粋のものは無いと言ってよい。
他民族の様々な文化とごちゃ混ぜになって文化は多様性を持ち発展してゆく。
和服だって支那文化の影響を受けている。
国風文化というがあれも支那の影響を色濃く残している。
そもそも日本民族自体がシベリヤ系、大陸系、半島系、南方系の人種の雑種なわけで、
純粋な日本人なんてものの定義も非常に曖昧なものだ。
・・・こういう認識の上で戯言として述べていることを御理解いただきたい。

ともあれ、私は和服が滅びてしまったことに寂しさを覚える。
唐突だが、『銀魂』という漫画を御存知だろうか。
私はアニメの方しか観ていないが、この『銀魂』の世界観は明治維新が起きなかった架空の日本が舞台なのだ。
もう少し詳しく述べると、銀魂の世界では日本に黒船が来航する代わりに宇宙人が襲来してきて、
そのあと、色々あって文明開化はしたが、幕府機構は残っているという設定。
それゆえ、生活用品や風俗の様式は江戸時代のままなのだ。
チョンマゲの武士は居るし、庶民も散切り頭が多くなってきたがまだまだ髷を結っている者も多い。
女性も日本髪がまだまだ多いようである。
文明は発達してたので、人びとはテレビや車など文明の利器の恩恵に与っているが、
そのテレビのデザインが江戸のそれで、瓦がついていたりする。
また、車でも例えばパトカーに御用と書かれた堤燈のようなものがぶら下がっていたりとなかなか笑える意匠の利器が多い。
そして何より人びとが和服を着ている。
新撰組などの警察官やサラリーマンは洋服を着用しているが、ほとんどの国民は和服である。
(・・・いま、国民と書いたが幕府がまだ存在しており、近代国家が成立していないようなので「国民」というとどうも違和感がある)
そうそう、サラリーマンは洋服を着用しているものの、やはり髷を結っており、会社では畳の上に机(台?)を置いて正座をして仕事をしている(笑)

ともあれ、私はこの銀魂を観るたびに憧憬を抱く。
銀魂の世界では文明開化したものの日本文化は根強く残っているのだ。
服装等がすっかり欧米化してしまった現実の日本とは大違いである。
近代化することはつまり欧米化することとほぼ同義であるからいまの日本のありようは必然であるとも言える。
しかし、やはり和服が滅びたことは残念に思う。
ここらで一つ、誰か和服ブームを作ってはくれないだろうか。
なに、簡単なことだ、当代一流のファッションモデルや人気アイドルに和服を着せればよい。
そうすれば若者は皆、真似して着るだろう。
そして、その波を全世代に広げてゆく。
この案、一考に価すると思うが如何だろう。

小沢についてきゃ間違いない!

2007-08-10 01:33:52 | 政治・経済

『やっぱり小沢でナイト』

小沢についてきゃ間違いない! (くりかえし)

ちょっぴり眉毛が薄くて かわいいな かわいいな
おなかの色が玉にきず 腹黒い 腹黒い
アイ、アイ、アイ、アイ、愛してる
みん、みん、みんなの小沢さん
政治家みんなガン首そろえ たよりない たよりない
でも小沢はちがう いつもオレに ついてこい ついてこい
サ、サ、サ、サイコー!

小沢についてきゃ間違いない! (くりかえし)

女と一緒に寝ようが いいじゃない いいじゃない
問題発言したって いいじゃない いいじゃない
アイ、アイ、アイ、アイ、愛してる
みん、みん、みんなの小沢さん
政治家みんなガン首そろえ たよりない たよりない
でも小沢はちがう いつもオレに ついてこい ついてこい
サ、サ、サ、サイコー!

小沢についてきゃ間違いない! (くりかえし)

※原曲:ベイ・シティ・ローラーズ「SATURDAY NIGHT」



参院選挙で民主党が勝って二週間くらい経つ。
いろいろ書きたいこともあったけど、どこかで聴いたような言説になるだろうと思って書かなかった。
本質論以外で実感したことはやはり小沢一郎は選挙に強いということだ。
この神話はまだ生きていた。

私が小学四年生の頃、「ラスタとんねるず」というバラエティー番組があった。
とんねるずの看板番組なのだが、毎回、政治家の人形を使って政治パロディ劇をやる「スピッティング・イメージジャパン」というコーナーがあった。
これが大好きだった。
たとえば、政治家がねるとんパーティーをやる。
それぞれ、女性を口説くのだけども、細川護煕は「僕と一緒に熊本城に昇りましょう」などと云う。
村山総理(当時)は綺麗な女性をみて昂奮して血圧が上がり救急車に運ばれていた。

また、エンディング曲はタカ&総理ング・ストーンズが歌う政治風刺の洋楽の替え歌だった。
これもまた大好きだった。
小学生だったから政治諷刺の細かい意味は解らなかったが、元来、政治諷刺やパロディが大好きなので子供なりに理解して楽しんでいた。

番組は半年しか放送されなかったが、その間に細川→羽田→村山と二回も総理が代わった。
当時、小沢はフィクサーというか、政界の黒幕というか、大物政治家という扱いでこの人形劇にもよく登場していた。
上に挙げた歌詞は小沢をテーマにした替え歌。
(↓このサイトで動画を見ることが出来きます)
http://blogs.yahoo.co.jp/sy4890/31372861.html
いま、改めて歌詞を見てみるともう忘れ去られている元ネタがちりばめられている。

「女と一緒に寝ようがいいじゃない」というのは、平成六年四月二十五日に小沢一郎(当時、新生党代表幹事)が国会内のエレベーターで記者団に「どの女と一緒に寝ようがいいじゃないか」と発言したことによる。
また、これを朝日新聞が報道したことに小沢氏が怒り、五月十六日に千葉市で開かれた「新生党と歩む千葉市民の集い」で「朝日新聞というのはアカ新聞かブラック・ジャーナリズムかと思った」と述べた。
動画の中で小沢氏が朝日新聞を引き裂いているのはこれが元ネタだと思う。
(しかし、パロディとはいえテレビで朝日新聞をやぶくなんて、フジテレビだったから可能だったのだろうが、いづれにしても今では無理だろう)
それほど仲の悪かった小沢と朝日だが、いまや朝日は小沢民主党を応援しているのだから時代の流れというのは恐ろしい。
同時に「政治」(あくまで括弧附きの)とは斯くも面白いものかとも思う。

当時の小沢は今よりも惹かれるものがあった。
それはあのなんともいえない黒い感じに由来するものだったように思う。
顔からして悪い感じが逆にその他の頼りない政治家と違って頼れる感じがしたものだ。
私は今だに『やっぱり小沢でナイト』を聴いているとなんだか小沢一郎が好きになってくる。
現実に戻ってみて、小沢民主党は躍進した。
衆院総選挙でもこの調子でゆけば小沢民主党が政権を取るかもしれない。
本当に「小沢についてきゃ間違いない」!?


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以下に、ラスタとんねるずで放送されたその他のエンディング曲を載せておきます。
どれも笑えるね。


『まぁええじゃないかと言おう 』

体弱いジーさん 総理やらされ 日本の国民なんか気にせんでもOKよ
どっか遠くの国で ガキが泣いてる よその国なんて無視したってOKよ
も~たまらんわ やってられへんわ まぁええじゃないかと言おう
Oh 安保も 自衛隊も まあええじゃないかといおう

みんな大好き お金大好き それが政治家魂
総理の椅子は 持ち回りだぜ そろそろ変えますか
世界のSOS ほら聞こえるよ 日本のことだけをやってりゃ心配ない

やってりゃ心配ない やってりゃ心配ない やってりゃ心配ない・・・・
(も~たまらんわ やってられへんわ まぁええじゃないかと言おう
 Oh 安保も 自衛隊も まあええじゃないかといおう)

※原曲:スティング「Englishman in Newyork」


『(曲名不詳)』

MURAYAMA! 大正生まれだ
MURAYAMA! 眉毛が長いぜ
MURAYAMA! もう70でも 
日本の総理
MURAYAMA! ねえ社会党だろう
MURAYAMA! 自民と手を組み
MURAYAMA! 自分が総理だ
やなじいさん
いつも手入れしとる眉毛がすげえ!
いつも手入れし取る眉毛がすげえ!
いい人そう いつも糞マジ それしか取り柄がないんだね
MURAYAMA! 裏金には
MURAYAMA! 手を出さない
MURAYAMA! そんな大金
見たことない
いつも手入れしとる眉毛がすげえ!
いつも手入れし取る眉毛がすげえ!
いい人そう いつも糞マジ それしか取り柄がないんだね

※原曲:西城秀樹『YOUNG MAN(YMCA)』


『連立チャンポン~we are the champion』

眉毛長い とても長い
変な爺さん 誰が呼んだ 
また ミステイク
蘇える じじぃ パワー 大丈夫だ
(ムラヤマ OK OK OK OH~)
連立チャンポン やべえ~
自民 さきがけ 社会
連立チャンポン 連立チャンポン
誰が ボス猿 次狙っとるのは
オザワ~
大分弁 丸出し
辞めたい奴らが 文句いいよる
じじぃ チャレンジだ 大丈夫
(ムラヤマ OK OK OK OH~)
連立チャンポン やべえ~
自民 さきがけ 社会
連立チャンポン 連立チャンポン
誰が ボス猿 次狙っとるのは
オザワ~

※原曲:クイーン「We are the champions」



註:平成二十一年八月十二日 歌詞訂正

ガガガSP、メジャーデビュー秘話

2007-08-05 01:53:33 | 音楽・藝術
六月にガガガSPのライブに行って来た。
そのことについて書こうと思ってすっかり忘れていた。
今更だが、書く。

ガガガSPは日本のバンド。
一般に青春パンクにジャンル分けされる。
本人たちは当初この呼び名に不満があったらしいが、最近では自ら青春パンクバンドと名乗っている。
これに対して反撥を覚えるファンも居るそうだが、私はここにガガガSPの円熟をみる。
私がガガガをはじめて聴いたのは高校二年の頃だったろうか。
歌詞や音よりも何より、ボーカルのコザック前田の歌い方が気に入って聴くようになった。
のち、しばらく離れていてこの度、ライブに行くことになった次第。

今回も委員長と行った。
というより、委員長からチケットを戴いたのである。
本当にありがとう。
ライブが始まる前、箱内に音楽が掛かっていたのだが、それが吉田拓郎だった。
委員長曰く、選曲はガガガSP自身によるものらしい。
ははん。やはり吉田拓郎が好きなのだな。
私は初めて「晩秋」を聴いたとき、吉田拓郎のカバー曲かと思ったくらいだ。
ガガガの楽曲には拓郎を思わせるものがある。
いや、拓郎に限らずガガガがフォークから受けた影響は計り知れない。
そういえば、高田渡の『自衛隊に入ろう』をカバーしている。
今度のライブでも演奏された。
このように青春パンクながらフォークの流れをくんでいる点が、私がガガガが好きな所以であろうと思う。
(いや、それこそが青春パンクが“青春”パンクである所以か?)

ところで、このライブ中、私はコザック前田さんと会話を交わした。
会話といっても、MCの時に前田さんが前方右側の集団に向かって「ライブ初めて!?」という質問をしたら、何故かみなしーんと静まり返って、
その時、前田さんと偶然目が合った私は思わず「ガガガは初めて!」と答え、前田さんが「おー」と反応したという感じのもの。
ちょっぴり嬉しかった。

さて、MCではガガガのメジャーデビュー秘話も語られた。
御存知の方もあるかもしれないが、紹介しておく。

インディーズ時代、『ガガガSP登場』というファーストアルバムを出したが、このアルバム売れ行きが芳しくなかった。
廃盤寸前になっていたところ、ソニー・ミュージックエンタテインメントの社長が偶然このアルバムを手にする。
なんでも、派手なジャケットが目に止まり、社長自らジャケ買いしたという。
アルバムを聴いた社長は「なかなか良い曲だ」と思い、何と社長からじきじきメジャーデビューの声が掛かる。
が、このアルバムには「尾崎豊」という尾崎豊を罵倒した内容の曲が収録されていたため、問題となる。(尾崎豊はソニー所属)
また、尾崎の事務所から「消すぞ」という脅され、ライブ等で二度と「尾崎豊」を歌わないことを約束させられる。
ところが、その日のライブの一曲目で「尾崎豊」を演奏してしまう。
ライブ後、大変後悔してガッタ山本さんが「俺たちこれからどうなってしまうんやろう・・・」と嘆いた。

およそ、以上のような内容だった。
後日談まで詳しく語られなかったが、無事メジャーデビューしているところをみるとなんとかなったのだろう。

ウィキによるとコザック前田さんは青春パンクバンドを九十歳まで続けると宣言しているそうだ。
これについてのウィキの記述は正しい。
前田さんは今回のライブでも同様の発言をしていた。
私もその時まで生きているかわからないが、是非とも九十歳で青春パンクを歌うバンドを見てみたいものである。