あび卯月☆ぶろぐ

あび卯月のブログです。政治ネタ多し。
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あび放言 その九(WBC、有吉弘行、強制退去問題)

2009-03-10 02:38:13 | 時事放言
・WBC
今日、韓国に負けたそうですね。
私は非国民なので野球でどの国に負けても悔しくない。
それ以前に野球に興味がないんだけどね。
仄聞したところによると、今回のメンバーは足並みが揃っていないようで、当初打席で三番にされたイチローが一番になっても不機嫌とか。
なんだか、大東亜戦争のときの陸軍と海軍のいがみ合いみたいだ。
あと、「侍ジャパン」という呼び名に違和感。


・有吉弘行
彼が附けるあだ名のネーミングセンスはもはや尊敬の域。
だが、もう一つ彼の隠れた才野は「優れた分析力」だ。
以前、アメトークに出演したとき、一発屋にならない為にはどうすればいいかという講義を披露していた。
それが、「手広くやらない」とか「これぞ!というものを作らない」とか意表をつく内容ながら的確な指摘だった。
先日は「ブレイクするっていうのはバカに見つかること」。
だから、あまりゴールデンに出ない方がいい、自分は深夜番組が一番輝くと分析していた。
その通りだと思う。
ブレイクしたらそれは既に衰退に入ったということなのだ。


・フィリピン人強制退去問題
この問題に対して、テレビで強制退去やむなしという意見はほとんど見かけない。
みんな口々に可哀想だと。
確かに映像だけ観れば可哀想と思うのもわかる。
しかし、前提として不法滞在は犯罪であり本来、強制退去させられるのは当然の措置。
それを不当だというなら、そういう人にピッタリの言葉があるが書かない。
可哀想だからという理由で両親の滞在が許可されたのなら以後、日本は法治国家ではなく人治国家を名乗るべきだ。(いまでも十分怪しいですけどね)
いや、それとも、国籍法よろしく法を改正して当局の眼を巧く逃れて、十年間住めば滞在許可が与えられるようにするか。
国家規模のかくれんぼ。これはなかなかスリルがありそうだ。
ただ、その時点でこの国を主権国家と呼んでいいのかどうかという疑問は残るが。

あび放言 その八(厚生次官刺殺、台湾、美人市議)

2008-11-23 21:15:50 | 時事放言
・元厚生事務次官刺殺事件

昨日、犯人とみられる男が自首して、事件は一段落ついた形だ。
ただ、本当にこの男が犯人なのか、また動機や背後関係が気になるところだ。
さて、この事件について政治家やマスコミはさかんに「民主主義の危機」という言い方をしている。
例えば、社民党の福島瑞穂党首は会見で「年金や医療の実務に携わっていたことが理由になっていたなら、政治と民主主義の危機だ。政治は社会保障の不安をなくす方向で全力を挙げないといけない」と語った。(11月19日18時45分配信 時事通信)
果たして本当にそうだろうか。
いままで、官僚は民主主義を阻む元凶のように云われてきた。
日本は民主主義国家ではなく官僚国家だという風に。
私もこの意見に概ね賛成で、官僚機構の安寧と民主主義の問題は別問題だと思う。
じじつ日本は官僚が政治家よりも実際に国を動かしている現状があり、選挙を経ずにその職にある官僚が国を動かすことは本来、民主主義の精神とは相容れないはずである。
すなわち、官僚に対するテロで危機にさらされるのは、民主主義ではない。
官僚に対するテロで危機にさられるのは行政機構であり、もっとえいば国家秩序だ。
あえて書く必要もないと思うが、このようなテロは到底赦されるものではない。
しかし、繰り返すがそれは民主主義の危機を招くからではなく国家秩序を乱すものだからである。


・台湾情勢

台湾は親日国家だとよく謂われる。
私もその認識に間違い無いと思うが、註釈がいる。
正しくは台湾の内省人は親日的だというべきだろう。
内省人というのは日本統治時代以前から台湾に住んでいた人たちとその子孫を指す。
つまり、日本統治時代は日本人だった人たちだ。(その子孫は違うけども)
内省人と反対の人たちに外省人がいる。
これは戦後、つまり日本統治が終焉を迎えた後に支那大陸から渡って来た支那人を指す。
だから、外省人は漢民族になる。
その多くは日本と戦っていた国民党側の人間だから当然反日だ。
戦後の台湾はこの国民党が国を支配した。
だから、庶民レヴェルでは親日の人が多かったが、政府、マスコミなどは反日勢力に握られていた。
これに変化が見られたのが李登輝が総統に就任してから。
その後に総統になった民進党の陳水扁も親日だった。
ところが、今度の選挙で反日の馬英九(国民党)が総統に就任した。
その途端に、尖閣諸島は「中華民国の領土」とする総統府声明を発表し、日本が抗議すると劉兆玄行政院長(にほんの首相にあたる)が「開戦も排除しない」と発言。
さらには台湾の在日代表機関、台北駐日経済文化代表処の許世楷代表の召還と、外交部内に対日関係強化部門として設置された「日本事務会」の廃止を決めた。(2008年6月15日 産経新聞)
そして、先日、前総統陳水扁が逮捕された。
表向きは機密費横領容疑だが、親日勢力の掃討という意思が見え隠れする。
反日派が政権に返り咲いて、検察と司法も勢いづいた恰好だ。
台湾独立派(これは内省人が多い)も黙ってない。
昨夜、民進党の支持者ら台湾独立派の住民約一万人が台北市内の公園で陳水扁前台湾総統の逮捕に抗議する集会を開いた。(11月22日 時事通信社)
独立派と親中派の対立はますます深刻の度合いを増しそうだ。
いづれにしても、親中派が台湾を侵蝕している現状に憂鬱な思いがする。


・青森県八戸の「美人」市議、DVD発売

青森県八戸市の藤川優里市議がDVDを発売していろいろ話題になっている。
八戸をPRするDVDという名目だそうだが、遊泳禁止の場所で水着になっていて、「遊泳禁止の場所だから」とか「そもそも水着というのがケシカラン」など批判を浴びている。
そのDVDの内容、テレビで一部見たが、八戸のPRというより藤川優里のPVという感じだった。
あの人、本当は議員なんかよりタレントになりたいんじゃないだろうか。
議員をタレントへの踏み台と思っていなければ幸い。

あび放言 其の七(サミット、竹島、山本モナ)

2008-07-13 23:39:31 | 時事放言
・洞爺湖サミット

いつの間にか始まっていつの間にか終わっていた。
洞爺湖サミットで一番のサプライズは洞爺湖の文字が彫られた木刀が馬鹿売れしたことか。
いや、『銀魂』ファンにとってはサプライズというより想定の範囲内だったかもしれない。
私もその一人。
御存知無い方の為に解説すると、ジャンプに連載され、アニメも放映されている『銀魂』大人気漫画がある。
その漫画の主人公、坂田銀時が帯刀しているのが洞爺湖の銘入りの木刀なのだ。
この木刀、実際に洞爺湖周辺で売っていて海外でも大人気の『銀魂』とあってサミット関係者に馬鹿売れした模様。
彫師さんの話によるとアメリカ人だけでも百二十人くらい買っていたとのこと。
なんと、ブッシュ大統領夫人ローラ氏を警護していたSPも購入していたらしい。
改めて日本漫画の偉大さを思い知らされた。
え?サミットの成果ですか?
それはもう、石原慎太郎に代弁させましょう。

地球温暖化対策に関する成果について・・・
「大山鳴動。1匹のネズミも出なかった。会議を持った意味があるんですか」

温暖化ガス削減で長期目標設定に向けた合意にとどまったことについて・・・
「世界全体で切迫しているのにナンセンスだね、あの結果は」

食料危機やインフレへの対応策について・・・
「何もしなかったじゃないか。ああいうのをラケット(むだ騒ぎ)と言うんだ」

以上、いづれも日経新聞のニュースより。
放言・失言が多い慎ちゃんもたまには良いことを言う。

【参考URL】
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00136348.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080711AT1G1102R11072008.html



・竹島「領有」表現、修正される

文科省が中学校社会科の新学習指導要領の解説書で竹島について「我が国の固有の領土」と記述することが明らかになると案の定、韓国が抗議してきた。
こんなものは無視すればいい。
竹島は日本固有の領土で韓国が不法に占拠しているわけで、なにも間違ったことを書こうとしたわけではない。
第一、他国の教育に口を出そうなど内政干渉も甚だしい。
仮に韓国の嘘を嘘で塗り固めたデタラメな歴史教科書を日本政府が「訂正しろ」と言ったらそれこそ大問題になるだろう。
だから、教科書や学習指導要領に口出しする韓国は馬鹿なのだ。
そして、それよりも馬鹿の大馬鹿野郎が日本だ。
なんと、韓国の抗議に屈して日本政府は「我が国の固有の領土」という表現を避ける方針を決めた。
こんな国、世界広しといえども日本くらいのもの。
このような措置がいかに愚かしいことか詳述する気力は無い。
大馬鹿の国、アッパレ!



・山本モナ再び不倫騒動

以前、民主党の某議員と不倫をしてニュース23を降板させられた山本モナが今度は巨人の二岡と不倫をしたとかで『サキヨミ』という報道バラエティ番組を降板させられた。
モナ嫌いの私としては萬々歳。
不倫とかはおいといて、私はどの番組をみても知性や品性を感じられないモナが大嫌いなのだ。
これで、しばらくはテレビでモナを観ないで済む。
不倫は悪かどうかという問題についてはそりゃあ悪だろう。
だって、相手に妻子がいる場合、その家庭を崩壊させることになりかねない。
昔は姦通罪と言って刑に問われたくらいだ。
ただ、巨人のオーナーにして読売新聞会長の渡邉恒雄氏が報道陣に向かって「君らだってやってんだろ。同じようなものじゃないか」と仰ったことには同意。
不倫は悪だと騒いでいる報道関係者も意外に同じ穴の狢かもしれない。

で、こんなページを発見した。

【山本マサと山本モナの違いを教えて】
http://himasoku123.blog61.fc2.com/blog-entry-195.html

マサとモナの違いがわからんというネタ振り的なスレなのだけども、その中から秀逸な説明を抜粋すると・・・

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:25:10.12 ID:ZauJ8pKZ0
野球選手としてハッスルプレイするのがマサ
野球選手とハッスルプレイするのがモナ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:26:44.73 ID:0CTtz0PEO
ナイスピッチなのが昌
ナイスビッチなのがモナ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:28:46.11 ID:hBv6wHgHO
ボールを握るのが昌
バットを握るのがモナ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:33:04.35 ID:eoxBxVpP0
先発で登板するのがマサ
すぐに降板するのがモナ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:36:22.78 ID:MOVG21+WO
本業があるのに野球選手をやってるのがマサ
本妻がいる野球選手とやってるのがモナ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:36:52.23 ID:ZauJ8pKZ0
ホテルでもトレーニングを欠かさないマサ
ホテルでのトレーニングが専門のモナ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:39:20.85 ID:dj6voeH8O
選手のバットを空振りさせるのがマサ
選手のバットで腰振りするのがモナ

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/10(木) 18:40:44.31 ID:0OhbQc/U0
球のコントロールがうまいのがマサ
タマのコントロールがうまいのがモナ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:45:33.86 ID:iJhanZEGO
最年長でノーヒットノーランを決めたのがマサ
再延長でもういっちょ乗らん?と聞いたのがモナ

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 18:59:55.24 ID:2HRzKG6BO
アメリカから日本に戻ってすぐに成功したのがマサ
バラエティからニュースに戻ってすぐに性交したのがモナ

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 19:00:35.01 ID:nhDE3JKMO
白球投げるのがマサ
白濁受けるのがモナ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/10(木) 19:21:19.36 ID:CKd7USMnO
グラウンドで二岡と対戦するのが山本モナ
ベッドの上で二岡と対戦するのが山本マサ



下ネタが多くて申し訳ないが(モナが下品とか言えた義理ではないね)、どれも巧いものばかり。
私が歌丸さんなら山田君は大忙しだろう。

あび放言 其の六(原油高騰、後席シートベルト義務化)

2008-06-03 02:23:01 | 時事放言
・原油価格高騰、ガソリン170円台に

原油価格が相変わらず高騰している。
いま、原油1バレル130ドルくらいで、100ドルの大台に乗ったとき大騒ぎしていたのが嘘のような値段。
もっと、嘘のような話をすれば、第一次オイルショック前は1バレル3ドルだったのだから、もう夢のような世界だ。

原油が値上がりすれば当然の如く、ガソリンが値上がりするわけで、
ガソリンが値上がりすれば、相乗効果で各種価格が値上がりする。
ただでさえ、世界的な穀物不足で小麦をはじめとした穀物の値段が上がっているのに、こんどの原油価格高騰は泣きっ面に蜂といったところだ。

で、この原油高騰の原因の三分の一が投機、三分の一が需要増、三分の一が供給側の問題だという。
この際、需要増は仕方ないのだから、私の怒りは投資ファンドに向けられる。
なんとかして、原油の先物取引を規制できないものか。
なにゆえ、投資ファンドという名の資本家というか金持ちというか、不労収入を得ている奴等のために我々庶民が泣かなければならないのか理解に苦しむ。
資本主義なんて大嫌いだ!
私は戦後の日本がずっとそうであったように社会主義が良い。
そう、あびの正体は国家社会主義者である。
と、これは半分冗談にしても。
ゆめゆめ、忘れなさるな。
投資ファンドは庶民、労働者の敵ですぞ!


・後部座席シートベルト義務化

いつの間に決まったのだろう、これ。
決まったのは以前から知っていたけれど、これは悪法だと思う。
飲酒運転は他人に迷惑をかけるから、法で規制するのは当り前だとしても、後部座席のシートベルトを締めるか締めないかは自己責任だろう。
こういう自己責任の範疇に収めるべき事柄を刑法で規定すべきではない。
バスガイドさんが立って観光案内できなくなると聞いて「オイオイ」と思った。
健康増進法にしてもそうだけど、最近、国が個人に介入しすぎる。
物価高騰と併せて昭和十二年頃を思い出す。

夕方のニュース番組で原油の価格高騰とこのシートベルトの件を街行く人に尋ねていたが、多くの人は「仕方ない」と云っていた。
日本人は本当に怒るべきことには仕方ないと諦観主義になり、どうでも良いことにばかり腹を立てている気がする。

もっと、きちんと怒れ日本人!

あび放言 其の五(黒川紀章、赤福)

2007-10-13 00:34:32 | 時事放言
・黒川紀章死去

黒川紀章が急逝した。
突然のことで大変驚いた。
先の都知事選の時、私は黒川紀章を応援していた。
ああいう感性のぶっ飛んだ人に一度都政を任せてみたかったからだ。
選挙後、「太田総理」に出演して奇妙奇天烈な発言を連発する氏を見てすっかりファンになっていた。
これからも私たちを楽しませてくれると思っていたので今度の訃報はまことに残念だ。
謹んで御冥福を御祈り致します。



・赤福、製造日偽装

赤福は私の好きな和菓子の一つで、冷蔵庫に赤福を見つけようものなら喜び勇んでへらで掬い取り口に運ぶ。
美味い。あの餡子の甘さと餅の食感が何ともいえない。
そんな赤福が製造日を偽装していたとかなんとかで問題になっている。
しかし、私には何の問題があるのか今ひとつ理解できない。
結局、表示されている賞味期限内に食べて腹を下さなければ良いのではないか。
いや、確かに一度冷凍してそれを解凍した日を以って製造日とするのは問題ありだと思う。
きちんと作った日を製造日とするべきだ。
でも、結局、問題はそれだけのことで、そこを改めれば私は文句無い。
「白い恋人」の時といいちょいと騒ぎ過ぎではないかと思う。

あび放言 其の四(横峯議員スキャンダル、「白い恋人」)

2007-08-23 22:42:44 | 時事放言
・横峯議員の賭博、愛人問題

朝、学校に行く前、テレビを観ていると横峯さくらの父親=横峯議員の賭博と愛人についての問題が取りざたされていた。
私は良い政治をしてくれるなら愛人を何百人作ろうと、ゴルフで賭博をしようと構わない。
ただ、能力が無いくせに職を涜すのはやめてもらいたいと思う。
だから、私の関心は横峯議員が政治家として有能か無能かということだけだ。
もっとも、私には子の七光りの三流タレントにしか見えないが。

今回の参院選で一番腹が立ったことはゴルファーの父親も去ることながらタレント弁護士や女子アナウンサーや元ヤンキー教師が当選したことだ。
まぁ、日本の民主主義なんてこの程度のものだから予想はしていたけれど、やはりなんだかなぁと思う。
投票する方もする方なら立候補させる党も党だ。
このことに与野党の別はない。
どの党も票を取ってくれるタレントが大好きである。
誤解の無いように書いておくが、タレントが全て一般議員より劣っているとは思わない。
一般議員にも今すぐ辞職した方がいいような輩は大勢いる。
が、多くの場合その能力を買って立候補させるのではなく、ただ単に人気があるから立候補させているに過ぎない。
今度当選したタレント議員を見てみても政治家としてふさわしい人間が居るとは到底思えない。
キムタクあたりが立候補したら確実に当選するだろうし、挙げ句、総理大臣になるのではないか。
どこかの党、一度試してみてください。



・白い恋人

いささか古い話で申し訳ないが、
「白い恋人」が賞味期限を改竄したとかで問題になっている件について、私はずっと解せないことがあった。
それは賞味期限は当事社が決めることであって、その賞味期限を延ばしたとして「改竄」になるのか、ということだ。
この問題について福田逸先生が御自身のブログで論じられているので、詳しくはそちらを参照していただきたい。
(福田先生のブログには弊ブログのリンクから行けます)

以前も書いたような気がするが日本人って賞味期限に敏感になりすぎではないかと思う。
「白い恋人」の賞味期限だって随分前から延ばしていたらしいがそれで食中毒が出ているのだろうか。
出ていないなら何の問題も無いと思う。
それよりも、アイスクリームの大腸菌の方が大問題なのにそっちはあまり報じられない。
改めてマスコミ報道は偏っていると思った。

そうそう、先日、伊集院光がラジオで北海道旅行に行ったことを話していた。
その中で
「でさぁ、お土産に白い恋人を買おうと思ったらあれ、めちゃくちゃ売れてるのな。全部売り切れてたよ。」
などと話していたので大笑いしてしまった。
勿論、伊集院光は解って言っている。流石といったとことろだ。

あび放言 其の三(赤ちゃんポスト、天皇陛下の苦言)

2007-05-16 18:05:47 | 時事放言
・赤ちゃんポスト

昨日、赤ちゃんポストに三歳児が捨てられていたというニュース。
だから云わんこっちゃないんだ。
あんなもの作っちゃいけないんだって。
といいつつ、報道ステーションで加藤千洋さんが語ったように自分の中で賛成と反対が交叉している。
でも、やはり反対の気持ちの方が強い。

私は感情的には赤ちゃんポストには反対。
何で子供も育てられないようなオトナが子供を作る時代になっちゃったのかねぇ。
早い話が子供が子供を作る時代になったということだ。
かつての日本にも間引きという名の子殺しがあったがあれは避妊が発達していない時代の話。
様々な避妊の方法がある今の時代と比較出来ない。
また、昔は子供が捨てられても地域の皆がその子を育てたという意見がある。
しかし、それは地域社会が崩壊した今、不可能なことだろうとも。

一方、賛成派の意見もよくわかる。
子供の命を守るためという大義に反対するのは難しい。
しかし、その大義はテロと戦うためという戦争の大義と同じではないだろうか。
つまり、どちらも立派だが、いやいやそれはしかし・・・と言いたくなるのだ。

もう、この際、赤ちゃんポストを認めてもいいが、
三宅久之さんが言うように子供は子供を作るな!ときちんと教える事にも力を入れて欲しい。
問題の本質は無責任に子供を作る輩が増えたと云う事だと思うから。
(私のまわりにも中絶した人が結構います。はい。)

ところで、今後、赤ちゃんポストは
幼い子供が悪いことをした時、「赤ちゃんポストに捨てるよ!」などと云って母親が子供を躾る時に使えるかもしれない。
こういう使われ方ならば大賛成である。



・天皇陛下の苦言

天皇陛下は十四日の記者会見で次のように述べられた。

(自らの皇太子時代の海外訪問について)
「天皇の名代ということは,相手国にそれに準ずる接遇を求めることになり,私には相手国に礼を欠くように思われ,心の重いことでした。各国とも寛容に日本政府の申出を受け入れ,私どもを温かく迎えてくれたことに,深く感謝しています。」
「私どもの外国訪問を振り返ってみますと,国賓に対する名代としての答訪という立場から多くの国々を訪問する機会に恵まれたことは,国内の行事も同時に行い,特に皇后は三人の子どもの育児も行いながらのことで,大変なことであったと思いますが,私どもにとっては,多くの経験を得る機会となり,幸せなことであったと思います。それと同時に名代という立場が各国から受け入れられるように,自分自身を厳しく律してきたつもりで,このような理由から,私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません。
現在,皇太子夫妻は名代の立場で外国を訪問することはありませんから,皇太子夫妻の立場で,本人,政府,そして国民が望ましいと考える在り方で,外国訪問を含めた国際交流に携わっていくことができると思います。選択肢が広いだけに,一層的確な判断が求められてくると思われますが,国際交流に関心と意欲を持っていることを聞いていますので,関係者の意見を徴し,二人でよく考えて進めていくことを願っています。」
(宮内庁ホームページより)

明らかに皇太子夫妻に対して苦言を呈されている。
早い話が、皇太子夫妻に「私的訪問しすぎなんだよ!」ということですね。
皇太子としての立場での訪問は「私には相手国に礼を欠くように思われ,心の重いことでした。」とも仰っているのだから結構露骨である。
深読みだろうか。
親子で価値観が違う事は普通のことだが、皇室とて例外ではないようだ。
昭和天皇と今の陛下の間にも価値観の違いがあるようだし、特に問題にすることではないのかもしれないが、これを国民がどう見るかである。
私の感じるところでは国民は皇太子夫妻よりも天皇陛下のお考えの方に共感しているようだ。
皇太子夫妻の行動が皇太子夫妻、ひいては皇室に対する国民感情の悪化を促進させるのであれば残念である。

あび的時事放言 其の弐(防衛省、裁判員制度)

2007-02-03 01:39:00 | 時事放言
「あび的時事放言」って続かないんじゃないの?と思った方。
するどい!
でも、其の弐も書いてしまいました(笑)
でも、其の三を書く保証はありません。
それはさておき、ここ最近の時事ネタで思ったことをつらつらと書きます。


・防衛省

気づいたら庁から省になっていた。
長い間、変わらないことでも変わり始めたら急速に変わるのがこの国の性質らしい。
でも、自衛隊が米国の傭兵であることは今も昔も変わらないし、今後も変わる見込みはない。
先日の朝日新聞に「久間防衛大臣がアメリカ批判をしたのは庁から省になったのが効いたね」という読者投稿の戯れ言が載っていたけれど、なかなか巧い事を云うと感心した。
朝日はもっとこういう投稿を載せるべし。
ところで、この「防衛省」という呼び名、一部に「国防省」にするべしという声がある。
しかし、私は「国防省」と云うとどうもアメリカの国防総省のイメージになってしまうので、
防衛省という省名を変更するのであれば、我が国の律令体制下と明治時代の一時期に存在した軍務を司る役所「兵部省」を推す。


・裁判員制度

二月一日附けの新聞各社の一面に輿論調査で八割の人が「あまり裁判員になりたくない」と答えたという記事が載っていた。
正確なデータは写真を参照。
(註:「義務なら参加せざるを得ない」は「あまり参加したくないが、義務なら参加せざるを得ない」の略。)
いづれにせよ、多くの人が裁判員制度に消極的という結果だ。
私の記憶では朝日新聞は裁判員制度に否定的で読売・産経は肯定的だったと思う。
筑紫哲也は否定的ながらも「我々の御先祖様がやったことですから、はじめから出来ないと決めつけるのは良くない」と言っていた。
私は裁判員制度はアメリカの陪審員制度のマネだと思っている。
そう考えると読売・産経が裁判員制度に肯定的なのも合点がいく。
国は裁判員制度を国民の義務というが、なぜ、裁判に参加することが国民の義務なのか解せないでいる。
筑紫哲也が言ったようにかつて日本で裁判員制度を実施していたことがある。
大正六年に制定された陪審法がそれで昭和十七年まで続けられた。
陪審員は強制ではなくて希望者から任命され、被告人は陪審にするか普通の裁判にするか選択できた。
陪審の方が被告に有利にはたらくことが多かったようだが、陪審員希望者が減ったので「陪審法ノ停止ニ関スル法律」により廃止された。
ということは「陪審法ノ停止ニ関スル法律」を廃止すれば陪審制は復活するのだがそれはまた別の話。
結局、今も昔も日本人は裁判に参加することが嫌いなのである。
筑紫哲也は「御先祖様がやったこと」だと云ったが、我々の御先祖様は「出来なかった」のである。
私は歴史は繰り返すだろうと踏んでいる。

あび的時事放言 其の壱(イルミネーション、政府税制調査会長辞任)

2006-12-23 00:23:47 | 時事放言
あび的時事放言と称して、時事について記事にするまでもないニュースについてつらつら書き連ねたいと思います。
まぁ、あび卯月の独り言だと思ってください。


・イルミネーション

クリスマスが近づいて、街にはイルミネーションが輝いている。
イルミネーションとは日本語でなんというのだろう?
辞書を引いてみる。
「イルミネーション:多数の電灯をつけて飾ること。電光飾。電飾。」
なるほど、「電光飾」あるいは「電飾」というのか。
二文字熟語を好む日本人には電飾という訳の方が良いでしょうね。
また、イルミネーションと英語いうよりも電飾と云った方がわかりやすい。
意味を知らなくても漢字を見れば小学生にもイルミネーションがどんなものか想像がつくだろう。
漢字はこういう点で素晴らしいですね。
もっとも、若い人にいわせればイルミネーションと云った方がカッコイイということなのでしょうが。
いえ、外来のものをありがたがるのは若者に限ったことではなく、
日本人の宿痾と呼ぶべきものですが、それについてはまた別の機会にして、
電飾についての話に戻します。
先日、友人二人と夜の街を歩いていると、駅舎に電飾が附けられていた。
一人の友人が「綺麗やね」と言い、もう一人の友人が「そうやね」と同意した。
私は「そうやねぇ。ホント、とても・・・」と少し間を開けて、「・・・電気の無駄遣い」と続けた。
友人二人はずっこけながら「そんなことを云うなよ」と私をたしなめた。
小生つくづくへそ曲がりだと感じました。
それにしても、あれほどの電気の無駄遣いはない。
家に電飾を飾っている人は決して原発に反対してはならないし、
環境破壊を嘆いたり、環境保護を訴えてはならない。
それと、テレビで電飾についての悪口を聞かないのは彼らも電気の無駄遣いを好む人たちだからでありましょう。


・政府税制調査会長辞任

政府税制調査会の本間正明会長が知人女性と官舎に同居していたとされる問題で辞任したことについて安倍首相は辞任の理由について「一身上の都合」という説明を繰り返したそうであります。
「一身上の都合」って。
もっと、うまい言い方がないものですかね。
この人(安倍首相)、マスコミから叩かれようと思ってわざとやっているのだろうか。
勿論、そんなことは無いわけで、本人それにお気づきでない。
あるいは、気づいてて仕方なくやっている。
まぁ、おおかた森喜朗をはじめとした森派の人々から細かい指示があるのでしょう。
安倍さんが首相になった途端、フニャフニャになってしまったのはそういうことだろうと察している。
そもそも、幹事長に中川秀直を据えた時にすでに安倍内閣は安倍さんのものではないと感じた。
小泉さんと安倍さんは決定的に違う。
それは“しがらみ”があるかないかだ。
安倍晋三とはまさに「しがらみの人」である。