あび卯月☆ぶろぐ

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鳩山由紀夫はフリーメソンか

2009-07-30 00:44:59 | 政治・経済
衆議院の選挙戦が始まっている。

我が家のポストにも両一日で麻生太郎や日本共産党の選挙宣伝パンフレットが投函されていた。
麻生太郎のパンフレットには「電柱等・公共物への、ポスター等の掲示は一切いたしません」とあった。
確かに、うちの近所を見渡しても麻生さんのポスターは電柱や公共物には一切貼られていない。
一方、民主党や社民党、幸福実現等のポスターはそこらじゅうの電柱にベタベタと貼ってある。
実はこれ、公職選挙法違反になる。
麻生太郎のパンフレットが断わるまでもなく電柱にポスターを貼ってはいけないのだ。
「他の党は知りませんが、うちはやりませんよ」というあてつけのようにも読み取れて興味深かった。
もっとも麻生太郎の場合、ハナから当選は確実なので殊更ポスターを貼る必要もない。

何度か書いているが私の住処は福岡八区で麻生太郎首相の選挙区。
この福岡八区は幸福実現党から『金田一少年の事件簿』のさとうふみやも出馬を決めている。
民主党の候補は・・・さて、誰だったかな。
福岡八区では勝ち目が無いので民主党は捨て駒しか当ててこないが、全国テヴェルで見ると、現状では民主党が圧勝しそうな勢いだ。

民主党が勝てば当然、鳩山由紀夫が次の首相になる。
この鳩山由紀夫だが、フリーメーソン会員だとの噂がある。
コンビニなどでも売っている怪しげな雑誌でもそういう記事があって、鳩山首相誕生で日本はフリーメーソンの支配下に置かれてしまうと記事は結ばれていたりする。

日本がフリーメーソンの支配下云々は置くとして、たしかに鳩山由紀夫がメーソン会員だと思わせる点はある。
祖父の鳩山一郎がメーソン会員だったのは有名だし、彼が掲げる「友愛」のフレーズはそのままフリーメーソンが掲げるフレーズでもある。
また、鳩山由紀夫が時折みせる指のサイン(写真参照)もメーソンのサインだと云われる。
彼がメーソンでなかったとしてもあの不思議なサインは一体どういう意味なのか不気味だ。

フリーメーソンは世界最大にして最古の秘密結社。
起源は中世の石工職人のギルド説が有力(フリーメーソンの公式見解もこれ)で、現在の会員数は世界中で一千万人を超えるとも云われる。

秘密結社というだけあって、会の密議・秘儀は門外不出でこれを破ると死を宣告される。
メーソン会員だったモーツァルトは『フリーメーソンのための葬送音楽』や『メーソンの喜び』などメーソン用の音楽を数多く作曲しているがオペラ『魔笛』ではメーソンの秘儀を散りばめ、会員しか知りえない秘教的シンボル「八つの水銀寓意」を曲に織り込んでしまい毒殺されている。

フリーメーソンは友愛団体を自称し、自由・平等・博愛を掲げてボーイスカウトや赤十字、ロータリークラブなど、福祉・慈善事業を行っているが、これは表向きの顔。
裏の顔は陰謀論でおなじみのように、政府首脳や大財閥をはじめ、法曹、軍人、学者などに会員がいて世界を操っているというような説明がなされる。

例えば、フランス革命やロシヤ革命は裏でメーソンが操っていたとか日本では幕末にメーソン会員のグラバーが薩摩・長州に武器を提供したり、薩長同盟や薩英同盟の成立にも暗躍したとか。
近くではマッカッーサーも会員で日本を占領した際に皇族や政府首脳をフリーメーソンに加盟させて最終的には天皇も会員にしようとした。
皇族で首相だった東久邇宮稔彦と朝鮮の李垠王(当時日本の準皇族)を入会させることには成功したが、天皇加盟工作には失敗している。
その代りに皇室に送り込んだのがクエイカー教徒のヴァイニング夫人だったのか。

どこまで本当か知らないが、そんないわく附きの団体がフリーメーソンだ。
鳩山由紀夫がメーソン会員がそうでなかろうが、彼の発言を紐解けば

「日教組の皆様方とともにこの国を担う覚悟」
「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」
「(慰安婦)被害者に補償をし、名誉を回復していくのは当然」

などとゾッとする言葉がならぶ。
日本はフリーメーソンの支配下に、というより別の何かの支配下に置かれるというのが正しそうだ。

朝日新聞を読めばいい

2009-07-23 02:39:42 | マスコミ・新聞
情報理論の定理の一つに「常に誤った信号を出力する情報装置の信頼度は、きわめて高い」というものがある。
つまり、いつも間違う人の間違う確率はきわめて高いというもので、これを応用して、いつも間違う人の逆をやれば正しいことがやれる。

競馬を例にすると、いつも外す人の馬券を買わないようにすれば当たる確率は高くなるというわけだ。
これは人に限ったことではなくて、法人も同じ。
例えば朝日新聞なんかがそう。

事件や法案、また国際関係や我が国の方針について、時折、価値判断に迷うことがある。
はて、これに賛成すべきか、反対すべきか・・・。
そういうとき、朝日新聞をみればいい。
この新聞で褒めていれば日本人にとって悪いことだとわかり、批判していればいいことだとわかる。
実に便利だ。

だいたい、この新聞は戦前から間違いを続けている。

支那事変が起こった時、「戦争を長期化せよ」と煽ったのは朝日新聞だった。
蘆溝橋事件から二週間後の昭和十二年七月二十日の紙面をみてみると
「支那一片の反省なく 形勢俄然緊迫化す 我和平解決方針も水泡」
「不遜!南京の回答 同時撤退を要求」
「今ぞ“断”の秋!」
など過激な見出しが並ぶ。

結局そのあとの日本は朝日新聞が主張した通りの道を歩んで八年後大日本帝国は滅びることになる。
日本の近代史において支那事変ほど無駄な戦争はなかった。
私はあんな無謀で無定見で無意味な戦争に突っ込んだ当時の軍人や政府関係者には開戦した責任という意味での戦争責任があると思う。
支那事変なかりせば大東亜戦争も起きず、昭和二十年に大日本帝国が滅びることもなかっただろう。
満洲帝國も消滅せずに東洋のアメリカとしての道を着実に歩んでいたかもしれない。
いづれ日本とアメリカが戦争することは歴史の必然として避けられなかったかもしれないが、支那事変がなければまた違った歴史が描かれていただろう。

さて、戦後。
かつて軍部に尻尾を振っていた朝日新聞は今度はGHQに尻尾を振り出す。
当世の権力者を見極める能力に長けているのがこの新聞の特徴の一つだ。
それで、右から左に急旋回して、サンフランシスコ平和条約のときは全面講和を主張した。
日本は単独講和の道を選び、結果的にそれが正解だった。
ちなみにこのとき単独講和を主張していたのが読売新聞で渡邉恒雄はいまでも「朝日の言う通りにしていたら日本のGDPは韓国程度になっていただろう」と語る。

そのあとも、北朝鮮を「地上の楽園」と讃美して、多くの朝鮮人、日本人を地獄へ追いやった。
中国の文化大革命も讃美したし、スターリンは「優しいおじさん」、カンボジアのポルポト政権は「アジア的優しさをもつ」と褒めそやした。

事実はそれと真反対だったことを今は誰でも知っている。
文化大革命では二千万人以上が死に貴重な文化財は破壊され尽くされた。
飢餓に喘いだ国民の中にはお互いの子供を交換して食した例もある。
毛沢東は死体は畑の肥料にせよといって、この時期、支那から墓が消えた。
スターリンのソ連でもポルポトのカンボジアでも国民が百万人単位で死んでいった。
いまでも朝日はこういう人権抑圧国家が大好き。
こういう新聞が人権派に支持されているのだから、人権派とやらの正体がわかる。

一番、最近では小泉構造改革に賛成したりもしたが、これは他の新聞も同罪だろう。

いづれにしても、朝日新聞を読めば我が国の内政と外交をどうやればいいかが解る。
朝日が云う逆のことをやればいいだけだ。

昨日、衆議院が解散されて選挙戦がスタートした。
どの党、あるいはどの候補者を選べばいいか、迷う人は朝日新聞を読めばいい。

民主党の「子ども手当て」は損か得か

2009-07-05 00:54:04 | 政治・経済
民主党が提案する「子ども手当」は悪くないと思っていた。
「子ども手当て」は中学校修了までの子どもを対象に、一人当たり月額二万六千円を支給するもので、政府がこのまえやった定額給付金以上のバラまきだが、こういう不景気の時にバラまきをやることは悪いことじゃない。
ただ、財源が気になった。
年額にして子ども一人あたり三十一万二千円もの資金をどう確保するのか。

そんなことを考えていたら、
「子ども手当導入は、現在の「配偶者控除」と「扶養控除」を廃止することが前提だ。控除を廃止して、子ども手当に振り替える」(産経新聞)
との報道があって、ようやく謎が解けた。
(本当はずっと以前から明らかにされているが、私は知らなかった)

配偶者控除と扶養控除を廃止するなんてちょっとした税制改革と言ってもいい。
なーんだ、中学生以下の子供を持たない家庭は大損じゃないか。
特に年金で生活している夫婦の家庭や中学生以上の子供を抱える家庭にとっては痛い増税となる。
変化がないのは一人暮らしの人くらいだろう。

いま、配偶者控除は三十八万円。(七十歳以上の配偶者なら四十八万円)
そして、扶養控除は基本が三十八万円で、満16歳以上満23歳未満の扶養家族なら六十三万、七十歳以上なら五十八万(同居していない場合は四十八万)となっている。

これだと解りにくいので、年間所得に応じて皆さんがどれほど損をするか表(?)にしてみた。


・年間所得が1,000円~ 1,949,000円の人

配偶者・・・年間一万九千円の増税
(七十歳以上の配偶者なら二万四千円)
一般の扶養家族一人あたり・・・年間一万九千円
16歳以上満23歳未満の扶養家族一人あたり・・・三万一千五百円の増税
七十歳以上の扶養家族一人あたり・・・二万九千円の増税。


・年間所得が1,950,000円~ 3,299,000円の人

配偶者・・・年間三万八千円の増税
(七十歳以上の配偶者なら四万八千円)
一般の扶養家族一人あたり・・・年間三万八千円の増税
16歳以上満23歳未満の扶養家族一人あたり・・・六万三千円の増税
七十歳以上の扶養家族一人あたり・・・五万八千円の増税。


・年間所得3,300,000円~ 6,949,000円の人

配偶者・・・年間七万六千円の増税
(七十歳以上の配偶者なら九万六千円)
扶養家族一人あたり・・・年間七万六千円の増税
16歳以上満23歳未満の扶養家族一人あたり・・・十二万六千円の増税
七十歳以上の扶養家族一人あたり・・・十一万六千円の増税。


・年間所得が6,950,000円~ 8,999,000円の人

配偶者・・・年間八万七千四百円の増税
(七十歳以上の配偶者なら十一万四百円)
扶養家族一人あたり・・・年間八万七千四百円の増税
16歳以上満23歳未満の扶養家族一人あたり・・・十四万四千九百円の増税
七十歳以上の扶養家族一人あたり・・・十三万三千四百千円の増税。


・年間所得9,000,000円~ 17,999,000円の人

配偶者・・・年間十二万五千四百円の増税
(七十歳以上の配偶者なら十五万八千四百円)
扶養家族一人あたり・・・年間十二万五千四百円の増税
16歳以上満23歳未満の扶養家族一人あたり・・・二十万七千九百円の増税
七十歳以上の扶養家族一人あたり・・・十九万一千四百円。


そして、年間所得が一千八百万以上の人は・・・って、もういいや。
気になる方は以下の国税庁のサイトで自分で計算してみてください。
(控除額から自分の所得に応じて課税される税額のパーセンテージを掛けると実質の増税額がわかる)
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2007/a/index.htm

なお、所得は収入とは異なるので注意が必要。
サラリーマンの場合は源泉徴収表の「支払金額」の右の欄に書かれている「給与所得控除後の金額」が年間所得額に該当する。
また、上記の表は現行の所得税の確定申告方法に倣って国税庁のサイトを参考に私が勝手に作成したものなので、間違っていたら指摘してください。


勿論、中学生以下の扶養家族がいる家庭は月額二万六千円支給されるのでプラスマイナスして損になるか得になるか計算する必要があるが、にしても子供って普通中学を過ぎた頃から金が掛かりだす。
一律中学生以下の子供がある家庭に「子ども手当て」支給というのも如何なものだろう。

最近、多忙につきテレビニュースも新聞もあまり観ていないのだけど、党の政策ではなく政局ばかり伝えるマスコミもどうなのか。
念のために書いておくと、じゃあ自民党なら増税はないのかというとそれも怪しい。
この記事も「これだから民主党は駄目なんですよ」と言いたいわけではなくて、一見良さそうにみえる政策も内容を吟味せずに飛びつくと痛い目をみることになるということだ。
もちろん、その反対もある。
そのあたりをきちんと説明なり解説するのがマスコミの役割だと思うのだけれど、やっていることは「麻生おろし」がどうとかこうとか。
ワイドショーレヴェルに堕したニュースショーはもういらない。