あび卯月☆ぶろぐ

あび卯月のブログです。政治ネタ多し。
お気軽にコメントなさってください☆

明治以来の天覧競馬―天皇賞・秋

2005-10-30 19:22:06 | テレビ・芸能
【両陛下、競馬の天皇賞観戦 双眼鏡手に身を乗り出し】

 天皇、皇后両陛下は30日午後、東京都府中市の東京競馬場で開催された秋の天皇賞を観戦された。
天皇陛下は、皇太子時代の1987年に天皇賞を観戦したことがあるが、
現在の天皇賞が設けられた37年以降、天皇が観戦するのは初めて。
いわゆる「天覧競馬」も明治以来となる。
 両陛下は各国の駐日大使らと貴賓室から双眼鏡を手にレースを観戦。
出走直前には陛下が身を乗り出すなど熱心に見入った。馬券は購入しなかったという。
接戦を制したヘヴンリーロマンスの松永幹夫騎手はレース後のインタビューで
「こういう機会はないので、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。

(共同通信) - 10月30日17時52分更新


――――――――――――――――――――――――――――――――

【明治以来の天覧競馬=両陛下、天皇賞へ-東京】

 天皇、皇后両陛下は30日午後、東京都府中市の東京競馬場で第132回天皇賞を観戦された。
同賞が創設された1937年以降、天皇が観戦するのは初めて。競馬の「天覧レース」も明治天皇以来となる。
 同競馬場に到着した両陛下は、場内の競馬博物館で開催中の「栄光の天皇賞展」を見学。
この後、スタンド入り口で出迎えた武豊騎手に
「前に馬事公苑(東京)でお会いしましたね」などと語り掛け、武騎手は「はい」と答えた。
 貴賓室前のロビーでは、3冠馬ディープインパクトを育てた吉田勝巳さん(56)夫妻も出迎えた。
陛下は「生まれた時からいい馬でしたか」、皇后さまは「見事なお馬のようですね」などと声を掛けていた。
 天皇賞レースがスタートすると、両陛下は双眼鏡を手に、身を乗り出して観戦していた。 

(時事通信) - 10月30日19時1分更新


――――――――――――――――――――――――――――――――

今年も天皇賞・秋が開催されましたが、
明治以来初の天覧競馬だとは知りませんでした。
テレビで観戦していると突然、天皇皇后両陛下が映し出されて驚きました。
古くから、皇室は競馬とゆかりが深いわけですし、
今後も両陛下には天皇賞だけでも競馬をご観戦されたく存じます。
JRAは来年の天皇賞・春にも是非、そのように取りはからっていただきたいものです。

細かすぎて伝わらないモノマネ6

2005-10-28 23:50:52 | テレビ・芸能
やぁ、待ってました!!
「とんねるずみなさんのおかげでした」内で
数ヶ月に一度放送される名物コーナー『細かすぎて伝わらないモノマネ』!!
今回で第6回となりました。ということで、レビューなどを。。


 【ものまねロボ1号 有田君】

▼対戦相手にいざ対面するとボキャブラリーの少ない長州力
(橋本の記者会見に殴りこみに行ったとき)
「おい、橋本。おん、何やってんだ!?お前、マスコミを使って何やってんだこらお前。おぉ!?
何やってんだこら。お前。タコこら。お前。おぉ!?何がタコか!コラ。お前。コラ!何がお前タコっこだ!?こら!タコ!」

相変わらず有田さんは長州力さんのマネが上手いですね(笑)


 【大博士(関根勤)】

▼恋愛映画の予告編のナレーション
「その愛は・・・あなたを包む・・・」

関根「なんか、ボクは腹立つんですよ。さわやかぶっちゃって。」

▼「散歩に行く」と間違ったゴールデンレトリバー

関根さんのモノマネは癒し系ですね。
最近はゴールデンレトリバーにハマッてるようです。

 
 【ホームチーム 檜山豊(マセキ芸能社)】

▼タックルをかわされて余裕の表情を見せていたらハイキックでダウンさせられた元リングスのアンドレイ・コピロフ

コピルフを知らないのに面白さが伝わってくるから不思議(笑)


 【EE男 山口宇史(ワタナベエンターテインメント)】

▼アメリカのホラー映画で一番最初に殺されるテンションの高い黒人

私はこの人のネタ大好き(笑)
以前、やっていたJFK空港の税関とアメリカのラブコメ映画によく出てくるワンシーンなどもかなりツボでした。


 【360℃モンキーズ 杉浦双亮 (太田プロ)】

▼フォアボールだと思ったがストライクをとられてしまった 元巨人のバーフィールド

▼構える前に投げられてしまった 元ダイエー アップショー

▼バント慣れしていない 元中日バンチ投手

常連さんですね。今回はいつもより動きが豊かでした。

 
 【パッション屋良 (マセキ芸能社)】

▼スペイン世界陸上男子100mでフライングにより失格になったが納得がいかず抗議をするジョン・ドラモンド選手。
☆「アイキャンムーヴ!!」と連呼しながら地面に寝そべる。

パッションさんは普段のネタよりこっちの方が面白い(笑)


 【シューレスジョー (吉本興業)】

▼「とくダネ!」オープニング テンションの高い小倉智昭
「おはようございまーす!!ジーコJAPANやりました!!」

ホントにテンションの高い感じがよく出ていました。
小倉さんはスポーツネタの時はテンションが高いようです。



 【ゆうえんち くじら(オフィスインディーズ)】

 ―大物船釣りスターシリーズ―

▼ロッドを満月にしならせる男 鈴木文雄
「でた!!よーし。ほらほら!ほらほら。よーし、これで試合終了だぁ!!」

▼釣れたんじゃない 釣ったんだ! 平松慶
「来るよ・・・喰った!!一美ちゃん!!水深は!?30尋!?あいよ!!」

▼1kgの魚を笑う者は1kgの魚に泣く 巨大魚ハンター 大久保幸三
「でた!!うし!うし!よっしゃ行くぞ坂口!!」

この人もいいなぁ・・・(笑)
一般人がわからない本当の意味で「伝わらないモノマネ」ですね。
毎回付けられるキャッチフレーズも大好き。


 【木村豊(一般参加)】

▼「想いを伝えるには何がいいですか?」という質問に答える貴乃花親方
「(何度も頷いた後に)・・・・手紙が一番であります。」

何度観ても面白い親方のモノマネ。顔が本当にそっくり(笑)

 
 【加藤めぐみ(マセキ芸能社)】

▼ホールアウト後 インタビューに答える宮里藍
「まぁ、最終組でまわって最終的には優勝したい!まぁ、最終的には優勝したいってのが、まぁ最終的な目標であって・・・」

宮里藍さんのしゃべりってこんなんなのかぁ(笑)


 【ずん 飯尾和樹(浅井企画)】

▼契約寸前までいってドタキャンされた近所の不動産屋さん
「えぇ!?そ~ですかぁ・・・隣の墓が気になる?」

飯尾さんのこういうマニアックなモノマネが大好き。
近所の不動産屋っていいなぁ(笑) 爆笑。
今後も、この方向性でやって欲しいです。
 

 【ガリットチュウ 福島善成(吉本興業)】

▼刑事ドラマに出てくる木の実ナナの事件解決後の立ち振る舞い
「(両手を腰にあてて)アンタたち!!!・・・・(ウィンクしながら小声で)よかったよ!」 

福島さんは技術があるなぁ。。手塚治虫のマネ以来大ファン。
今後も期待。


 【ずん やす(浅井企画)】

▼板の三枚割りで最後の一枚が割れず 打ち方を変える空手の師範代

個人的にはちょっと食傷気味かも。


 【サワー沢口(太田プロ)】

▼すごくリアルに吐く人

とにかく音と動きがリアル(笑) 好き。



 【次長課長 河本準一(吉本興業)】

▼ジャッキー・チェン映画シリーズより
 ジャッキー・チェンと敵対している人が闘っているのにも拘わらず何故か応戦しないジャッキー・チェンの仲間
「おい!いけいけ!いけ!そこだ!いけ!そこだ!いけ!おら!もっといったらんかい!
 (敵の「オイッ!!」という声とともに頭を叩かれ変な効果音が流れる。)」

ジャッキーネタも面白いけど、それ以外もいいネタを持っていると思うのでそれも観たい。


 【アントニオ小猪木(西口プロレス)】

▼ラッシャー木村に延髄切りをお見舞いする アントニオ猪木

関根さんのコメント
「この綺麗な去りぎわ・・・もう、能の世界だよね。

関根さんのコメントにも爆笑。

 

 【いとうあさこ(マセキ芸能社)】

▼松本伊代の後ろで松本伊代より張り切って踊るキャプテン 「テレビの国からキラキラ」編
「キラキラ♪ キラキラ♪ フワフワ♪ とーんでいる・・・」

動きと笑顔がいい(笑)


 【博多華丸(吉本興業)】

▼児玉清さんがアタック25で最後の問題の前にそれぞれの成績をまとめるのですが・・・
だんだん、めんどくさくなって、投げやりになっていくところ
(アタック25最終問題編 パネラーを紹介する時だんだん投げやりになる児玉清)
「えー、赤の方が最後取りますと赤の方の優勝。
 えー、白の方が取りますと赤の二枚が白に変わりまして白の逆転勝ち。
 青の方が取りましても・・・赤のままで・・しょう。
 緑の方も、
とにかくがんばる。 それでは最後の問題、どーぞ!」

ノリさんのコメント
「すごいぞー今日!!(笑) 今日すごいぞー!(笑)」
有田さんのコメント
「最初の喋りの時点で似てませんでした?最初の。」

華丸さんのネタで一番笑ったのがこれです。
語尾の発音の仕方が驚くほど似ていました。
博多華丸大吉さんは私の地元の芸人さんなので、今回の活躍ぶりは嬉しいものがあります。

で、なんと、次週に続くそうです。
待ち遠しい。。

三木谷サンの本音・・・楽天vsTBS問題

2005-10-27 00:44:46 | 社会・世相
最近、ニュースを見ると毎日、楽天とTBSの買収騒動が報道されています。

「あぁ、またIT屋が金儲けをしようとしてやがるな」といった感じですが、
楽天の三木谷社長曰く、「ネットとメディアの融合」云々・・・。
これはフジテレビ買収の時、ライブドアの堀江社長が言った言葉と同じです。
この「ネットとメディアの融合」というのは言うまでも無く建前に過ぎません。

三木谷サンの本音は「TBSの映像コンテンツが欲しい」ということでしょう。
これに尽きます。
所謂、IT企業は流通、サービスが主な仕事で映像コンテンツを持っていません。
つまり、モノを流通させる能力があってもモノを作る能力が無いということです。
裏を返せば、現在、良質の映像コンテンツは放送局が独占しているわけで、
三木谷サンはそれが欲しい。
そこで、TBSの買収に乗り出したのでしょう。

さらに、三木谷サンは言います。
「例えば、『水戸黄門』を見逃した場合、ネット上でお金を払えば見られるような仕組みを作りたい。」

この提言、一見、良さそうに見えますが、
三木谷社長はドラマ一本にどれだけの権利関係が絡んでいるのかあまり御存知ないようです。
早い話が、現状ではテレビドラマをネット上で再放送するのは複雑な権利関係の問題があり、まず無理でしょう。
その辺の問題をも解決する手段も考えているのなら話は別ですが、
放送や映像の素人が俄かに放送局の買収に乗り出してもオチが見ているような気がしてなりません。

いづれにせよ、企業を簡単に買収するような風潮が日本に出来る事は
この国にとって危機的な状況を生むということを明言しておきます。
実は楽天はまだいい方で、本当に怖いのは・・・

・・・さて、これ以降の話はまた別の機会に。。

お笑いLIVE10!

2005-10-26 23:56:40 | テレビ・芸能
今日からTBSで『お笑いLIVE10!』という新番組が始まった。
今日観た限りで番組の内容を説明すると、
毎週ゲストが来て、ゲストのお気に入りのお笑い芸人(ベスト10人)が生放送でネタをやるという内容。

今週のゲストは上戸彩。
出演芸人は10位から・・・
レーザーラモンHG、次長課長、長州小力、マギー司郎&審司、
ビックスモールン、アンタッチャブル、大木こだまひびき
ヒロシ、レギュラー、劇団ひとり・・・という順番。

1位が劇団ひとりなのは意外。
まぁ、これは上戸彩が決めたベスト10ではなくて予め局側が決めているんだろうけど(笑)
上戸彩のリアクションをみれは一目瞭然だった。

まぁ、それはいいとして、次長課長はやっぱり面白い。
今回は結構わかりやすいネタをやっていたと思う。
唯一、H2Oのところは少しマニアックだった!?

劇団ひとりも生放送であのネタをやるんだからエライ!
やっぱり好きだよ劇団ひとり。
あの変態ネタはネタではなくて劇団ひとり自身が本当に思っていることだからね(笑)

レギュラーも大衆ウケを狙っているようで、
ネタ自体はシュールかつマニアックな方向をちっとも変えないので
エライなぁ、と思う。
今日も「高速道路で降ろされる。」とか言ってたし(笑)

あと、あいかわらず今田耕司は司会がうまい。
彼が司会だと安心して番組が見れる。

この番組に一つ註文をつけるとしたら、
ネタ中はゲストのマイクを切っておけ、ということ。
ネタ中に上戸彩の(わざとらしい?)笑い声が何度も入っていて気になった。
次週のゲストはホリエモンらしいので余計にマイクの音は切っていて欲しい。

※画像は上戸彩ファンへのお詫びのしるしです(笑)

地上波デジタル化反対!

2005-10-25 22:40:11 | 雑記
政府は2011年までに地上波アナログ放送を廃止して、
地上波をすべてデジタル化すると云っております。

が、私はこれに大反対したい。

デジタル化推進の理由は
一、情報量が増える。
二、画質・音質が向上する。
三、チャンネル数が増加する。
などが主なものです。

しかし、私などはテレビにこれ以上情報量増加を望みませんし、
チャンネル数も今のままで十分です。
画質や音質が良くなるのは結構ですが、
結局、電波受信状況が悪い地域ではあまり意味の無い話です。

そして、私が反対する主な理由は
視聴者のコスト負担と放送局のコスト負担の問題です。

視聴者のコスト負担はいうまでもなく
デジタルテレビに買い換える負担です。
既存のテレビで視聴したい場合はデジタル変換チューナーを買う必要があります。
デジタルテレビは安いものでも20万円近くしますし、
チューナーもだいたい4万円くらいするそうです。

そして、放送局のコストの問題ですが、
地上波デジタル化に伴う放送局の負担は一局あたり
約64億円との試算が出ています。
とある地方のローカル局の経常利益が約23億円と言われています。
64億という負担がどれほどのものかおわかりいただけるでしょう。
つまりは、地方局にとっては致命的な負担となるわけです。
すると、倒産する地方局も出てくる。
私が地上波デジタル化に反対する一番の理由はこれであります。

また、日本は山地が多く、デジタル電波が届かない地域が
日本各地で2割ほど出てくるのではないかとも言われています。

結局、政府が国策として進めている地上波デジタル化構想は
要は地方を切り捨てることなのでしょうか。

他にも、デジタルテレビは現在の技術では小さくする事が難しいそうです。
これも一つの大きな問題だと思います。
小型のテレビが必要な場合もあるでしょう。
そういった場合は、やはり、デジタル変換チューナーが必要になってきます。

因みに、イギリスでは国民の大反対にあい、
地上波デジタル化構想は停滞しています。

イギリスの二の舞になることを私は望んでいますし、
現実に、2011年までの完全デジタル化は不可能だと思います。
いえ、不可能にしなければなりません。
いづれにせよ、技術的にも地上波デジタル化は時期尚早でありましょう。

東南アジアとの聯携・・・日本のゆくへ(4)

2005-10-24 23:19:14 | 政治・経済
このシリーズを続けるつもりはなかったのですが、
ここで、一つの提言をしておきたいと思います。

(3)までは国内の政治のことを述べました。
では、外交はどのようにすればよいのでしょうか。

今回は東南アジアとの関係を経済的な観点から考えたいと思います。

言うまでも無く、現在、アジアにおいての中国の経済的擡頭は目覚しいものがあります。
さらに、中国は自らを枢軸国として東南アジアとの経済的聯携(れんけい)を進めようとしています。

この動きに既視感を覚える方も居るのではないでしょうか。

そうです。戦前に日本が目指した「大東亞共榮圏」そのもであります。
奇を衒って言うのではなく現実に中国は「大東亞共榮圏」構想をモデルとして東南アジアとの聯携を目指しているわけです。
しかし、これで、めでたしめでたし。とはいきません。

当の東南アジア諸国が中国のこの動きに強い危機感を示しているのです。
当然でしょう。中国のような軍国主義覇権国家が枢軸になり経済圏を作ろうとしても歓迎されるわけがありません。
これは、東南アジアの民主主義の危機とも言えます。
さらに、これは日本にとっても危機的な状況なのです。
なぜならば、中国を枢軸とした東アジア経済圏が出来た暁には、
それこそ、(本来親日的な)東南アジア諸国が反日に傾く危険性があるのです。
そして、東南アジアは中国の軍事力・経済力に対抗しうる程の力を持ち得ていません。

では、日本はどう動くべきなのか。

もう、私がここで述べるまでもありませんが、
当然、日本が先頭にたち東南アジアとの聯繋を進めるべきなのです。
事実、ASEANはそれを望んでいて、むしろ、日本が首を縦に振らないという現状なのです。

もちろん、一言に聯携といっても様々な捉え方がありますが、
とりあえずは、経済的な聯携のほかに政治的にも日本はもっと東南アジアに目をむけるべきでありましょう。

ただ、難しいのは東南アジアにおいてはEUのユーロような統一通貨をつくることは今のところ不可能ですし、
将来的にもまず不可能だと思います。
また、アジアは生活習慣もまったくことなる諸国家のあつまりですし、宗教も多種多様です。
この点だけを鑑みてもヨーロッパ共同体のような緊密な聯携は不可能でしょう。

ですから、EUをモデルとするのではなく東南アジア独自の聯携の仕方を模索しなければならないでしょう。
そして、日本を枢軸として新大東亞共榮圏を形成し、中国の軍事と経済に対抗しうる共同体を作る必要があります。
これこそ、今後の理想のアジア像だと思います。

さて、こういう大域的な視野に立った提言が日本の政治家の口から大きな音で聴こえてくるのはいつになることでしょうか。


※今回は副読物としてこのページをお薦めします。

櫻井よしこ「アジアの『嫌われ者』は中国だ」
(日本ルネッサンス 拡大版 第183回)
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/2005/09/post_380.html

「これが日本近代競馬の結晶だ!」

2005-10-23 23:49:05 | テレビ・芸能
今日、ディープインパクトが菊花賞を制して、
シンボリルドルフ以来21年ぶりに無敗の三冠馬が誕生しました。
最近は競馬についてほとんど興味を失っていた私ですが、
こういうニュースを聴くと思わず昔の血が騒いでしまいます(笑)

最後の直線でディープインパクトがアドマイヤジャパンを差して一着で入線する姿を観た時、
思わず涙腺が緩んでしまいました。
実況の馬場さんは「これが日本近代競馬の結晶だ!」と叫んでいました。

某競馬板では今回の実況に色々と批評する動きもあるようですが、
私は良い実況だったと思います。

まぁ、今の実況の人が辛めに批評されるのは
杉本清さんが神過ぎだったからだと思います(笑)

競馬名実況集
http://aimar.s18.xrea.com/

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(第15作)

2005-10-23 22:34:09 | 映画・ドラマ
昨日、BS2で『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(第15作)を観た。

『男はつらいよ』は今年の夏からBS2で第1作目から放送されていて、
最近はだいたい毎週土曜日に放送されています。
(一応、私は1作目からずーっと観ている。)

で、今週は第15作目。

今作はリリーが再び登場。
シリーズ中でも名作との誉れ高い作品らしいです。

さて、感想。

おぉ、おいちゃんがいつの間にか下条正巳さんになってる!!
(実は私は14作目をまだ観ていないw)
おいちゃんに関して言うと、私は初代おいちゃんの森川信さんが一番好き。
なんか、下町のおいちゃんって感じが一番出ていたから。
二代目おいちゃんの松村達雄さんはコメディーっぽかったね(笑)
それはそれでいい味を出していたと思う。

さて、今作のアクセントは船越英二さん演ずる兵頭謙次郎。
日常の生活が嫌になった人の良い中年サラリーマンという感じの役。
なんだか品も良くてちょっと変わった性格ですごくいい役だった。
この兵頭さんが寅さんとリリーの三人で旅をするシーンが印象に残った。

あと、リリーは普通のマドンナと違って寅さんと似たような境遇のマドンナだから、
そういう意味でいつもとは違った面白さがあるよね。
最後、結局寅さんとリリーは結ばれなかったけど、
そこが、なんというかね、まぁ、山田マジックだろうと。
御蔭で48作まで続いたわけだし(笑)

『熟年離婚』第2話

2005-10-20 22:05:50 | 映画・ドラマ
初めて通して熟年離婚を見ました。

感想・・・

うあーーー!
なんて鬱になるドラマなんだー・゜・(つД`)・゜・。

いや、わかるんですよ。
妻の言い分も。
お父さん(渡哲也)がガンコだっていうことも重々わかります。

でも、なんかお父さんが凄く可哀想(つдT)

脚本がしっかりしているからテンポも良くて観ていて飽きない作りなのですが、
如何せん、私の場合観ていて鬱になるドラマです。

まぁ、基本的に私はドラマを観ない人間なのですが、
たまに観てみたらこれだ(笑)

もう見たくない!・・・とも思うんだけど、
続きが気になるんだよなぁ。。
『熟年離婚」恐るべしっっ!!

『純情パイン』

2005-10-20 20:43:59 | 漫画・アニメ
なんか、小難しい話ばかりだと、あれだしね(笑)

先週の話になるんですが・・・
手に入れましたよ。『純情パイン』の単行本!
なんか、絶版になっていたので探していたんです。
(今までは読み切りしか読んだこと無かった)

一言でいうと尾玉なみえ先生最高!

しょっぱなから、つげ義春先生の『無能の人』に出てくる助川助三のパクリキャラが出てくるし(純川純三)、
巻末には手塚プロダクションのおことわりのパクリ文章が載ってる始末(笑)

しかも、尾玉先生って美人!
みつあみが・・・(´Д`*)

ゲフンゲフン!!

それはそうとして、『純情パイン』は面白いです。
シュールギャグが好きな人は絶対ハマるはず。
絶版になっていることが本当に惜しまれます。

しかし、『純情パイン』のような作品が週刊少年ジャンプに掲載されたのがそもそもの間違いだったのかも。
逆に言うなら『純情パイン』を載せたジャンプはエライ!ってことになるのかなぁ?
本来ならガロあたりに載せる作品だもんね。
でも、今、ガロ無いから、まぁ、チャンピョンってところか。。
一巻で終わった事も惜しまれます。

気になった人は古本屋を探してみるといいお☆

再編と明徴・・・今後の日本のゆくへ(3)

2005-10-20 19:46:54 | 政治・経済
さて、では今後、日本の国政は如何にあるべきか。

前回述べたように小泉首相率いる自民党は自由主義を奉じる議員が多数派になってしまいました。
ですが、同時に保守主義の人も居る。
これは、民主党にも言えることで殊に民主党は自由主義者も居れば社会主義者も居る。
果ては、保守主義者の議員も存在しておりす。
これでは、自由・保守・社会のそれぞれの主義を基準に選ぶとするならば
比例で一体どの政党に投票すれば良いのか決めかねてしまいます。

したがいまして、まず第一に
自民党、民主党、社民党、国民新党を含め各党の大規模な再編成が必要であろうと思います。
理想としては自由主義政党と保守主義政党の二大政党制になることが望ましいと思います。
もちろん、社会主義政党も存在しうる。

ここで、重要な点は保守主義は同時に平等を重視し福祉や弱者の権利保護を唱える社会主義をも同時に持ちうるということです。
じじつ、戦後、自民党はそれに近い方法で社会資本主義国家を実現させたのです。

ですから、分けるとしたら
自由主義政党、保守自由政党、保守社会政党、社会政党の4つに分類されるでしょう。
(※勿論、共産党はそのままです。)
しかし、現実には政党再編はなかなか難しいでしょう。

そして、第二にどの政党も国家観を明確にすることです。
前回と前々回ではほとんど触れませんでしたが、
我が国の政党及び議員の多くは確固たる国家観を持ち得ていません。
それは、主に外交を初めとして歴史認識や国防問題などを議論した際に顕著になります。
ここが我が国の政治の最大の弱点でもあり、
この点を戦後60年間曖昧にしてきた罪は大きい。
最近になってやっと本格的に議論がなされるようになり、
外交、歴史認識、国防などの問題を明確にしようという動きが見られるようになりましたが、
まだまだ不十分だと思います。
「第二に」と述べましたが本来このような問題は一義的なもので
まず、一番最初にやらなければならないことでありましょう。
自由主義だの保守だの社会主義だのという以前の問題がここに転がっているわけです。
「政党再編が現実には難しい」と述べた理由の一つにはこういうことであります。

四年後の衆議院選挙は自民党にとって確実に不利な選挙になるでしょう。
それは、今、自民党が勝ちすぎている点も去ることながら、
自民党に多くの期待が圧し掛かっている分、
少しでも失敗があったらその分、振り子は逆に振れるのです。
要は、次回の選挙は民主党に有利にはたらくということです。
もし、小泉自民党に対抗するならば保守主義を基調とした政党になるべきです。
それが無理ならば、百歩譲って、国家観を明確にすべきであります。
確固たる国家観を待たない限りは政権政党にはなれないでしょうし、なるべきではありません。
これは、同時に自民党にも言えることなのであるのですが、民主党に比べればまだまだましです。

結局のところ、私が一番望むことは一つ目に挙げた事(政党大再編成)です。
そして、それ以前には二つ目に挙げた点(国家観の明徴)が必要だという事です。
もっと現実的なことをいうと、まず、自民党内でも自由主義に傾きすぎるのを止める努力をしていただきたい。
あれだけの数がいるのですから、それも可能でしょう。
そして、なにより民主党に頑張っていただきたい。
そのためには、何度も言うように国家観を明確にし、党内輿論もある程度一本化する必要があるということです。

なにやら、結論が月並みで当たり前な内容になってしまいましたが、
しかし、それさえも、実現し難いということが日本政治の哀しさでありましょう。

真の保守とは・・・今後の日本のゆくへ(2)

2005-10-19 23:01:12 | 政治・経済
さて、前回は自民党が保守政党の体をなさなくなった現状について指摘いたしました。
それは詰まり、小泉改革により自民党は経済面において急進的な革新政党になったということですが、
前回多用した「保守」の定義をここで確認しておきたいと思います。

巷では「保守」=「タカ派」、「右翼」などという使われ方も見受けられますが本来はそのような意味ではありません。

思想史的には、近代社会はまず自由主義と社会主義(平等主義)を理念とした急進的改革を生み出しました。そしてこれらに対抗するためにそれまでの社会秩序を守るべく保守主義が誕生したわけです。

ですから、それぞれの思想を簡単に説明すると

自由主義は個人の自由を第一の価値として、能力主義、市場競争へと傾く。

保守主義は伝統的な家族や共同体、社会秩序の保持を唱え、個人を縛る道徳や規範を重視する。

社会主義は(社会民主主義)は平等を重視し、福祉や弱者の権利保護を唱える。

このように本来、自由主義と保守主義の隔たりは大きいわけです。(言うまでもなく社会主義は共産主義とは別ものです。)

ですから、現在使われている「右翼」「左翼」という概念はこの三つの思想機軸とは相容れません。
「右翼」は「愛国主義者」「民族主義者」「国粋主義者」と言い換えた方がしっくりくるでしょう。
「左翼」は「共産主義者」「無政府主義者」「反政府主義者」などと考えた方が良さそうです。
但し、右翼も左翼も様々な思想形態があり厳密にイコールで結ぶ事はできません。

それはさておき、上に挙げた三つの思想機軸でいえば小泉首相は明らかに自由主義者です。
さらに、前原氏率いる民主党の支流も実は自由主義者なのです。

小泉首相が掲げる改革とはこの自由主義改革であり、こんにちの世界でもっとも進歩主義的な理念を掲げていると言えるでしょう。
そしてこの自由主義の理念を奉じる国家の典型がアメリカなのであります。

さて、そう考えると、戦後の日本に果たして真の保守政党があったのかという疑問が生まれてまいります。

日本の戦後は冷戦下のもと、アメリカに付きしたがっておけば国家はとりあえず安泰でした。
自民党は社会主義の対抗軸としての役割を果たしていました。
そういう視点からみれば社会秩序の保持という意味において保守政党だったと言えましょう。
しかし、別の考え方をすれば冷戦下のもとではアメリカをはじめとする自由主義陣営に属していればよかったので、極言すれば何も考えなくてよかったわけです。
したがって、自民党の保守主義も自由主義も緩やかなものでしかありませんでした。

ですが、冷戦後、共産主義陣営が崩壊し自民党はその対抗軸としての役割を終えてしまいました。
ですが、アメリカとの同盟関係はそのままで、ここにきて小泉首相が率いる自民党により本格的な自由主義が台頭してきたわけです。

もし、今後、自民党が真の保守主義を掲げるならばアメリカ型の自由主義に付き従うのではなく日本独自の文化・歴史・社会秩序に即した理念を掲げ、経済においてもそれを基調とした経済形態を構築するべきです。
それが真の保守なのではないでしょうか。

次回はまとめとして「では今後、日本の政治はどうなれば良いか」をきちんと述べたいと思います。

つづく


※今回は思想的な話に終始してしまい頗る詰まらない内容だったかもしれません。わかりにくい箇所がありましたら、いくらでも質問してください。

衆院選から一ヶ月・・・今後の日本のゆくへ(1)

2005-10-18 22:40:50 | 政治・経済
以前、別の場所で発表したものですが、ここにも転載しておきたいと思います。
(一部、追記・修正)

さて、衆院選から早くも一ヶ月が経とうとしています。
ここらで、私の意見を書いておきたいと思います。

この一ヶ月間マスコミなので見られる言動はおよそ次の通りです。

①小泉首相は名実ともに独裁者になった。
②自民党の独裁政治がはじまる。
③民主主義の危機である。今後の日本のゆくへが恐ろしい。

マスコミというよりほとんど筑紫哲也の言動ですね。
マスコミさん失礼しました。

それはそうと、反自民勢力から「民主主義の危機」という主張が聴こえてくることは噴飯ものです。
「この選挙は民主主義に基づいて行なわれたのではないですか?」と訊き返したくなります。
そもそも、問題が大有りだと言われている「小選挙区比例代表並立制」も
当時の自民党はもちろんのこと、社民党さえも推進していたではありませんか。
負けたから問題ありだという主張は聞いていて見苦しい。
そんなに、自民党が勝つ民主主義が嫌ならそれこそ独裁主義、ないしは寡頭政治、貴族政治を目指せばいいわけです。

それは冗談にしても、選挙結果が気に喰わなければそれは有権者のせいでしょう。
「日本は民度が低いから自民党が圧勝するのだ。」と恐れずに主張していただきたい。
少なくとも私はそういう主張も一理あると思います。
例えば輿論調査で「靖国参拝賛成か」という調査があったとして、
A級戦犯の意味も正しく理解していない人たちも分母に入っているわけです。
輿論調査にどれほどの意味があるのでしょうか。
同時に選挙にしても小泉自民党に票を投じた人の何パーセントが
自民党の政策方針の内容をどれほど理解して票を投じたのかはなはだ疑問です。

いえ、逆にいえば民主主義とはその程度のものなのです。
戦後の日本は民主主義を至上のものとして称賛してきましたが、
民主主義が最も素晴らしい政治形態なはずがありません。
一番危険性が少ないという消極的な理由から多くの国で民主主義をとっているに過ぎません。

さて、ここまで書いてきて読まれている方々は私が自民党圧勝を歓迎しているように映るかもしれません。
が、そうではありません。
私が述べたい事はマスコミで吹聴されている自民党批判は的外れだと言いたいのであります。

では、なにが問題なのか。

それは一言で言うと、自民党が保守を棄ててしまったことだと思います。
小泉首相の言動をみてみてください。あれの、どこが保守なのか。
保守派の方々にも「靖国神社参拝」などの姿勢で小泉首相が保守だと勘違いしている方が多いですが、
彼は決して保守ではありません。
そもそも、郵政民営化にしろ、国民の財産を守る立場であるならば
少なくとも現在の法案での形の民営化は避けるべきです。
また、人権擁護法を容認する発言をきいて改めて失望してしまいました。
これでは、民主党とあまり違いはないでしょう。
ですから、自民党が圧勝した事によって日本が右傾化することはありません。
自民党の保守派の一部は造反議員として自民党を離党させられてしまいました。
また、私の見るところ小泉チルドレンと呼ばれる人たちの中で
保守主義を基調とした人はほとんど居ないように思えます。
もちろん、一人ひとり吟味したわけではありませんので、迂闊なことは書けませんが、
彼らは果たしてどれほどの政治信条を持ち得るのでしょうか。
仮に小泉首相の思想に付き従うだけの議員であるならば、これこそ事態は深刻だと言えましょう。
少なくとも自民党の議席が増えたとはいえ、保守派の議員が増えたことを意味しません。
日本が右傾化することはないと述べたのはそういうことです。

そして、最大の懸念は
「日本が今後アメリカ式の資本主義国家の道を歩んでゆくのではないか」ということです。
保守が増えない代わりに増えたのは小泉チルドレン。
言い換えれば、アメリカ主義一直線の議員が増えたわけです。
日本は有史以来、本格的な資本主義を実行したことはありません。
特に戦後の日本は社会主義だと言ってもよいでしょう。
少なくとも、資本社会主義だったと思います。
事実、世界で一番豊かでかつ経済格差が最も少ない国家が日本でした。
現在でもそうですが、それが少しづつ崩れてきているのが現状です。
私は経済面では日本的な資本社会主義を守るのが保守だと思います。

小泉首相は確かに自民党をぶっ壊しました。
もちろん、それは良い面もあったでしょう。
自民党を壊したこと以外にも道路公団民営化や、
ハンナン問題に関して利権へ大きく切り込んだことなど
評価できるところは評価したいと思います。
ですが、同時にぶっ壊してはいけない事まで壊そうとしています。
その最たるものが、日本独自の経済形態であると思うのです。

このままでは文化だけでなく経済もアメリカナイズされてしまいます。
これでいいのでしょうか。
もちろん、それを待ち望んでいる人もいるでしょう。
実名を挙げれば堀江貴文社長などはその最たる人です。
早い話が日本は今後勝ち組みと負け組みがハッキリ分かれる社会になっていくでしょう。
それは詰まり、金持ちと貧乏人がくっきりと分かれる社会です。
そうならないようにしてきたのが戦後の日本ではなかったのでしょうか。
自民党はそこを保守せずに何を保守するのか。
外交問題などその他の諸問題は別として改めて問い質してみたいことであります。

つづく

小泉首相靖国神社参拝

2005-10-17 21:53:15 | 政治・経済
今年も案の定参拝しましたね。
例大祭という日を選んだ点は評価できると思います。

以上、良かった点。以下、ここからは批判です(笑)

私が小泉首相に言いたいことは一つだけ。
「参拝するなら神道形式に則ってきちんとしろ」
これだけです。
なんでも、今回は本殿に上がらず、玉串も捧げず、二拝二拍手一拝もしなかったそうです。

どうせ、国内外の批判は避けられないのですから、
形式もきちんとすればいいのに。。
こんな中途半端なやり方では英霊も浮かばれないでしょう。
もっといえば、参拝しない方が良いと思います。

あと、反日マスコミの批判は論ずるに値しませんね。
中国、朝鮮の批判もそっくりそのまま熨斗をつけてお返しすればよいだけの話です。

今度は楽天がTBSを買収!?

2005-10-14 00:15:26 | 社会・世相
楽天、TBS筆頭株主に 経営統合を提案 

 楽天は10月13日、東京放送(TBS)に対し共同持株会社方式による経営統合を申し入れたと発表した。楽天はTBS株式を大量取得し、同社筆頭株主に浮上。13日夕、都内で会見した楽天の三木谷浩史会長兼社長は「収益力の高い電子商取引に強みを持つ楽天と、テレビ・ラジオで影響力の強いTBSが力を合わせ、海外でも通用するメディア企業を目指す」とねらいを語った。

 楽天は13日までに、子会社を通じてTBSの15.46%に当たる2938万株を約880億円で取得し、TBSの筆頭株主になった。取得は複数回、市場内で行ったという。今後の買い増しや公開買い付け(TOB)の計画は「未定。市場への影響もあるのでコメントできない」(国重惇史副社長)とした。

 TBSには100ページ弱の提案書を提出。この日、三木谷社長はTBSトップと約20分にわたって会談し、経営統合案について説明した。TBS側は「検討する」と答えたという。

 経営統合スキームは、両社で共同持株会社を設立し、その子会社の事業会社として楽天とTBSが傘下に入る形。持株会社方式を選んだのは、傘下企業の経営の迅速化に加え、放送の公平・中立性を確保する目的もあるとした。TBSの名称はそのまま残し、現経営陣も引き続き経営を続けてほしいとした。
(以下略)

(ITmediaニュース) - 10月13日21時45分更新


家に帰るとこのようなニュースが世の中を騒がせていることを知り、驚きました。
思わず頭によぎった感想は「ほら、言わんこっちゃ無い。」というものでした。

何故、そう思ったのか。
それは、今年の春先、フジが堀江某から敵対的買収を仕掛けられた時、一番はしゃいでいたマスコミがTBSでした。
私は今でも忘れませんが毎朝、TBS系のニュース番組(ほとんどワイドショー化していましたが)では明らかにフジの買収を歓迎する報道がなされていて、コメンテーターは何やらニヤニヤしながらコメントをしていました。

私は当時、
「TBSやテレビ朝日も同じマスコミならば日本テレビやフジテレビとも聯携して共闘態勢をとるべきだ。」
と主張してまいりました。
これは、明日はわが身かも知れない事なのに他人事だと思ってはしゃぐ事の愚を指摘していたわけですが、結局、そんな思いは現実化することなくフジサンケイグループはライブドアとの業務提携を余儀なくされたのでした。

翻ってみて、今度はTBSが同じ憂き目に遭っているわけです。
思わず「ほら、言わんこっちゃ無い。」と思う気持ちもご理解していただけるかと存じます。
まさに、あの時はしゃいだしっぺ返しとでも言いましょうか、そんな気もしてまいります。

例えばこれは朝の番組ではなくニュース23ですが、
当時、筑紫哲也は多事争論でこのようなことを述べていました。

その私が言うのも変なんですけど、しかしこのライブドアとフジテレビをめぐる騒ぎというのは、外からどういう風に映るのかということが気になります。例えば、「金が全てなのか?」という批判がライブドアについてありますが、ではそうおっしゃる側は、金が全てではなかったのですか?それから「テレビやメディアは公共性がある」と言いますけど、全ての企業は公共性があります。「そんなに特別な地位がどこにあるのか?」という議論もあっていいだろうと思います。
それより何より、この騒ぎの中で与えかねない印象というのは、日本の資本主義というのはよく「同族資本主義」と言われてきました。つまり自分達のグループなり系列なり、そういうものを守ることが至上命令であって、そこに対してはあらゆる手段でそれを防ごうとする。「やはり外側に向かっては開かれていないんだな」という印象というのを振り撒きかねない。ライブドアがやっていることの妥当性は別にしてですね、そういう印象を産む可能性があります。[あたかも有権者が、政治の有権者がある時しか評価されないと似たようなことが、株主の地位にあるという、そのことはまぎれもなく今度のことでも露呈しているのではないかと思います。そういう意味で、私達の資本主義の在り方を考える出来事であることは間違いありません。

多事争論 2005年2月24日(木)「蚊帳の内外」


さて、彼は今回の騒動についても同じようなコメントを述べる事ができるのか。
もし、出来たならば尊敬いたしますが、無理な話でしょう。
私としては上のコメントをそのまま熨斗をつけて彼自身にお返ししたいところです。