アメリカで住宅バブルがはじけ、株価が大暴落。
レバレッジ取り引きが過熱していた米国民に大打撃を与えた。
それまで小さな政府を志向していた共和党政権が倒れ、民主党政権になった。
民主党は大規模な不況対策を行ない、保護主義の動きも加速。
中国とも接近した。
世界恐慌のあおりをうけ、日本は輸出が激減。
日本でも恐慌が発生し、さらに政権交代が起こる・・・。
実はこれ、最近の流れを書いたのではなく1929年の世界恐慌のときに起こったことを書いたものだ。
あまりにも今の時代状況と酷似していて興味深い。
最後の、政権交代はまだ選挙の結果がでていないのでわからないが、九分九厘民主党政権が誕生するだろう。(今しがた結果が出た。民主党が大勝ちした)
ただ、似ているのはここまで。
昭和恐慌のときは民政党から政友会に政権交代した。
いまの政党に無理矢理当てはめると富裕層の支持が多かった政友会が自民党。
都市中間層の支持が多かった民政党は民主党になろうか。
つまり、逆の変化になる。
民主党は井上準之助蔵相の下、緊縮財政を敷いた。
これは小泉内閣がやった構造改革とそっくりで、公共投資を減らし、役人の数を減らし、財政支出を減らした。
グローバルスタンダードに倣って、金本位制の復活もやった。
こういうグローバル化を推し進めたあたりも、小泉内閣と被る。
それで日本がデフレになったところに、世界恐慌が襲い掛かる。
そこで政権交代後、政友会の高橋是清蔵相は積極財政に転じ、まず金本位制をやめた。
円が金と交換できなくなるので当然、円安になり、輸出が回復。
次に金利を下げ、財政支出を増やして公共事業も増やす。
さらに、国債をガンガン刷って日銀に直接買わせるということをやらせた。
いま、日銀の国債直接引き受けは財政法で禁止されている。
当時も基本的に駄目だったのだが緊急措置としてやらせたわけだ。
このような劇的な金融緩和と財政支出拡大によって日本は先進国でもっとも早く景気回復を成し遂げた。
さて、いまの民主党の経済政策を眺めてみると、国債は発行しないとか、金融緩和に対する言及も不透明。
麻生内閣は経済政策をみると政友会のそれと似ていた。
それが、今度の政権交代で民政党に似た民主党になる。
日本の景気は回復に転じたというが、さて。
レバレッジ取り引きが過熱していた米国民に大打撃を与えた。
それまで小さな政府を志向していた共和党政権が倒れ、民主党政権になった。
民主党は大規模な不況対策を行ない、保護主義の動きも加速。
中国とも接近した。
世界恐慌のあおりをうけ、日本は輸出が激減。
日本でも恐慌が発生し、さらに政権交代が起こる・・・。
実はこれ、最近の流れを書いたのではなく1929年の世界恐慌のときに起こったことを書いたものだ。
あまりにも今の時代状況と酷似していて興味深い。
最後の、政権交代はまだ選挙の結果がでていないのでわからないが、九分九厘民主党政権が誕生するだろう。(今しがた結果が出た。民主党が大勝ちした)
ただ、似ているのはここまで。
昭和恐慌のときは民政党から政友会に政権交代した。
いまの政党に無理矢理当てはめると富裕層の支持が多かった政友会が自民党。
都市中間層の支持が多かった民政党は民主党になろうか。
つまり、逆の変化になる。
民主党は井上準之助蔵相の下、緊縮財政を敷いた。
これは小泉内閣がやった構造改革とそっくりで、公共投資を減らし、役人の数を減らし、財政支出を減らした。
グローバルスタンダードに倣って、金本位制の復活もやった。
こういうグローバル化を推し進めたあたりも、小泉内閣と被る。
それで日本がデフレになったところに、世界恐慌が襲い掛かる。
そこで政権交代後、政友会の高橋是清蔵相は積極財政に転じ、まず金本位制をやめた。
円が金と交換できなくなるので当然、円安になり、輸出が回復。
次に金利を下げ、財政支出を増やして公共事業も増やす。
さらに、国債をガンガン刷って日銀に直接買わせるということをやらせた。
いま、日銀の国債直接引き受けは財政法で禁止されている。
当時も基本的に駄目だったのだが緊急措置としてやらせたわけだ。
このような劇的な金融緩和と財政支出拡大によって日本は先進国でもっとも早く景気回復を成し遂げた。
さて、いまの民主党の経済政策を眺めてみると、国債は発行しないとか、金融緩和に対する言及も不透明。
麻生内閣は経済政策をみると政友会のそれと似ていた。
それが、今度の政権交代で民政党に似た民主党になる。
日本の景気は回復に転じたというが、さて。