あび卯月☆ぶろぐ

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初音ミクの実用性

2007-12-15 02:26:22 | 音楽・藝術
初音ミクが話題である。

「初音ミク」は音声合成ソフトで、音階と歌詞を入力すると歌をうたってくれるという画期的なソフトだ。
初音ミクはそのソフトの名前と同時にそのソフトを擬人化したキャラクターの名前でもある。
つまり、初音ミクという萌えキャラが歌ってくれるという設定。声は声優の藤田咲が担当している。

以前にも似たソフトはあったが、以前のものに比べより自然な発音を伴った歌声が合成できる。
そして、なんといっても初音ミクのキャラクター性が人気を得て、今年の八月末に発売され以来、一大ブームとなった。
オリジナル曲の「みくみくにしてあげる♪」もヒットしている。
同人誌やイラストも随分描かれているようだ。
これらのことが象徴するように初音ミクの話題の中心は主にそのアイドル性であって、ソフト自体の技術や実用性が前面に取り上げられることは少ない。

しかし、このソフト実用面でもかなり画期的なものではないのだろうか。
アメリカの世界的ヘヴィメタバンド、メガデスの元・ギタリストでJ-POP&演歌マニアのマーティー・フリードマンは2007年12月号の「サイゾー」紙面で
「初音ミクはそても素晴らしいね!その上、近いうちに、まずレコーディング業界のなかで、ProToolsと同じような゛使って当然"の物になると思う。仮ボーカルやコーラス、歌詞を試しに・・・・・・などなど、みんな使うと思うよ」
と言って、その実用性を絶賛している。
私は音楽業界や音楽ソフトのことについて明るくないが、初音ミクはマーティの言うようにもっと実用面も評価されてしかるべきソフトであると思う。

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