花粉症が発症してしまいました。
秋なのに花粉症?と思われる方があるかもしれませんが、
秋でもセイタカアワダチソウという草が原因で花粉症になる人が居るのです。
不幸なことに私はその「なる人」のようで、今日の昼くらいから鼻水が止まりません。
ティッシュ箱まるごと一箱以上消費してしまいました。
とにかく水のような鼻水が出て頭痛はするし、体はだるいし、
こんなことでは風邪の方がまだマシです。
風邪は薬を飲んで営養を摂って寝ていれば治りますが、
花粉症はアレルギーが原因なので、薬で抑えるしかない。
本当に厄介な病であります。
ところで、寄生虫博士で有名な東京歯科大学の藤田紘一郎教授はアレルギーと寄生虫の関係についてなかなか興味深い指摘をしています。
曰く、腹中でサナダ虫を飼うと(つまり、寄生虫に感染すると)花粉症やアトピーは起こらないというのです。
その仕組みを簡単に説明しますと、
花粉に反応するアレルギー抗体(IgE抗体)が寄生虫に気を取られるので花粉やアトピーに反応する余裕がなくなるから、だそうです。
このことは実験でもすでに証明されていて、
じじつ、藤田教授も花粉症だったのですが、
サナダ虫の卵を飲み込んで腹中でサナダ虫を飼った時、
花粉症の症状がピタリと止まったのだそうです。
寄生虫というとすべて悪モノだと思っている方が殆どだと思いますが、
人間にとってよい働きをする寄生虫も存在するのです。
その代表が、サナダ虫の日本海頭裂条虫とよばれるもので、
この虫はたまに下痢を起すくらいで、それ以外は前述したように花粉症やアトピーなどアレルギーが原因の病気を抑えてくれるし、
ヒトの体内の脂肪分や営養を取ってくれるので太り気味の人にはダイエットにもってこいなのだとか。
藤田教授によるとかつて日本人のほとんどの人がこのサナダ虫に感染していて、
お互い、うまく共生したいたのだそうです。
しかし、特に戦後、寄生虫はすべて悪だということで排除され、
今では、サナダ虫を飼っている人はほとんど居なくなった。
戦後、日本人の花粉症患者が激増した一因はここにあるのだそうです。
詳しくは藤田先生の御著書を参考にされてください。
どれも、エッセイ風に書かれているので読みやすくて楽しい。
機会があったら今後このブログでも色々と紹介したいと思います。
さて、翻って私の花粉症ですが、なかなか治る気配はありません。
花粉症は一度罹ると絶対に治ることがないので、
兎に角、花粉がなくなるのを待つしかないのです。
こうなったら、いっそのこと腹中にサナダ虫を飼いたいと思っているのですが、
今や、サナダ虫に感染したいと思っても簡単に感染しないのだそうです。
やはり、現代日本において、花粉症は西洋医学の薬で抑える他ないようであります。
秋なのに花粉症?と思われる方があるかもしれませんが、
秋でもセイタカアワダチソウという草が原因で花粉症になる人が居るのです。
不幸なことに私はその「なる人」のようで、今日の昼くらいから鼻水が止まりません。
ティッシュ箱まるごと一箱以上消費してしまいました。
とにかく水のような鼻水が出て頭痛はするし、体はだるいし、
こんなことでは風邪の方がまだマシです。
風邪は薬を飲んで営養を摂って寝ていれば治りますが、
花粉症はアレルギーが原因なので、薬で抑えるしかない。
本当に厄介な病であります。
ところで、寄生虫博士で有名な東京歯科大学の藤田紘一郎教授はアレルギーと寄生虫の関係についてなかなか興味深い指摘をしています。
曰く、腹中でサナダ虫を飼うと(つまり、寄生虫に感染すると)花粉症やアトピーは起こらないというのです。
その仕組みを簡単に説明しますと、
花粉に反応するアレルギー抗体(IgE抗体)が寄生虫に気を取られるので花粉やアトピーに反応する余裕がなくなるから、だそうです。
このことは実験でもすでに証明されていて、
じじつ、藤田教授も花粉症だったのですが、
サナダ虫の卵を飲み込んで腹中でサナダ虫を飼った時、
花粉症の症状がピタリと止まったのだそうです。
寄生虫というとすべて悪モノだと思っている方が殆どだと思いますが、
人間にとってよい働きをする寄生虫も存在するのです。
その代表が、サナダ虫の日本海頭裂条虫とよばれるもので、
この虫はたまに下痢を起すくらいで、それ以外は前述したように花粉症やアトピーなどアレルギーが原因の病気を抑えてくれるし、
ヒトの体内の脂肪分や営養を取ってくれるので太り気味の人にはダイエットにもってこいなのだとか。
藤田教授によるとかつて日本人のほとんどの人がこのサナダ虫に感染していて、
お互い、うまく共生したいたのだそうです。
しかし、特に戦後、寄生虫はすべて悪だということで排除され、
今では、サナダ虫を飼っている人はほとんど居なくなった。
戦後、日本人の花粉症患者が激増した一因はここにあるのだそうです。
詳しくは藤田先生の御著書を参考にされてください。
どれも、エッセイ風に書かれているので読みやすくて楽しい。
機会があったら今後このブログでも色々と紹介したいと思います。
さて、翻って私の花粉症ですが、なかなか治る気配はありません。
花粉症は一度罹ると絶対に治ることがないので、
兎に角、花粉がなくなるのを待つしかないのです。
こうなったら、いっそのこと腹中にサナダ虫を飼いたいと思っているのですが、
今や、サナダ虫に感染したいと思っても簡単に感染しないのだそうです。
やはり、現代日本において、花粉症は西洋医学の薬で抑える他ないようであります。