つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1108号 つながりあそび・うた研究所30年目を迎えて③ ―二つ目の年度初めに必ず目を通す文章―

2020年04月03日 | 抱っこ通信
 二つ目の文章は、つながりあそび・うた研究所20周年記念誌「ありがとう みんなでつながって」のはじめに書いた文章です。
 
 
 「いま、『つながり』と関わっているということは『つながりのいのち』を『つながりのあゆみ』を受け継いで、創造・発展させ、次へ伝えようとしていることです。
研究所が設立する以前から、きっと大きな流れが、ゆったりとした流れが、そして、雪の下から聞こえる早春の音のようにきっとあるはずです。
 
 その流れとは、なによりも第一にいのちをまん中において、いのちを大切にする流れであり、個人の尊厳を輝かせ、平和と民主主義を守り、発展させるとういう憲法を、暮らしの隅々にいきわたらせようとする流れであり、一人ひとりが自らの主人公、社会の主人公になって、その人らしく、人間らしく生きられるような社会を実現させようとする流れであり、『戦争をしない子どもを育てること、戦争を許さない子どもを育てること、平和を広げる子どもを育てること(私は九条の子どもたちと言っています)』という子育て、保育、教育が、一人ひとりの子どもに寄り添いながら丁寧に展開される流れだと思っています。
 
 そういう流れの中で『つながり(あそび・うた研究所)』は生まれ、育まれてきたことを、そして、多くの仲間たちと共に活動してきたことを誇りに思います。」
 
 
30年目、一粒のしずくから出発した「つながり」が、いくつかのしずくが寄せ集まって、小さな流れになって、いのちの海に確かに向かっていることが信じられ、仲間たちを信頼し、愛せることが幸せです。
 
 そして、新型コロナウイルス感染に先行きに不安を覚えながらも、また、新年度の多忙の中でも、保育現場で子どもたちと真摯に向き合い、寄り添う仲間たちがいることに励まされ、希望が持てるのです。
 
 だからこそ、もう一つの流れ、私たちと違う流れが大きくなって逆流になって襲い掛かってきているいま、手をつなぎ合わせ、声を上げなければならないと思います。つながりあそび・うたの一層の出番だと思っています。
 
そんなことを思い起こしてくれる二つの文章です。
 
 
 さて、来年の4月の30周年に向かって、この流れの中で育てられた自分を、つながりあそびと共に振り返り、まとめたいと考えています。
 
 
【ジャンケン、を一緒に考えてください】
先ほど亡くなった志村けんさんが「8時だよ 全員集合!」の中で、仲本工事さんとのコントの中でジャンケンをするときの掛け声「最初はグー!」は、なぜ、グーでなければならなかったのか、チョキだとだめだったのか、パーじゃいけなかったのか。考えると夜も寝られなくなりますよ。

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